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POG検証 ノーザンFが売却した牝馬の産駒、勝ち上がり率/活躍率はどうなったか
ノーザンF繁殖牝馬セールでの売却牝馬について、
「なぜこの牝馬をノーザンFは売却したのか」
という観点から考えると、POGドラフトの段階で、
「その産駒は指名しづらいよな……」
という結論に達した。
で、現3歳世代からはこれをリストアップして、POG寸評において全スルーとしてきたわけだが、結果が出たのでCHECKしてみた。
当歳時に母が売却された馬たち※ジェイエス繁殖牝馬セール
14頭中期間内勝
POGにおいて母高齢馬を指名するための考察
2020年生産馬のなかで、母20歳以降の出産馬が170頭。
近年は年間6500-7000頭生産されるなかでこの頭数だから、全体の約1/40が母20歳以降の産駒。
これに対して、今世紀の国内G1馬で、母20歳以降の産駒はキズナのみでG1は1勝のみ。
20年間で約440回のG1が施行されている。
母高齢は能力が低いといえる
さらにデータを重ねると、日本産で、日本のG1を勝ったのは1頭だけれど、日
POGではどれくらい良血にこだわるべきか 2020年まで5年分……
過去4回にわたって、2016-19年分のG1馬について、どれくらい近親に活躍馬がいるか調べてきた
2016年
2017年
2018年
2019年
で、昨年2020年まででちょうど5年で区切りがいいし、芝G1がだいたい100レースとなってくるんで、データ量としてちょうどいいかなと。
で、100レース以上のG1を見て、結果として2020年までの直近5年のG1を100レース以上……4親等以内に「重
POGではどれくらい良血にこだわるべきか 2019年ヴァージョン
以前調べていたシリーズの続きを調べてみよう、ということで、G1馬の近親がどれくらい活躍しているかということについて、2017年終了後、2018年終了後に記事をアップしていた。
先日、あえて遡った2016年分の記事もアップしたが、3年分遡ってみても、ほとんどのG1馬は4親等以内に「重賞3着以内経験あり」の活躍馬がいることがわかった。
2016年
2017年
2018年
で、2019年分である。
POGではどれくらい良血にこだわるべきか 2016年の場合
G1を勝つ馬は良血ばかり、という話をしっかりまとめたのが3年前くらい前のこと。
2017年
2018年
2017年、2018年の1年間のG1レースの勝ち馬の近親の活躍馬をピックアップしてみたところ、2021年の現在では全馬、4親等以内に重賞3着以内の実績馬がいることが判明している。
そして、2019年、2020年を調査していないまま2021年を迎えて……
2016年も調べておけば、「過去5年分
馬体重があまりに小さい馬は……
POGはダービーが最高賞金でこの路線で稼ぐことが一番期待値が高くなっている。
その中で、興味深いデータがあった。
「過去10年のダービー5着馬までのなかに439キロ以下の馬はいない」
(POGの王道2020-21年版 215ページより)
確かに、お気に入りの血統などで指名してしまって、勝てずに終わる馬には馬体重が小さい馬が多かった。
また、POG情報が出てくる段階での馬体重から、調教が進む
ノーザンFのセレクトセール売却馬
……ノーザンFのセレクトセール売却馬のウチ、高額売却馬に関しては変わらず活躍している印象なんですがw
5000万以下で売った馬はPOGでは用なしってことでいかがでしょうか。
サンデーサイレンスのBMSランキングが絶賛降下中!!
2019年の2歳リーディングBMSランキングに異変があったようだ。
母父サンデーサイレンスが、ランキング8位まで下降しているという。
しかも、このリンク先データを見ると、ランキング22位までのなかで、出走数ベースで言えばランキング1,2位の2頭に続いて3番めに多い。
つまり、母父サンデーサイレンスの頭数が多いからこの順位に踏みとどまっているものの、1頭あたりの賞金獲得額でいえば、さらに低い順位に
ノーザンF繁殖牝馬セールが行われる!
ノーザンFはこれまで、繁殖牝馬の入れ替えにあたてジェイエスの繁殖牝馬セールを利用してきた。
これを、今年から、自前のセールで売却することにしたという。
ジェイエスからすれば、大きな売上を失うことになったのは事実ではあるだろうけれど……
これはこれで、プラスになる部分も大きいのではないかと。
ノーザンFからすれば、自前でやることで、手数料ぶんの出費は抑えられ、日高の生産者からすれば、イチオシの良
POGではどれくらい良血にこだわるべきか 2018年を振り返って
というわけで、1年ぶりの更新、そして更新再開していく予定ということで……
前回記事「POGではどれくらい良血にこだわるべきか」では、2017年のJRA・G1ウイナーについて血統チェックを行い、近親にどれくらい活躍馬がいるのか、をチェックしてみたわけです。
今回はその2018年分、ということで、データを積み重ねることで、さらに傾向が鮮明に見えてきたので、再度チェックをしていきましょう。
ノンコノ
POGではどれくらい良血にこだわるべきか
G1馬の仔、とかG1馬の弟妹、がPOGでも人気することが多い。
重賞勝ち馬の仔、とか重賞勝ち馬の弟妹、もなかなかのものだ。
そういった良血が、どれくらい効果があるのかということで、2017年のG1馬全頭の「いちばん近い重賞入着以上の馬」を調べてみた。
つまり、どのくらい良血が走っているのか、というのをある程度見極めてもらいたい。
ゴールドドリーム 母重賞入着
セイウンコウセイ 母の兄G1
キタサ
ベストトゥベスト……だけでなく、ニックスだった「最近見かけるあの配合」
さて、前回の記事からだいぶ時間が開いてしまった。
競馬ネタを思いついた中でPOGネタだけ別アカウントってのはちょっとやりすぎたかなあ。
といいつつ、前回のネタ「若い母父は眉唾もの」で、母父として産駒の出始めた、若い世代の種牡馬について、まずは傾向が見えるまで総スルーという戦略を唱えてみた。
で、これまでスルーしていた、そろそろ傾向が出てきて指名できるようになってきたな、という母父にかなり濃厚な
キングカメハメハの取捨基準!!
取捨が難しいキングカメハメハ産駒。
ではあるが、1点、興味深いネタを某掲示板で拾った。
いわばパクリネタではあるのだが。
キングカメハメハ産駒で期間内重賞勝ち馬の母
エアグルーヴ 年度代表馬
アドマイヤグルーヴ G1・2勝 牝馬3冠全て1番人気
トゥザヴィクトリー G1勝ち、ドバイWC2着は牝馬史上最高着順
レーヴドスカー G1勝ち、きょうだいも活躍馬多数
ローズバド G1・2着、G2勝ち