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クラス替えの絶望感

私は人間関係が得意じゃないし、集団行動も苦手だ。
ラジオで新生活とか進学とか聞くと、子どもも大変だなぁ…としみじみ思ってしまう。

仲の良い友達と同じクラスになれたら1年は安泰(?)だが、微妙なメンツの時の絶望感はハンパない。
クラス表の名前をざっと確認して「ああ、終わったな…」と一瞬にして悟る。
大人になった今、無理して仲良くなろうとかしなくてもいいし、ぼっちでも気にしないが、子どもの時は学校が世界の全て(大半)位に感じていた。

小中学校は、この時期が憂鬱だった。私の思い通りになる確率の方が圧倒的に低かったから。
その時はまだ「友達がいない事は恥ずかしい事」みたいな考えもあったので、仲良くなれそうな子がいないのはキツかった。
修学旅行などの班決めや何かしらのグループ分けの時にどこにも入れないのが抉られる。
先生に「ぼたんさん入れてあげて」と言われるのも惨めだ。入れてくれたグループの子達は明らかに迷惑そうだったし。

集団の中のぼっちはキツい。最初から一人ならば、こんなに孤独を感じなくて済むのに。

大人になった今は、気に入らない職場なら辞める事も出来るし、住む所やコミュニティも好きに選べる。子どもだと制限される事の方が多くて大変かもしれない。


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