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マガジンをテーマ別に整理してみた

ライターの端くれとして、今年はnote経由でのお仕事依頼も増やしていきたいのでありますよと夫に話していたら、まず前提として、しごくまっとうな指摘をうけた。

「お前のnoteは雑多すぎて、いったい何を書けるやつなのか初めてのひとに極めてわかりづらい。せめて書けるテーマがぱっとわかるようにマガジンの分類をもっとちゃんとしろ」

思い当たりすぎてぐうの音もでない。

いや、実際はもっと愛とオブラートにくるまれたやさしい表現であったのだが、意味を要約するとこうだろう。

うん、ほんとうはもっとね、あたたかい口調でやさしかったんだけどね。仮にも文章を書く仕事をしてきたのでね、話者のもっとも言いたいことをつかむってのは、染み付いているもんでね……。

* * *

まあそんなわけで、自分でも前々から気にはなっていたし、そろそろマガジンの整理をしようと思い立った。

そもそもわたしがマガジンを設定したのは、noteのアカウントをつくって間もないころ。「マガジン」の役割もあまりつかめていなかった。

当時は今より写真のアップが多かったので、文章中心の雑文は「エッセイ」でひとつのマガジンにしておけばいいよね、くらいの感覚で、そこになんでもかんでもつっこんできたわけだ。

しかし現在、わたしのnoteの公開済み記事は347記事。内容も圧倒的に「文章」のコンテンツが増えてきた。

自分でも過去の記事をさかのぼって探すのはひと苦労だし、なんとかしたいなあと思っていたところ。

ならばこの機を逃すまいと、重い腰をえっこらしょとあげて、過去の記事をテーマ別に整理してみた。

(※ちなみにnoteの「マガジン」本来の醍醐味は、「他の方の記事も入れることができる」というところにあると思っているけれど、今回はまず、「とっちらかり過ぎている自分の記事を整理する」という目的だけにフォーカスすることにした。一度にぜんぶやろうとするとパニックになる性質です)。

* * *

今回、エッセイ内容の整理を目的に作成したのは以下のマガジン。

◯育児・親子
◯食べもの
◯暮らし・健康
◯日々の見方・思考の断片
◯仕事
◯書くこと・ことば
◯いつか子どもに読んでほしい
◯夫婦
◯インタビュー
◯ぽこねん的よく読まれたnote集

見るからに、コンサルまわりの方々からはMECE(モレなくダブりなく)じゃないと怒られそうな階層バラバラの分類であるが、許してほしい。

とりあえず今回の整理で重視したのは、はじめてわたしのページを訪れ、「育児関連記事だけが読みたい」「食べもの関連記事だけが読みたい」「よく読まれた記事だけが読みたい」みたいな特定ジャンルだけを読みたい方が、そのマガジンに行くことで、ストレスなく関連テーマにたどりつける、というところである。

ひとつのエッセイで、複数のマガジンに入れているものもあるのはそういう理由からだ。

たぶん、もっとうまい分類があるんじゃないかと我ながら思ってもいるのだけれど、今のところはこれでやってみて、また思うところがあればちょこちょこ再編していきたい。

* * *

ところで過去のnoteをこの中に分類してゆくという地味な作業をするなかで、期せずしてこの3年ほどを駆け足で振り返ることになった。

最初は上の分類でいうとほとんどの記事が「日々の見方・思考の断片」以外の何ものでもなかった。子どももいなかったし、結婚もしていなかったし、「夫婦」や「育児」なんてテーマは、自分の中に存在すらしていなかった。

そしてこれらのテーマは、自分の中にあるかと思いきや、他者とのかかわりあいではじめて生まれたテーマだ、ということも改めて認識できた。

夫やこども、友人、知人。誰かとかかわりあうことで、ひとはその違いに接し、自分の輪郭を知るのだと思う。ひとりでは気づけない、意識することすらなかったことに、誰かの存在をとおして気づくのだ。

* * *

そんなわけで、はじめましての方や、最近見つけてくださった方にはちょっとでも、どんな内容を書いているやつなのかがわかりやすくなれば嬉しいです。

そして、いつも見てくださっている方には、ええ、とくにいまさら何も新しい情報のないnoteでした。いつも、雑多すぎるnoteを見守ってくださってありがとうございます。テーマ別に整理したからといってそれにひっぱられすぎずに、これからもあいかわらず雑多にいきたいと思います。

今日も、よい日を!


自作の本づくりなど、これからの創作活動の資金にさせていただきます。ありがとうございます。