ビジネスTV裏話 立ち上げ前に寿司屋でボスに詰められて泣いた話

こんにちはポケカルビジネスTVのヒガキです

ついにチャンネル登録者数も7万に越えました!
登録数の伸びも順調で嬉しい限りです。

今日は、ポケカルビジネスTVの立ち上げ期の裏話を。

マネジメントでyoutubeをやろう!
と決めたは良かったのですが、実は初回動画UPまで2か月間の時間を要しました。

分析すればするほど見えなくなる勝ち筋

決めた後にまず最初にやったことは
先輩youtuberの分析

どういった動画が人気なの?
どういったyoutuberが人気なの?

僕はyoutube全然見なかったので、youtubeをよく見ているという新入社員をメンバーにアサインして、分析をスタートしました。

<そこで見えてきた人気の動画・youtuberの特徴>

  • 内容が簡潔 「○○3選」や「やるべきこと」など明確に答えがわかる

  • 言葉だけでなく、視覚でもまとめなどを提示

  • 早い口調でハキハキ話す。間はトルツメ編集されている

  • 対談ではなく、話者が一人で視聴者に話す

  • 人となりがわかるようなコンテンツも用意

など

正直、トミーさんにはあわないな。。。と思いつつも
この分析をもとに
作りたいチャンネル像をボスに持っていくと…

「俺はこれではやりたくない。」の一言でNG

当時、内容が簡潔な人気動画といえば

無能上司の特徴〇選
これができない奴は無能

など厳しい言葉で動画を作っている人たちが多く、
そうした言葉を使いたくないということ

また、
「これさえやれば大丈夫!」というような内容も
ケースバイケースで、きちんと相手を観察・理解しないと間違ったアドバイスになったり、誤解してしまう。
もっと本質的なことをやりたい

ということが主な理由でした。

そりゃ、そうだよな。自分もそう思っていたし、すぐに納得しました。


やはり、我々が目指す動画は

根本的なマネジメントの考え方を伝えて、
時に各論を交えて理解を促進し、
視聴者の皆様に考えるきっかけを作ること
そして、目の前のケースに対して最適解のマネジメントができるようになっていただくこと


今でこそ、視聴者の方が7万人も登録いただいてますが、

当時のビジネスyoutubeの中で、
上記の勝ちパターン動画以外をUPしているところなどほとんどなく、

本質を追及して
視聴者の方に気づきを与え、僕(マネージャーであるヒガキ)と一緒に学ぶ。というスタイルで本当に広告収入を得られるほどの視聴を稼げるのか?

当時は全くイメージができませんでした。
明確に答えを教える。以外に勝てるイメージがわかなかったのです。

とりあえず、トミーさんに語ってもらう動画を1本撮るも
なんだかしっくり来ず・・・

なんとか勝ちパターンを発掘しなきゃと再度分析をしても少しも光が見えない状況
焦る気持ちだけがどんどん膨らみ、それと反比例にだんだん手が緩みはじめ
逃げるように他の仕事のウェイトが上がっていく

そして最後には手が止まってしまいました。


GWの呼び出し


そんなこんなで4月が終わりかけになったある日のこと
トミーさんから寿司を食べに行こう。とお誘いが

5月頭にお寿司を食べに行くことになりました。

今までもグルメなトミーさんに
何人かでお食事に連れて行っていただくことがあったので、

今回もそうだろうと思ったら、誰も来ない。

まさかのさし飲み!

一気にあがる緊張感

そして駅からタクシーでお寿司屋さんに向かいます。
車中では、お寿司屋さんの説明をしてくれて
僕を盛り上げてくださっているのですが、

緊張でうまく反応ができませんでした。。。

お店につくと、
早速大将がお寿司を握ってくれました。

大将がネタの説明をしてくださるのはもちろんのこと
お寿司の美味しい食べ方や日本酒の説明などをトミーさんが色々教えてくださり、舌だけでなく目や耳でお寿司と日本酒を堪能しました。

そして、終盤突然の質問が

「ヒガキさ、お前最近どう?」

「どう?…と言いますと」

「youtubeとか動いていないよね?」

「はい。。」

そこで、悩んでいて手が止まっていることを打ち明けました。

すると、そこから叱られることに

「ビジネスは結果だぞ。結果出せないならヤバいぞ」
「判断のスピードが遅すぎる」
「1本動画撮ったのに何もやっていない」
「勝ちパターン以外のものを作っているんだから、自信持てないのは当たり前、試してみないとわからないだろう」
「俺も宣伝するし、見てくれる人はいるのは明確」

もうぐうの音も出ない。
もう本当心に何本突き刺さっただろう

コロナもあって失敗ができない事業
絶対に僕が成功させなければならない。
そういう思いにガチガチにとらわれていた僕は

こうした当たり前のことがわからなくなっていたのでした。

そして、ここで飴の投入

「俺はお前ならできると思っているんだよ」

鞭が痛すぎた中でのこの飴に
思わず涙を流してしまいました。


腹をくくって結果を出し(youtube公開)にいく

後にも先にもさし飲みはこの1回だけでしたが(今のところ)、
このお寿司屋さんでの出来事を機に、モードが明確に切り替わりました。

定例会の中で、相談やネガティブな情報の共有を積極的にするようになり
どうすれば結果が出せるか?にコミットできるようになりました。

とにかくPDCAを回し切って視聴回数を稼ぐ!
勝ちパターンではないけれど、
トミーさんの肩書やインフルエンス力など含めれば勝てる可能性はある!

改めてチャンネルコンセプトを考え直し、
僕がマネージャー代表として、マネジメントに関する質問をぶつけ
トミーさんに教えてもらうというスタイルにしよう!
と決め、5月半ばに改めて撮影を行い
第1回ポケカルビジネスTVを6/3に公開をしました。

見られるのかな。。。
ドキドキしながらUPした動画に
いいねが押され、ほっとしたことを覚えています。

想定以上に視聴されたので
その瞬間に「この事業いける!」と思ったのですが、
それ以降が思ったより伸びずに苦しんだのですが(笑)
詳しくはこちら↓


P.S


お寿司屋さんでカウンターの右隣に座っていたグルメな常連さんへ
トミーさんがトイレに行った際に、
あなたに言われた一言は今でも覚えています

「名のある方だと思うのだけど、あれだけ叱ってくれるというのは君に期待をしてくれているからだよ。」
大将も「うん」と大きく頷いていたその言葉

今でも救われています。
ありがとうございました!




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