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【活動レポート】PMIルールメイキングスクール10月の活動報告

PMIルールメイキングスクール、10月の活動についてご報告いたします。

PMIルールメイキングスクールでは、ルールメイキングに関する、全12回の体系的な講座を毎月開催しています。

10月は、第4回の勉強会を開催するとともに、番外企画としての勉強会も開催しましたので、それぞれ紹介していきます。

業界・活動団体の作り方~民間から働きかけるパブリックアフェアーズ~

10月10日(火)に、「業界・活動団体の作り方~民間から働きかけるパブリックアフェアーズ」というテーマで、勉強会を行いました。

PMIルールメイキングスクールでは、全12回のカリキュラムとは別に、ルールメイキングに関連するテーマで番外企画も開催しております。

今回は、PMI代表理事の石山とPMI理事の日比谷が登壇し、それぞれの業界・活動団体における経験をもとに、次のような流れで勉強会を進めていきました。

最初に登壇者の自己紹介を行ったのちに、協会・団体はなぜ必要か、団体はどのような活動を行っているのか、立ち上げ・運営のプロセス等について講義を行いました。

講義の中では、団体の収益モデルや、各活動を行う上で気をつけるべきポイント等についても言及され、団体の立ち上げや運営を行う際に役立つ実践的な内容となりました。

講義のあとには参加者からの質問を受けつけましたが、質疑応答をする中でも実践的な知見が引き出され、有意義な時間となりました。

勉強会の最後に撮影した集合写真

スクール第4回「政策形成プロセスを網羅的に理解する~予算編~」

10月24日(火)に、スクール第4回「政策形成プロセスを網羅的に理解する~予算編~」を開催いたしました。

第3回から第5回にかけて、税・予算・法律と霞が関や永田町における政策形成プロセスを学習し、外からは見えづらい政策形成の過程を明らかにしていきます。

第4回は、第3回に引き続き小木曽さんに登壇していただきました。

当日は、次のようなタイムスケジュールで勉強会を進めていきました。

小木曽さんによる講義では、①ルールメイキング/パブリックアフェアーズと予算・税制等の関係、②予算編成という2つのテーマを取扱いました。

①ルールメイキング/パブリックアフェアーズと予算・税制等の関係では、予算や税制といった、一見「ルール」という言葉に含まれないようにも思えるものについて、ルールメイキング/パブリックアフェアーズとの関連性を確認しました。

ルールとは法令だけを指すのではなく、企業や国民は予算や税制、会計基準等にも基づいて動いています。政策ツールとしては法律は数ある手段のうちの1つにすぎず、人々に行動変容を起こさせる手段は複数あり、それら全てをルールメイキングの対象として捉えることができることを学習しました。

②予算編成では、政策形成過程と予算の関係、そもそも予算とは?、予算要求の具体例などについて講義をしていただきました。

政策形成過程と予算の関係では、6月に骨太方針と成長戦略が閣議決定され、これに基づいて12月にかけて政策の具体化の作業が行われるという大きな流れを学習しました。このような時間的な流れや、各段階で採られている思考形式を理解して政策の要望をしなければ、効果的な要望とはならないという点を確認しました。

また、講義のあとはブレイクアウトルームに分かれてディスカッションを行い、これまで学んだ内容をアウトプットし、疑問点を解消する良い場となりました。

勉強会の最後に撮影した集合写真

PMIルールメイキングスクールについて

PMIルールメイキングスクールは、第一線で活躍するルールメイカーとともに、具体的なケースをもとに方法論やナレッジを学び合い、議論し、つながるコミュニティです。

PMIでは、過去2年半にわたって、PMIルールメイキングスクールの前身であるPMI Legal Communityを運営し、ルールメイキングに関する勉強会を毎月開催してまいりました。

PMIルールメイキングスクールでは、2年半のコミュニティ運営によって蓄積された知識をもとに、体系的な全12回の講義を提供いたします。

ルールメイキングについて1から学べるカリキュラムとなっておりますので、前提知識を問わず、ルールメイキングに関心のある全ての方を対象としております。

現在、会員募集中ですので、興味のある方は是非お申込みください!


【団体概要】
名称:一般社団法人Public Meets Innovation
設立日:2018年10月1日
HP:https://pmi.or.jp/

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