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盗むな、殺すな

盗むな、殺すな─大体の社会に共通しているルールだ。

「友だち幻想」と言う書籍には、結局自分が安全に生き延びる為の、自分の財産を守る為のルールで、別に世のため人のためのルールと考える必要はないとの事だ。

「盗む・殺す」何でだめなのか?
人を殺したり、人の物を盗むのはいけない事なんだよ、みたいな教科書に書いてある様な倫理的な理由を言われるよりは腑に落ちた。

殺す・盗むをすると(それが当たり前だと)どうなるのか?
今度は自分が殺される・盗まれるリスクが上がると言う事だ。

やられてそのまま黙って耐える人ばかりではないだろう。いつ立場が逆転するかは分からないし、そう言うリスクを自分が作りだしてしまうのと平穏な生活が出来なくなる可能性がある。

読んだ書籍は、友だちとの関係や人とのつながりについて書いている。
なので、いじめが何故いけないかというと、立場が逆転していじめられるかもしれないから。自分の身の安全を守る為に、他人の身の安全も守ると言う実利的な理由からだ。

私は同級生から意地悪をされたり悪口を言われた事、上司から侮蔑の言葉をぶつけられた事etc.
された事は今でも覚えている。
復讐しようとかやり返す事は無いけど、頭の中で考えるだけならある。

意地悪をしている同級生・酷い言葉をぶつける上司。いつ立場が逆転するかは分からない。
その時にやり返されるかもしれない。
不必要に人を攻撃さたり傷つけていると、余計な恨みや反発を買うことになる。結末は多分、ロクなものではない。

この事を胸に刻んで平穏無事に生きて行きたいものだ。

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