伝わるアイメッセージ
アサーションの基本はiメッセージと言われる。
「私」の「I」で始まるメッセージのことだ。
「あなたは〇〇してくれない」ではなく「私は〇〇してほしい」と言う方が、角がなく伝えることができる。
それはわかっているつもりだったが、今までの私のアイメッセージはいまひとつ力がなかったのかもしれない。
定年を過ぎ、パートでありながら結構な責任を負わされるのはどうなんだろうと思う。
そんな思いを助教や教授に伝えようと思った。
「あなたが仕事を丸投げするから、嫌なんです」
ではなく、
「私の負担が大きくて、仕事をこなすのが限界超えてます」
そんなアイメッセージで伝えた。
ただ教授との打合せでは、赤裸々にズバズバと「もう無理かもしれません」と。
そこで「長い間、お疲れ様でした」とならないのは、嬉しくも残念であるのだが、状況は変わりつつあるようだ。
ミタライが辞めるかもしれん、ヤッベー、そう思ってもらえたなら有難い。
「〇〇買います」だけだったメールが、何をどのようにしたいかを説明してもらえるようになり、それならこちらも動けるようになった。
コミュニケーションをサボるなよ!
そう言いたいが、それはもしかして自分にも言えることだったかもしれない。
会えない、メールする時間も取れない、ないないだらけで途方に暮れそうだった日々が、少しいい方向に動いているようだ。
気づいてくれる人がいる一方で、やはり黙っていたら伝わらないと感じている。
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