すい

2002年生まれ/ 言葉は、私のなかを漂うものたちの入り口となり、出口となってくれる、…

すい

2002年生まれ/ 言葉は、私のなかを漂うものたちの入り口となり、出口となってくれる、そんな存在。ここは、行き場をなくして漂うものたちの居場所。

マガジン

  • 好きなものたち

    自分の好きなモノ、コトについて書いたのをまとめています。好きな音楽、映画、本、時間、食べ物... 好きなあれこれの記録。

最近の記事

  • 固定された記事

2024年 4月の振り返り

4月の振り返り。 一年の中でも4月は私の好きな月だから、過ぎてしまうのが惜しい。次の4月まで、また長いようで短い一年が紡がれていく。長くて寒い夜を超えてようやく訪れた春は、見惚れてしまうほど鮮やかな桜の花びらを添えて、私の心までも春色に彩った。 4月初旬、大学の授業が始まった。ようやく自分が4年生になったことを自覚しつつある。写真フォルダを遡って4年前の今頃に辿り着くと、いろんな感情が溢れてくる。何が待っているのか楽しみで仕方なかったあの頃の未来の4分の3を、私はもう通って

    • 夢のなかの話

      何日か前に、不思議な夢を見た。 自分が自分ではない誰かになっていたような気もするし、自分は出てこなくて映画監督みたいに全て知りながら傍観していたような気もする。よくは覚えていない。 その夢の中で、誰かがこんなことを言った。 ”頭の中に憂鬱がいて、その子が頭の中を食べるんだよ” ”ほら、あの人もそのせいで…” そう言われたある人が、 ”いや、僕は正常だ。病気になんかなってない” と言っていた。 夢から醒めた私は、妙な気分だった。その夢のせいで、なんだか一日中ぼーっとしてい

      • 大学4年の春

        長い長い春休みが終わって、大学の前期がスタートした。気づいたらもう最高学年になっている。大学4年生。随分と遠くにあると思っていたものが自分と重なっては通り過ぎていく感覚。自分は変わらないのに、周りの景色だけ変わっていくみたい。時の流れに実感が追いつかない。現実と夢の境界線はいまだに曖昧なままだ。 泣いても笑っても学生最後の一年だから、大事に生きたいと思っている。最近は、卒業制作のテーマや方向性について決めていくために、週2回ゼミで集まっている。毎回その時点での進捗状況や、考

        • 2024年 3月の振り返り

          3月も瞬く間に過ぎていき、気づいたら振り返りnoteを書いている。3月、自分の中で勝手に決まったテーマソングは、BTSの「봄날 Spring Day」だった。冬の終わりが近づき、春を待ち望む季節に聴きたくなる曲。自分の心情も歌詞とリンクして、より意味深い曲になった。 3月の上旬は実家に帰省していたのだが、久しぶりに風邪をひいてしまい、家族と過ごす時間はまともに取れなかった。それも、随分とひどく風邪をひいてしまったようで、喉は痛いし、声も出ず、1週間ほど安静にしているしかなか

        • 固定された記事

        2024年 4月の振り返り

        マガジン

        • 好きなものたち
          1本

        記事

          2024年 2月の振り返り

          2月が終わってから随分と経ってしまった。定期的に更新しようと思っていたこのnoteも、疎かにしていまっている自分がいる。でも、悲観はしない。今更ではあるが、2月の振り返りを綴ろうと思う。 2月、何だかんだ忙しかった気がする。2月前半は、大学の課題、主にレポートに追われていた。本当に直前にならないと手をつけない自分の性格を、いい加減治したいと思っている。提出に間に合うかどうかギリギリのところで、今回もなんとか期日までに提出した。 レポートを書き終えたご褒美に、映画を4本レンタ

          2024年 2月の振り返り

          星の王子さま

           宇宙とか、星について想像するのがある時から好きだった。広い宇宙、遠くにある星。そういうものについて考えていると、「星の王子さま」のことを思い出す。 星の王子さま(サン=テグジュペリ作)を初めて読んだのは、高校3年生の最初の頃だったと思う。コロナ禍で、どこへも行けずに、家の中で過ごしていた頃。時が止まってしまったように思えたけど、大学受験は着々と近づいてくる。何のために、何をやっているんだろう、そんなことをいつも一人で考えていた。 私にとって、星の王子さまとの出会いは、と

          星の王子さま

          2024年 1月の振り返り

          あっという間に2月がやってきた。 さて、1月はどんな日々だったのか振り返ってみようと思う。 私の1月は、どん底まで落ちた。 新年早々、世の中で色々な出来事があって、なんだか落ち着かないまま今年が始まった。昨年は、自分の中で大きな経験になったことがたくさんあって、変化も大きな一年だったけど、その体験をまだ自分の中で消化しきれていないまま、次の年に突入してしまった感覚だった。 それでも、年始は実家で家族といい時間を過ごせたと思う。だけどどうも無気力で、やるつもりだったことは

          2024年 1月の振り返り

          早寝早起きという概念

          私は、早起きが苦手だ。というか、朝起きるのが苦手だ。私にとっては朝起きるという行為が、1日の中で一番苦痛であると言っても過言ではない。そのせいで、これまで随分と苦労してきた。幼い頃から、寝覚めは悪い方だったと思う。小学生の頃は、近所のお姉さんと待ち合わせをしても、ほぼ毎回私が待たせてしまった。それから部活を始めても、数ヶ月したら自分が一番最後にやって来るのが当たり前になってしまった。朝は、いつもギリギリセーフか、アウトのどちらかだ。もはや、今更私が早起きできるようになるのは、

          早寝早起きという概念

          砂の城

          憂鬱なときには、憂鬱な友達がほしい。憂鬱な歌、憂鬱な話、憂鬱な天気。そんなものがようやく私を慰めてくれたりする。でも、世界はやたらと明るいものを好むし、こんな憂鬱な話は誰も聞きたがらないのかもしれない。だから、これは憂鬱な私自身のために書いている。きっと何日かすれば、私もこんな感情など忘れてけろっとした顔で明るい世界に戻っていくのだろう。これまでもそうだったように。だけど、またこうして落ちてきたときに、その私を慰めてあげられる友達になりたいと思う。   日常というのは、こうも