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自分たちの製品を愛することの素晴らしさを学んだ日。

春と秋はすぐに過ぎますが夏と冬は長い…。2月中旬、底冷えする夜。「冬来りなば春遠からじ」とは言いますが、冬の長さを痛感しています。少しずつ春製品をスタートさせていますが、まだ春の気分になるまでには時間がかかりそうです。こんばんは。プラスニド上山です。



毎朝、会社下のスターバックスでコーヒーを買って出社するのですが、今日から「春の桜グッズ」が発売されていました。…が、年々ピンク感が減っているんですよ。



数年前までは「おー、ちょっと早いけど春を感じるなぁ!」と思わせられるほど店内が桜色に染まるのですが、コロナでリモートメインの会社さんも増えて店内のお客さんは間違いなく減っています。



それもあってか、ここ数年はなんとなく季節感をあまり感じないスタバの店内。スタバを好きになったのは毎季節楽しませてくれる雰囲気と禁煙でした。昔はタバコを吸えないカフェって少なかったんですよね。


デザートをはじめ「食べるもの」の用意も最低限で「家でも会社でもないサードプレイス」としての雰囲気がとても好きでした。



ここ最近は客単価をアップさせるためなのか、サンドイッチ系が増えてきて季節感も薄くなり、正直スタバの「こだわり低下」を感じとても寂しいです。



今日ははその「こだわり」のお話。東京ビッグサイトにてライフ&デザイン展が開催されており、足を運んできました。その名の通り、デザインに長けた生活雑貨を作る企業が一堂に介します。


私たちプラスニドの製品のパッケージやサイトなどのデザインは全て自分たちで行い、他社に介入させていません。過去、幾つかデザイン会社と仕事をしたことはあります。


もちろん美大を出た方や凄い方が多く、アイデアをたくさん出していただくのですが、この方々はしばしば「クライアント(私たち)のこと」よりも、いかにして同業者に対して【『こんなデザイン考えてんで!凄いやろ!どうよ!?』のアピールしたい!】と言う気持ちが強いんですよ苦笑


もちろんクライアントのことを考えてくれる方もいらっしゃるとは思いますが、僕は出会ったことがありません。


以降、一切外部は信用しないと心に決め、デザインは自分たちで考えて今に至ります。右脳働かせています笑



そして今日、絹製品や綿製品をお作りになっているたくさんの企業さんを見てきました。「デザイン性がとても素晴らしいのは言わずもがな」なのですが、自分たちの製品に誇りをお持ちでした。



「このデザイン、実現するまでにはかなりコストがかかるだろうなぁ…」と思わせられるものばかり。箱の紙質ひとつ取っても本当にこだわってらっしゃいました。でも「こだわっている?そんなこと当たり前ですけど?」と言わんばかり。


気になる会社さんに話を聞くとやはり「熱く熱く」語られます。とどのつまり、「自社製品を心から愛して」らっしゃいました。


僕はいつも社員、スタッフたちに伝えることがあります。「自分たちの製品に誇りを持って、愛せているか!?」「もし自分たちが愛していなければどうやってお客さまに購入してもらうんや?」と。


僕と同様、今日出会った方々はみんな自社の製品を愛していました。そんな方々にうちの製品を編んでいただきたいと強く感じた1日でした。こだわってます、なんて言わずもがななんですよね。うちもそうです。


細部に凝ると、「え〜〜〜!?」っていうくらいコストが跳ね上がります苦笑 でもそうしないと納得できない、製品愛せないのであれば、そのコストをかけてでも製品の質を上げます。社員に「大将、そこまでやんの?」と思われても、です笑


そして質を上げたらそこが最低ライン。「絶対」下げない。なぜなら、下げたらすぐにお客さまは勘付くんです。


これまで通っていたラーメン屋さんが手抜きをしだしたら「あー…味落ちたな。」って気付くんですよね。「もう行かへんなぁ…」って。自分とこのラーメンを愛してない結果ですよね。


だからプラスニドは自分たちで「これ以下には落とせない」ラインをしっかり引いています。


コストが高くなってもできる限り値上げしたくないです。正直、「値上げせなしんどい!」と思う時は多々、多々(←2回書く)あります笑 でも出来るところまで頑張って高い品質を少しでもお買い求めやすい価格でお届けしたいんですよね。



一般的なものよりは高いとお感じになられることがあるかもしれません。しかし、必ずそれ以上の満足感と品質を追い求めていきます。今後ともプラスニドをどうぞよろしくお願いいたします。





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