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汗はお風呂で出す…?夏の半身浴のすすめ

暑い夏。
汗だくで帰宅したら、まずエアコンのリモコンをポチっと。
そんな生活が習慣になっている人も多いですよね。
私もその1人なのですが、ポチっとエアコンをONにしたら真っ先にお風呂に向かうようにしています。

正確にはそこからお風呂を洗ってお湯をためるのですが…
帰宅後お風呂に入るまでの時間は15~20分以内にしています。
一度エアコンで汗を乾かしてしまうと、その後半身浴をしても汗をかくことが私には難しく、汗だくで帰ってきたらチャンスとばかりに、なるべく速攻でお風呂に入るようにしています。

温度は39度か40度でみぞおちまでお湯を溜めます。
そうするとみるみる汗があふれ出してきて、胸・首・二の腕・背中・顔と、普段汗をかけない私でも信じられないぐらい大量の汗を体中からかくことができます。拭いても拭いても汗が止まりません。
もちろん、脱水を防ぐためにコップ一杯の水は半身浴中欠かさずに飲むようにしています。

汗をかくといえば、こんな私でも一年を通して、汗をかけていた期間も…
一年ほど前にダイエットと健康も兼ねてホットヨガに通っていました。
ホットヨガでは半身浴と同じように、毎回信じられないぐらいの汗をかくことができました。
ですが、冷え取りをしている人から言わせると、ホットヨガは表面上しか体を温めることができず、体の芯の部分は冷えたままなんだそう。。
確かにホットヨガを終え、シャワーを浴びた直後はポッポしているのですが、スタジオを出る頃にはいつも通りの体温に戻っていた気がします。
例えば、強火で一気に焼いたお肉の表面はいい色でも、切ってみると中は生焼けだったりするのとおんなじ原理ですね。 それに比べ半身浴は、弱火でじっくりと時間をかけ温めることができるので、体の芯までポカポカに温まることができるのです。

入っている時間は私の場合30分きっかり!
元々熱いお湯に浸かると、お風呂から出たときにふらふらと立ち眩みしやすいため、お風呂に30分も浸かるなんてもってのほかでした。ですが、39度や40度のお湯にみぞおちまで浸かる半身浴なら、立ち眩みは全くなくなり、お風呂が苦手な私でも、長ーく浸かることができるようになりました。

でも、帰宅後のだらだら汗のままお風呂に入り、そもそもそんなに汗をかいてしまって本当に大丈夫…?そんな声も聞こえてきそうなのでお答えします。
夏はエアコンがついていないと、歩くだけでも汗が出ます。ですが、日々過ごす自宅や職場ではエアコンが作動しているのが当たり前で、日中いや、一日中汗をかくことなんて一度もないよ、という人も少なくないですよね。

夏の汗は次の季節を快適に過ごすために実はとても大切で、汗が出るのを止めてしまうことは本当はよくないことなんです。
冷え取りでは、出るはずだった汗を止めてしまうことによって、夏の不調を次の季節に持ち越してしまうといいます。秋の始まりに風邪の症状や体調不良の人が多くなるのもそのせいから。
なので夏の汗はなるべく止めずに、出し切ることが大切なんです。

運動を全くしない私は、日頃から汗をかくことが難しかったのですが、この方法でその日のうちにたっぷりと汗をかき、次の日に疲れを持ち越さなくなってきました!
(運動をしろよって話なのですが…近々考えてはいます。。笑)

日頃からの体調管理の1つとして、半身浴を今後も取り入れていきたいと思います。