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第2回 PLUS KAGA 勉強会 「大聖寺の事前リサーチをしてみよう!」

8月22日からの夏のワークショップの日程が近づいてきました!「大聖寺の事前リサーチをしてみよう!」と題し、今回滞在する加賀市大聖寺の何に興味があるか?を事前に調べてみんなで共有しました。

歴史とアートの町

6期生のみちるが調べてくれたのが、歴史やアート、美術館にまつわることでした。

九谷焼美術館はデートスポット!?ということで盛り上がりました。美術館の茶房は大聖寺のオシャレスポットですね。深田久弥山の文化館鴻玉荘などはお茶のイベントなどは開催されているけど、なかなか若者向けに活用されておらず、もったいないという話にもなりました。

大聖寺は「歴史的風致維持向上計画」が行われており、歴史を生かしたまちづくりが進められるちょうど過渡期となっています。何かこれらが有効活用されるプロジェクトが生まれるといいですねという話にもなりました。

人が集まる場所

6期生のつむが調べてくれたのが、行政的な機能など人が集まる場所というところを深掘りしていきたいという話になりました。

大聖寺はもともと江戸時代に大聖寺藩があり城下町だったという背景があります。もともと昭和の頃までは商店街が栄え人が集まる場所でした。ただ、現在では加賀温泉駅の周辺に人が流れていってしまっている印象があります。

これから大聖寺という場所はどのようにしたら活気が出てくるのでしょうか?大きなショッピングモールができて、商店街が衰退するなどがあったと思うのですが、新しい視点が生まれる良いプロジェクトに繋がりそうです。

町の成り立ちを調べてみる

6期生のふじは、鉄道や街道などについて深掘り、町の成り立ちついて調べてくれました。

まずは、大聖寺は昔から栄えていた町だったという気づきを得たとのこと。鉄道的な視点で言えば、シラサギなどの特急電車は大聖寺駅にも停まるし、通勤需要はあるとのこと。また、鉄道唱歌にも大聖寺が歌われている通り、昔から栄えていることがわかったようです。企業の人員削減などが町の衰退につながっているのでは?という視点もくれました。

また、加賀温泉駅周辺と大聖寺駅周辺の今昔の地図を比較すると、大聖寺駅周辺は全く風景が変わっていないような印象を受けるとのこと。

成り立ちや成り行きについて調べ、常に疑問を持つ習慣があるようで、どんどん大聖寺の成り立ちを深く追求して素晴らしいプロジェクトに発展しそうです。

次回のテーマは「総有について理解を深めよう」ということで、総有に関する本である『土地は誰のものか』を読み、その感想を共有し合うことになりました。次回は8月13日の開催です。




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