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ありがとうから始まる

カウンセラー仲間に誘われて、ワークショップに参加した。

準備していくのは「ありがとうと思ったこと」とある。

参加者は舞台関係の方々と聞き、一旦は尻込みしたんだけれど、思い切って出かけることに。

4、5人のグループに分かれて、テーブルを囲む。
人前に出る方が多いせいか、アイスブレイクなしの即スタートだ。

私が話したことは、職場や家で「ありがとう」と言われたら嬉しいのに、自分から言ってるかな?という反省。
小さな感謝に敏感でいたい。
思ったら口に出して言おうという、再確認の発信だった。

全員が話し終えるころ、メンバーをシャッフルする。
そしてまた、情報共有しながら話を深めていく。

途中、少し話題からズレそうで「あ、いやちょっと関係ないこと思い出してしまって」と言う私に、「なになに、話して〜」と勧めてくれるファシリテーションが心地よかった。

3テーブルを終えたところで、机に広げていた模造紙が壁に貼られる。
それを見ながら、再び自分の気づきをまとめる。

初対面が苦手でも大丈夫という配慮が感じられて、不思議なほど楽しい時間だった。


【ワークショップでの私の気づき】

⭐︎相手の話は最後まで聞こう(話を奪わない)というお約束が、自然に行き渡っていて気持ちよかった。

⭐︎時間や自分の心に余裕がないと、ありがとうを忘れがちになる。

⭐︎親に「ありがとう」が言えないのって、何なんだろう。
なぜか素直に言えなくて、親はもういないんだけど。

⭐︎「ごめんね」のうち、本当は「ありがとう」だという場面がある。
そんなときは、謝るんじゃなくて「ありがとう」と言おう。

⭐︎相手の話を肯定的に聴こう。

⭐︎コミュニケーションのうち言語からの情報は2割、あとはノンバーバルだ。
声色、うなづき、姿勢を意識しよう。

⭐︎自分の発する言葉は、言魂。

⭐︎誘ってくれて、ありがとう。
名刺を受け取ってくださって、ありがとう。
このご縁に感謝します。


何人かの発信が化学反応のように変化したり増幅したり、ありがとうが深く濃くなった。


世界の山ちゃんと教会の見えるビルから

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