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インターネットで作る友達について

どうも、ぽこです。

私は中学生の頃から大学一年生くらいまでの間「かわいいチャット ちびちゃと」というチャットサイトを利用していました。そこでは会ったことも顔も知らない相手とインターネット上だけの関係ではありますが何年もの間、毎日のように会話をし、文字だけのやり取りでしたがチャットで出会って仲良くしていた方が数人いました。

無料のコミュニケーションツールが普及してきてからは、チャットでの会話から「Skype」で会議通話をすることが増え、初めは緊張したものの文字だけでなく声でコミュニケーションが取れることに当時はとても感動したのを覚えています。

昔はまだインターネットは危険という意識が強くあったので現在とはだいぶインターネットに対する認識が違っていて、チャットから仲良くなった相手を友達と言えるのか、と悩んだことがあります。

中学・高校の頃までは毎日一緒に学校へ行くことや休み時間に会話したりお昼ご飯を一緒に食べたり体育の授業のペアになったり学校帰りに遊びに行ったりする人のことを「友達」だと思っていました。一人でいることが嫌だった私は必ずどこかのグループに自分の居場所を作っては誰かしらと連んでいましたが、自分の悩みを相談できる相手はいませんでした。

ですが、ネット上では自分の本音やありのままの自分をさらけだすことができました。多分それは、顔も知らない相手だからこそだったのだと、今は思います。私はインターネットがあったから、生きづらかった小中高の現実世界もそれなりに過ごすことができました。


もうチャットはやってないしあの頃のようにみんなで喋ったりすることは多分ないけど思春期をチャットに捧げていたから、今の自分があるしチャットをやってて良かったな、と今は思います。あまりにもネットをしている期間が長くなりすぎて染まっちゃったけど。

昔に比べて今はネットで誰とでもすぐに繋がれるし、大人になった今は昔の知り合いに会いたいと思えばすぐに会える財力があります。大人最高

チャットからSkype、Skypeからオンラインゲームに流れていったけどチャットで出会った人たちは今も一緒にゲームして遊んだり、SNSで繋がっています。去年はチャットを始めて一番最初に仲良くなったネットで10年以上の付き合いになる友達に会いに3泊の大阪旅行をしました。初めて会ったのに昔からの親友のような、不思議な気持ちになりました。とても楽しくて、帰りは少し泣きました。

会ったことないから友達じゃないとか、今はもう気にしないけど、話したい・遊びたい・元気にしてるかなって自分が思ったら、ネットとか現実世界とか関係なくその人は自分にとって友達なのかなーって思います。

今わたしと関わってくれてる人たちはもちろんだけど、SNSだけで繋がってる人とも縁を大事にしていきたいです。


以上