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街/山/家で★深読み(街角エッセイ)

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街を徘徊していると、いつもの何気ない光景の中に、ふと引っかかるものがある。何の役にも立たないが、誰の迷惑にも(たぶん)ならない《妄想》写真帳。 《街》で始まった徘徊は、《山》道へ… もっと読む
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記事一覧

【十年一日】(新釈ことわざ辞典)記事版

まさに忠犬ハチ公の世界。 飼い主の死後も渋谷駅に十年間通い続けたというけれど、 「どうも……

Pochipico
13日前
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善福寺川緑地で桜を愛でる(街で★深読み)

昨年暮れのクリスマスに冬枯れの杉並を図書館から大田黒公園へと徘徊しましたが、 かんやんさ…

Pochipico
1か月前
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名古屋は空の玄関でもモーニング・サービスに小倉トースト(街で★深読み)

愛知県には中部国際空港だけでなく、名古屋北部に隣接して県営名古屋空港があります。前者が東…

Pochipico
1か月前
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あんこは自販機だけじゃなかった(街で★深読み)

名古屋市北区天道町の館林製餡さん前に置かれた『あんこ自販機』について、これまでに①目撃情…

Pochipico
1か月前
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教会音楽と文化のみち(街で★深読み)

先週、高校時代の友人に誘われ、別の友人がチェンバロで参加するミニ・コンサートに出かけまし…

Pochipico
2か月前
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ランチ定食にも『1000円の壁』あるのでしょうね…(街で★深読み)

近ごろ外食ランチでよく行くお店が名古屋の黒川ガスビル地下の厨一里: 本来は夜メインの居酒…

Pochipico
2か月前
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正月から節分への「映え」を衣替えする神社(街で★深読み)

神社にはそれぞれ『強み』というか『専門』というか、『ウリ』がありますね。 例えば、以前記事にした『伊奴神社』は安産祈願の神さまで、妊婦を含む一家が産前はもちろん、産後のお礼参りにも訪れています。 名古屋に別小江神社という、延喜式神名帳にも載っている、由緒ある社があります: 節分の日に通りがかると、何やら入り口がいつもと…… おかめ(お多福とも)が口を大きくあけています。 その口をくぐって境内に入るのはなかなか楽しく、小さな子連れの一家がおかめさんの前で写真を撮っていまし

新宿西口で忘年会&遠足企画(街で★深読み)

昨年暮れの話になりますが、上京した(という表現、少々不愉快ですよね……なんで東京が『上』…

Pochipico
3か月前
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『刷り込み』が解けたので、この日はパニーニ、でも『定義癖』問題が…(街で★深読み…

映像から刷り込まれたパンケーキを目当てにモーニングが1時間しかないカフェに出かけた話を書…

Pochipico
3か月前
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パンケーキの『刷り込み』(街で★深読み)

映像で観た食品を無性に食べたくなることがありませんか? 脳構造が単純な私だけに起きる現象…

Pochipico
3か月前
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自販機あんこを買ってみた(街で★深読み)

散歩中に『あんこ自販機』なるものを発見したレポートを書きました: 帰宅して、 「ああいう…

Pochipico
4か月前
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冬枯れの杉並を歩く(街で★深読み)

クリスマス・パーティーに招待を受けた翌日の晩は、高校時代の友人が忘年会を企画してくれまし…

Pochipico
4か月前
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クリスマス・パーティーにお呼ばれをして(家で★深読み)

もちろん、先週末の話です。 クリスマスパーティーに招待され、力の入ったお料理をいただきま…

Pochipico
4か月前
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リモート講義は『パケ死』など学生側の負担も大きかった;でも「Let's look at the bright side!」(家で★深読み)

リモートで学会に参加するのは、遠隔地に住む参加希望者にとって、時間もお金も節約になり、いいことばかり!という記事を書きました: ただしこれは、学会や講演会を聴講する場合であり、学生がリモート講義を受ける場合は事情が異なります。 2020年にコロナ禍が始まり、対面講義が制限された時、私は大学院で英語による科学技術論文作成・プレゼン発表に関する講義を持っていました。 もちろん、コロナ禍で突然始まった、という事情がありますが、通信環境や端末の有無という、『環境格差』によって学