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男性育休取得で培ったスキルを仕事に活かす・・10月13日(水)第3回男性育休応援サロン開催報告

 2021年10月13日(水)11:00~13:00 第3回男性育休取得応援プロジェクトとして、人事ご担当者向き「22年4月の男性育休義務化までに企業がやるべきこと」セミナーと育休取得希望・取得中のパパ&ママ向け「男性育休取得前に考えるべき取得時期、家事分担等」セミナーをオンラインにて無料開催いたしました。 


第1部 基礎知識編 「男性育休義務化までに企業がやるべきこと」

 11:00~12:00 法改正情報等(社会保険労務士 沼田博子)
 第一部では、9月30日に厚生労働省から公表された指針、省令を加えて法改正の内容を解説いたしました。人事ご担当者が一番不安に感じておられる「現場の管理職による取得促進の仕方」や「労使協定の締結意義」、「取得パターンの種類」等について、しっかり説明をさせていただきました。

 受講後アンケートとして「指針・省令等を詳しく説明してもらって、やらなければならないことが理解できた。」という声をいただきました。

第2部家族力向上編 「パパ&ママで考える取得時期、家事分担等」


 12:00~12:15 法改正情報(社会保険労務士 沼田)
 12:15~12:30 男性育休体験談(ざっきーさん)
 12:30~12:45 助産師 昌子のワンポイント・アドバイス
 12:45~13:00 フリートーク(いつ取る?、期間は?回数は?家事分担は?)

 第2部では、現在6か月という長期で育休取得中の 第2部では、現在6か月という長期で育休取得中のざっきーさん  (Twitterアカウント→https://twitter.com/zakkidaddy)の体験談を元に、社労士と助産師も加わっていろいろな話をいたしました。
 
 ざっきーさんの体験談を元に、社労士と助産師も加わっていろいろな話をいたしました。

男性育休取得「パパ&ママで考える取得時期、家事分担等」  (10月13日) (1)_ページ_5

 ざっきーさんから、取得前の準備(会社との話合い、妻との話合い)、取得してみた感想、今後の仕事への活かし方(復帰後の不安)について、とてもわかりやすく、参考になるお話をたくさんしていただきました。どの話も「なるほど」、「さすが」と感心させられました。(写真 抜粋)

ご本人が取得体験者として、お伝えしたかったポイントをまとめてみました。
男性育休は本人にとっても家族にとっても会社にとってもメリットのあること。男性育休の意義を理解したうえで、取得を考えよう。
②取るだけ育休にならないように、育休中も夫婦でしっかり話し合う場を設けるとともに、家事育児の属人化を解消しよう。
育休終了は育児終了ではないので、育休復帰後を見据えて、計画・体制など作戦を練っておこう。
④育休は権利ではあるが、感謝の気持ちも忘れずにすることで、復帰後にも会社と良い関係を。
 

フリートーク(プロティアン認定ファシリテーター 碓井英司さん他)

 フリートークでは、プロティアン認定ファシリテーターの碓井さんから、「子育てと仕事どちらも諦めずに楽しむからこそ見えてくるキャリアがある。10年間両立してきた経験からわかってきた。育休を通して自身に大きな変化があった。仕事に対する価値観の変化、より短時間で成果をあげようとしたり、一瞬一瞬を大事にする時間感覚の変化、人の成長に対する意識の変化などが起きていることを復職して初めて知った。そういった変化を復職後に目の前の仕事に活用する工夫を楽しんでほしい。」とご自身の2回の育休経験(育休体験談がコラムになっています。)をお話していただきました。

https://protean-career.or.jp/column/archives/1018

 さらに製薬会社のMRの方は、社内で初めて男性育休を取得した際について「初めての取得者だったので、大変だったけれど、2人目の出産の手伝いとしてどうしても取得したかったから、がんばった。自分が取ったことで、他の人が取れるようになった」という経験をお聞かせいただきました。
 
また、今回は、SDGsを学んでいる大学生も参加されていました。
大学生の目からは、男性育休が取得されていない現状は、誰もが働きやすく、活躍できる社会の実現にほど遠いものに映ったそうです。

私は、社労士として男性育休が社会に与える影響について、経営者に理解してもらう必要があると痛感しました。もっと男性育休取得が進むように、様々な形で情報共有や発信をしていきますので、ご参加よろしくお願い申し上げます。

次回は11月10(水)

11時~企業向け、12時~パパ&ママ向けで開催いたします。多数のご参加お待ちしております。

【登壇者プロフィール】
 

田中 昌子・・助産師・看護師
 病院やクリニックで勤務後、開業助産師となる。 現在は専門医や地域活動団体等と連携して 地域で妊婦中や子育て中のご家族に寄り添い、 子育てを通してなりたい自分になるお手伝いをしている
沼田 博子・・社会保険労務士、シニア産業カウンセラー、キャリアコンサルタント
 国家資格の特定社会保険労務士として、また、シニア産業カウンセラーとして、働きやすさと働きがいのある職場づくりを支援し、「個人の幸せ」と「組織の成長」の同時実現を目指している。

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