マガジンのカバー画像

【書くこと・ことばのこと】

30
書くことや、ことばについて、思いをめぐらせたり遊んだり。
運営しているクリエイター

記事一覧

旅のこと、本のこと。──『僕が旅人になった日』発売に寄せて【エッセイ掲載のお知ら…

20代後半のころ、会社を辞めて長い旅にでた。 ありがち、と笑うだろうか。べつにそれ自体は全…

【初心者】文字書きが初めて文庫エッセイ同人誌を完成させるまでにお世話になったリン…

※このnoteは、”同人誌など「紙の本」を自主制作してみたいけれど、まだ一度もやったことがな…

小さな本を作りました(創作って楽しい)。

こんなときだから、と世の中のみなさんが大変役に立つすばらしい事業や企画などを立ち上げられ…

【お仕事紹介にそえて】ちょっとした昔話と、あるみかん農園の話

企業も組織もストーリーを発信するべき時代、なんて言われてひさしい。 わたしがフリーランス…

世界はときどき、まぶしすぎるから(定期マガジンでたいせつにしていること)

さてさて定期購読マガジンなるものを始めてみたのはよいけれど、いったんクローズドな場をメイ…

しずかな場所がほしくて(定期購読マガジンはじめます)

こんなことを言ったらごうまんに思われるだろうなとか、あらぬ方向から批判されたりするんだろ…

エッセイになる気持ち

おなじみ(?)プログラマの夫が、1週間ほど前から突然、エッセイめいたものを書きはじめた。 これはわたしにとって青天の霹靂である。 いや、だって。これまで彼が書くものといえば、技術の話とか、関わっている仕事やプロジェクトの、ものっすごい細かいポイントについて説明したいがための話とか、またはこういう言葉の使い方には違和感があるとか、とにかく「伝えたい主題や思いがはっきりしている文章」が多かったのだ。 それは文章としてはとてもしっかりとしているのだけれど、ただ妻のひいき目から

その文章は正直か

作品づくりにおいてはいつも「真実は何か」を探っていくのだと、過去にテレビで宇多田ヒカルが…

出会えるひとの数にはかぎりがあるから

わたしは千葉の片田舎生まれで、東京のマンモス大学に通い、東京の会社に就職した。そのあと1…

書きたいことを書かずにはいられない

さてnote酒場のことを書こうかなと思っていたのだけれど、吉玉さんのこのエッセイを読んで、い…

行き当たりばったりでもだいじょうぶ

書きたいことはやまほどあるのに、何からことばにしていけばいいかわからない。 書きたいよう…

『育児短歌』という提案

わたしは娘が1歳を過ぎてからときどき『育児短歌』なるものをnoteにアップしているのだけれど…

慣例よりも、自分の脳みそで考えたい【浅生鴨さんインタビュー 編集後記】

先日アップしたかもさんのインタビュー記事が、予想以上に読まれている。 note公式のおすすめ…

note愛についての補足。

noteはわたしにとって、心の拠りどころのような場所である。 とつぜん何を言い出すのかという感じだが、昨日「非公式noteオフ会@福岡meetup」に参加させてもらって、個人的に抱えているnote愛をうまく消化しきれないままタイムアップとなってしまったので、ここにぽつり、書いておこうと思った。「ほ、ほんとうは、こんなことも思ってるんです、しゃべり下手すぎて言えなかったけれど」と。 そう、だいたいにおいて、わたしはリアルで「話す」ことに向いていない(接客や取材は好きだが、あ