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5年ぶりに中国に行ってきた【オタ活編】

学生時代を過ごした中国に、5年ぶりに行ってきました。
今回は「オタ活編」です。

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(前置き)「陳情令」にどハマりした

中国ドラマ「陳情令」に、坂を転がり落ちるようにハマり、もう元の生活に戻れなくなりました。

そこから、主演のお二人(肖战さん・王一博さん)の出演作を観たり、お二人が"代言人"(ブランドアンバサダー)を務めている商品を中国から取り寄せたり、中国の動画・音楽サブスクに加入したり、中国のSNSで情報を追いかけたりする、そんな毎日を送っています。

「陳情令」にハマってから、観るものも聴くものも中国語がメインになりました。

なぜドラマのタイトルにいちいち下線を付けるのか?というと
公式サイトのリンクを貼っています

「あわよくば、観たことのない方がクリックしたらいいなあ」と思っており、下心100%です

しかし、お二人のイベントが海外で開催されることはなかなかなく、代言の商品を取り寄せるのも簡単ではありません。(注文のたびに国際送料がかかり、届くまでにも時間がかかる)

「イベントに合わせて中国に行ってオタ活したい・・・!😇」と考え続けていました。

中国に住んでいた時は、1分たりとも中国のドラマを観たことがなかったのにたのに、、

日々、「今すぐ日本に帰りたい」とホームシックを発揮しながら、日本エンタメ情報ばかり追いかけていたのに、、

当時の自分に「お前は日本に本帰国した後に中国の俳優にハマって生活が狂うだろう」と言っても信じないはず

今回は、今年1月からようやく入国後の隔離が無くなったので 家族に会う目的で中国に行ったのですが、
着いてみると毎日がお祭りでした。

中国に到着

まず、飛行機が着陸した時点で、「今・・・!!!二人と同じ大陸に・・いる・・・!!!!!」と涙がこみ上げました。

今回イベントに行くわけではないけどね・・!!!
物理的な距離が近くなっただけで喜ぶオタク

代言の商品がどこにでも売っている

コンビニでも、

スーパーでも、

わああああああああああああああ

中国で生産されている商品を、現地のお店で買えるのは当たり前なのですが、、、いつも中国から取り寄せるか、日本の中華食品スーパーで必死に探していた代言の商品が、「通りかかったお店で普通に販売されている」というのは夢のようでした。
コンビニやスーパーに入るたび、新鮮に感動してしまいました。

ネット通販でも買い物しました。
注文から2日くらいで届きました。

↑お肉が入っていて日本から買うのが難しかったので、ついに食べられて嬉しかったです。

ショッピングモールが楽園

今回の滞在で、複数のショッピングモールに行きました。

もう、行く先々に、、
お二人のパネルやポスターが、、、

アアアアアアアアアアアアア

ギャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こんなん、テーマパークですやん
一日中いられる

日本で広告が見られるチャンスというと、TOD'S銀座店でのイベント(肖战さんのムービーが店頭で流れる)。ムービーは期間限定のため、一回一回のイベントが貴重なチャンスです。

今まで、私にとって広告とは「事前に情報を得て見に行くもの」だったので、歩いていたら広告が視界に飛び込んでくるという現象に脳がバグを起こしそうになりました。

道行く人は広告を素通りしていくが、、これがどんなに幸せなことなのか伝えたかった

TOD'S上海店にも行った

TOD'S上海店に行った日は、ちょうど肖战さんの新規ビジュアルが公開された日で、肖战さんと同じコーディネートのマネキンがディスプレイされていました。

店員のお姉さん曰く、肖战さんが履いていた靴は、レディースサイズは即売り切れ。メンズサイズも女性が買っていくので無くなりそうとのことでした。(飾るのかな??????)

改めて中国ファンのパワーに圧倒されました。

店員のお姉さんが、「これが今日公開された写真で战战が持っていたバッグですよ~」と教えてくれて
「あっ・・こっちだとTOD'Sの店員さんも战战呼びなのね😌」とほっこりした

映画「无名」!!!

6回観た

中国で春節から公開されている、梁朝伟さん・王一博さん主演の「无名」(無名 / Hidden Blade)を観に行きました。

今気付いたけど
この白くて丸いスペースはなんだろう
頭を入れるんじゃないよね
  • 通常のスクリーンで3回

  • IMAXで2回

  • ファン主催の貸切回で1回

ほぼ毎回違う映画館で観ました。

上映開始前のCMから楽しい

他の映画の予告が流れるのかなと思っていたら、GUCCI、冰红茶、SuperXのCMが流れて、映画館の巨大スクリーンに王一博さんと肖战さんが映り、ヒィ!!!!!と声が出ました。

代言、バンザイ!!!!!!!!!!!!!!

