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新釈ことわざ辞典

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「つぶやきフォーマット」で始めたこの辞典。140文字に収まらない楽しさを含めた記事版を、このマガジンでご覧ください。
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記事一覧

【十年一日】(新釈ことわざ辞典)記事版

まさに忠犬ハチ公の世界。 飼い主の死後も渋谷駅に十年間通い続けたというけれど、 「どうも……

Pochipico
13日前
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【枯れ木も山のにぎわい】(新釈ことわざ辞典)記事版

大学の名誉教授。会社の相談役。外郭団体への天下り官僚(これが一番始末が悪く、枯れ木にせっ…

Pochipico
2週間前
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【鉄は熱いうちに打て】(新釈ことわざ辞典)記事版;オスマン帝国《イエニチェリ》の…

暴力教師やパワハラ上司の自己弁護。 このことわざには二つの意味があるそうです。 A. 精神が…

Pochipico
1か月前
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【口自慢の仕事下手】(新釈ことわざ辞典)記事版

有能な経営コンサルタントに惚れ込んで後継者に据え相談役に退いた創業者が、権限移譲後ほどな…

Pochipico
2か月前
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【据え膳食わぬは男の恥】(新釈ことわざ辞典)記事版

既に異臭を放ち始め、周りの誰もが警戒して手を付けない《据え膳》に、我慢できずかぶりついて…

Pochipico
6か月前
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【笛吹けど踊らず】(新釈ことわざ辞典)記事版

今回は、お相手の男性がさすがにシニア過ぎたのでは……? 高校時代の同級生が内科のクリニッ…

Pochipico
7か月前
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【触らぬ神に祟りなし】(新釈ことわざ辞典)記事版

満員電車では両手を上空に上げていなさい、という教え。 これはきわめて重要なことわざで、通勤ラッシュ時に電車やバスに乗らなくてはならない人びとは(主に男性だが今や女性客も)、冤罪回避のため、座右の銘とした方が良いでしょう。 この項目に、ぺれぴちさんからコメントをいただきました: ご存じのように、【李下に冠を正さず】とは、スモモの木の下で頭の上の冠を直そうとすることは、スモモを盗もうとしていると誤解されるから避けるべきであるという故事に基づき、誤解される紛らわしい行為はさけ

【前門の虎、後門の狼】(新釈ことわざ辞典)記事版;花粉から逃れたつもりだったのに…

または、 【追っ手を防げば搦め手へ回る】 スギにもヒノキにも弱いので毎年2月初めからGWまで…

Pochipico
1年前
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【顔で笑って心で泣く】(新釈ことわざ辞典)

サラリーマンの日常生活(こんなことばかり……)。 でも、サラリーウーマンは、もっと……。

Pochipico
1年前
39

【失敗は成功のもと】(新釈ことわざ辞典)記事版

失敗ばかりで成功する見込みのない人を慰める時に使う言葉。 本当に失敗ばかりしている人がい…

Pochipico
1年前
59

【適材適所】(新釈ことわざ辞典…というより四字熟語)記事版

誰が見ても《私的な理由》以外に《理由》が説明できない人材配置について《理由》を問われた公…

Pochipico
1年前
36

【出る杭は打たれる⇒曲がった釘は抜かれる】(新釈ことわざ辞典)記事版

「出る杭は打たれる!」 たいして出てもいないし、打ってもいないのに、こう言って騒ぎ出す新…

Pochipico
1年前
34

【口は災いのもと】(新釈ことわざ辞典)記事版

スパコンのシミュレーションで飛沫の拡散プロセスが明らかになり、格言の正しさが立証されまし…

Pochipico
1年前
40

【正直の頭(こうべ)に神宿る】(新釈ことわざ辞典)記事版

多くの場合、貧乏神である。 (……ならまだいいけれど……《死神》?) 私は嘘をついたことがない。 ── というのはもちろん、《嘘》です。 「もちろん」と書いたのは、「嘘は誰でもつく」と誰もが思っているからです。 自分がつく嘘は、深刻なものでない限りほとんど気にならないが、政治家など公的な人物が嘘をついたりすると非難する。 ただ、公的な人物ほど、苦労して得たその地位を守りたいから ── すなわち「保身」のために嘘をつく。 でも、日本の政治家がつく嘘なんて、奥さんが幼稚園