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【12月13日(水)20:00~21:30開催】永田町の論理~政治家の行動原理を理解する~

PMIルールメイキングスクールでは、ルールメイキングを学習するための体系的なカリキュラムを提供しています。

第6回は、「永田町の論理~政治家の行動原理を理解する~」というテーマで、12月13日(水)に開催いたします。

単発受講も可能ですので、ご関心のある方は、是非お申込みください。

イベント概要

◆日時:2023年12月13日(水)20:00~21:30

開催方法:オンライン(ZOOM)

テーマ:永田町の論理~政治家の行動原理を理解する~

スピーカー
片岡修平
一般社団法人Public Meets Innovation理事、元・内閣官房参事官補佐、信州大学先鋭領域研究融合群社会基盤研究所特任教員

◆講義の概要
政策立案プロセスにおける永田町の論理として、解像度を上げるための3つのポイントを紹介、参加者の関心テーマを用いたディスカッション。

(1)永田町のキャリア  : これから会う政治家の背景とモチベーションの源泉は何だろうか。会う前、話す前の事前理解。
⇒まず公表情報を読み解く、「当選◯回の意味は?」「政務官って何?、部会長って何?」、収入と支出、次も受かるために地元と東京の時間の掛け方。
⇒党の役職、院内の役職、政府役職を行き来しつつ、当選回数を重ねるキャリア構造の基本を理解する。
⇒次いで、「何が永田町で手柄と見なされるのか」、「手柄を永田町に向けて水面下で作って差し上げている方々」を理解する。

(2)永田町の手柄 (関心ある政策✖️時流に乗せてその政策をアジェンダ化)。
政府の外から、少し動かせる政策の種類は何があるのか(骨太の方針への記載、現行補助金の継続可否、各種規制改革、通達レベルの改正、税制改正(※法律改正を伴うのでハードル高い)などを理解する。
⇒その上で、省庁への有形無形のプレッシャーとは何なのか?、今年はこれをやるべきと世間に目立たせる、政策のアジェンダ化。与党はこれができる(党の部会からの提言、議員連盟からの提言)、野党はこれができる(国会質問、質問主意書、党の提言)、などの概念を理解する。

(3)永田町の論理。企業の人が思いの丈を語ったところ、「で、僕らにどうしてほしいの?パッケージで持ってきて」と言われて終了してしまうことの意味。「何かと言いっぱなしになってしまうことの多い政策提言」
⇒これが困ってるのでなんとかしてほしい(ロビイング1.0、いわゆる陳情)ではなぜダメなのか。
⇒明日から動ける素案になっていない例(財源無視、過去との連続性や公益に資する理由がない、政策提言の解像度が低い、明らかにfeasibilityが低くてやる気が出ない)から

ディスカッションでは、具体なケースを紹介後に、会員の皆様のご関心分野(ICT教育?核融合?ほか募集中)を、より推進するためにどういう論点設定をするとよいか(よし、文科省に提言を出そうなどのタスクだけに陥らないための戦術)をお話しできればと思います。

申し込み:Peatixよりお申込みをお願いいたします。料金は11,000円(税込)です(学生・司法修習生は税込1,100円です)。

PMIルールメイキングスクールとは

PMIルールメイキングスクールは、第一線で活躍するルールメイカーとともに、学び、議論し、つながる実践コミュニティです。
ルールメイキングに関する勉強会を毎月開催し、ルールメイキングを学ぶための体系的なカリキュラムを提供いたします。

ルールメイキングに関心のある方はどなたでも参加することが可能ですので、たくさんのご参加をお待ちしております!

https://pmi.or.jp/legal/


名称:一般社団法人Public Meets Innovation
設立日:2018年10月1日
HP:https://pmi.or.jp/

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