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ほぼ半世紀ぶりに踏んだ上州の地はいたるところに《ぐんまちゃん》が待ち伏せしていた (山で★深読み)

旅好きで、10代から日本列島あちこち放浪している私ですが、砂川さんの領地、上つ手野国/上州/群馬県には、なんと、50年近く行っていないのです。

正確に言えば、仕事で新潟に行く際に「通過」はしているのですが、上州に《降り立つ》のは、おそらく、18歳の時に、
➀福島県桧枝岐ひのえまた村の山小屋でバイトしようとした帰路、尾瀬ヶ原に立ち寄った時。
➁佐渡島に行く途中で上越線土合駅に下りた時。
の2回。
しかも、➁はほとんど降りただけで、宿は隣の新潟県側ユースホステル「土樽山荘」に泊まったので、➀のみ、尾瀬のみ、と言った方が正しいかもしれません。
➀でさえも、バイトを断られたので(この山小屋で知り合ったちょっとエッチなお姉さま方も面白かったのですが、それはいずれまた……)時間が余ったので感もあり、最初から尾瀬を目指したわけではありません。

なぜだろう? 群馬県って、よそ者から見て、そんなに魅力がないのだろうか? たまたま、私ひとりが行っていないだけなのだろうか?

観光で行きたい都道府県ランキング2020によれば、47都道府県中、群馬県は、43位(2019年)→45位(2020年)と低迷している。
一方、都道府県魅力度ランキング2021によれば、群馬県は、40位(2020年)→44位(2021年)とやはり……。
ライバル(と言っていいのかどうか……)はどちらも、佐賀県、埼玉県、茨城県あたり。

まあしかし、
「余計なお世話だ! 来たくなきゃあ、来るな!」
── ではありますね。

今回のメインはほぼ半世紀ぶりの尾瀬ヶ原再訪です。
残雪もある中、《水芭蕉》が咲き始めたところでした。
信州経由で上州入りしましたが、信州で訪れたのは、これまたジャスト半世紀ぶり!の池畔キャンプサイトでした。

そのあたりの旅日記はおいおい書き進めますが、上州で驚いたことを:
ホテル、ドライブイン、高速SAなど、至る所で待ち伏せていた、

《ぐんまちゃん》!

《ぐんまちゃん》がいっぱい!
かつてのスター《高崎だるま》モノを傍らに押しのける《ぐんまちゃん》!

うーむ、ひょっとしたら、あのスーパースター《くまモン》を、同じ「動物ゆるキャラ」仲間として意識し、追いつけ追い越そうとしているのではないだろうか?

Youtubeで調べると、この大スターとの共演風景もアップされている。

しかし、演技力で負けているような……。

でも、「お土産グッズ」の中で《ぐんまちゃん》のステージの高さを見ると、

「いつまでも40位台に甘んじてはいないぞ!」

《ぐんまちゃん》を起爆剤に、一気に赤城山のふもとから頂上を目指そうという、群馬県民の意気を感じましたね。

でも、はっきり言って、ぐんまちゃん、キャラ自体にはあまり魅力がない(スミマセン m(__)m)。
砂川さんの買った「熊よけぐんまちゃん鈴」だったり、あるいは小銭入れだったり、

《使えるグッズ》

に注力されることをおススメします!

砂川さんは、この鈴で無事、地蔵岳から帰還したらしいし……。

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