ノーモア映画泥棒!みたいな注意事項はやらないんだなあ

GW公開予定の王一博さん主演「长空之王」の予告が流れる映画館もあって、あちこちで「わあああ!」と声が上がっていました。

何度でも観たくなる

日本でまだ上映予定が無いため、本編のネタバレは控えますが、観れば観るほど深みにはまる作品でした。伏線の張り方に、度肝を抜かれました。

私は一年に1~2回くらいしか映画館に行くことがなく、この人生で何度も観た映画は千と千尋だけなのですが、「无名」は観終わる頃に「よしもう一回観よう!!!!!」と自然に思わせる、恐ろしいほどの中毒性がありました。滞在期間がもっと長かったら、さらに観ていたと思います。

映像美にもため息が出ました。
日本で公開されたら、語りたいことが山ほどあります。

時系列は複雑で、初回で完全に把握するのは難しかったです。初回の鑑賞後は、百度(Baidu)や微博(Weibo)で考察を読み込んで、二回目に臨みました。
映画で起きたことを時系列順に整理しつつ、歴史的背景と共に解説してくれている投稿があり、とても助けられました。

理解を深めてから観ると、「この会話がここに繋がってたのか!!」「このシーンはここから来てたのか!!」と腑に落ちることが多く、初回では気付かなかった伏線にも気付けるようになり、程耳監督の技術に感服しました。

すっかり程耳監督のファンになりました。今後も王一博さんと共演があるということで、ガッツポーズです。

そして、

Movie Star WANG YIBO・・・

この作品を観て、
王一博さんへの"好き""尊敬"
大気圏を突破した

王一博さん演じる叶先生がカッコ良いという言葉に収まりきらないくらいカッコ良くて、思わず拝んでしまいました。
どうしたらそんな表情できるのですか??二次元からいらしたのですね??と不思議に思うくらい、一つ一つの表情が""圧倒的、美""で、呼吸困難になりそうでした。

アクションは迫力があり過ぎて毎回心臓がバクバクしました。
どの回でも、私の周りに座っていた、初めて観たであろう人達が「えっこれは演じてるんだよね??」「生きてるのか????」と心配する声が聞こえてきたレベルです。

日本語の台詞はイントネーションが自然で、スッと耳に入ってきました。
第一声を聴いた時「うっっっっま」と呟いてしまった。本当に感動しました。

叶先生と、王一博さんが出会えたことに、心から感謝です。
「もっともっと王一博さんのお芝居が見たい」と改めて思いました。
これからの作品も楽しみで仕方ありません。

IMAX

上海で一番大きいらしい?IMAXでも観てきました。

この大きさ、、伝わりますかね、、???!!
最後列まで行って、ようやくカメラに収めることができたスクリーンです。横20mほどあったかと。極上の鑑賞体験ができました。

ちなみに、上の写真は、映画が始まる前に流れていたファンの応援スクリーン(っていうのかな??)です。
応援スクリーンって、どうやって出すんだろう・・・熱量が半端ない

ご本人の歌も流れていました。私が席に着こうとしたタイミングで「忘羨」が流れていて泣きそうになった。

この上映回はほとんどの観客がファンだったので、リアクションのタイミングが周りの人とシンクロすることが多く、鑑賞会に参加しているみたいで楽しかったです。

ファン主催の貸切に行った

中国ファンの方が主催している、貸切上映の回も観てきました。
応援スクリーンもですが、「ファンが貸切を主催」という文化、すごい・・・しかも中国各地でバンバン行われていました。

チケット封筒がCOOL

ファンが作ったポスター展示、オリジナルのグッズやチケット、抽選会、映画上映後の特別映像、合同撮影などなど、豪華企画満載で楽しすぎました。合同撮影の時に特大横断幕が出てきてひっくり返るかと思いました。

また、ご本人のぬい🧸を持って観ている人が多く、この会場だけで何体いるんや・・!?と圧倒されました。

私は強火のオタクを見るのが好きなのですが(元気が出るので)、強火と強火が合わさって燃え盛るキャンプファイヤーの炎みたいなオタクたちと同じ空間で時間を過ごせて、元気いっぱいになりました。

中国のファンが温かかった

IMAXや貸切などの情報は、中国のSNSでファンの人から教えてもらいました。

今回どうしてもファン主催の貸切で映画を観てみたかったのですが、観客を「ファン限定」にするため、貸切回は一般のチケットアプリからは取れないようになっていることが多く、、

中国に着いてから数日はバタバタしていたので、私が調べた時には、既に募集を締め切っている貸切回がほとんどでした。

そこで、中国SNSで「なんとか参加できる方法はないでしょうか???🙇🏻‍♀️」と聞いてみたら、「この回のIMAX取るといいよ!」「チケット譲るよ!」と温かく声をかけてくれた人たちがいて、無事参加できました。

思い切って聞いてみて本当に良かったです😭
教えてくれたファンの人たちに感謝です。

日本での公開を願う

これを書いている2月時点では、まだ日本での公開予定が無いのですが、「无名」上映または配信が決定する日を心から待ち望んでいます。

公開されたら通う!!!!!


また行きたい

中国に好きな俳優ができてから初めて行った中国。思い出が沢山できました。
何より、気軽にオタ活ができる環境があったことで、「ふとした瞬間に感謝の気持ちが湧き上がってくる」ことが何度もあり、心の健康度が爆上がりしました。

次は4~5月に開催される舞台を観に行きたいです。
いや、行く(言霊)。

🌹ここまで読んでくださってありがとうございました!

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