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パパこそ取れ!育休とって良かったこと 5選

こんにちは、ぽけおです。
今回は育休をとって良かったことをご紹介。

僕は子どもが生まれてすぐに1ヶ月半、さらに5ヶ月後に再び1ヶ月半、合計で
3ヶ月の育休を取りました。


本題に入る前に、気になったので日本の男性育休取得状況を調べてみた。
男性育休白書2023」によると(そんなんあるんや)


男性の育休取得率は24.4% この5年間で約2.5倍に増加!
男性の育休取得日数は平均23.4日 この5年間で約10倍に増加ぁ!
直近2022年との比較では約3倍近くにぃぃ!!

へ〜、思ったよりもみんなしっかり育休とってるんだな〜、という印象。
職場環境の改善や社会的な機運の高まりといったところも後押ししているよう。

それでもまだまだ仕事的に取りづらかったり、躊躇している人も多いのでは?
そんな人に伝えたい、育休とって良かったこと!

その1:子どもとたくさん触れ合える

うん。これ、当たり前だよねと思った方。その通りです。
でも、想像した以上に良かったです。

そもそも約3ヶ月、90日間をまるまる家族と一緒に過ごす時間って人生にどれだけあるでしょう?
どんなに休みが取りやすい環境でもなかなか難しいですよね。
もうこれだけで価値です。一番の価値です。

もう1つ付け加えるとすると、オキシトンの分泌!
オキシトシン、それは家族や子どもへの「愛」だそう。

「オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれ、その分泌によって愛情や信頼を深めることがわかっています。オキシトシンと育児には面白い相互作用があります。血中オキシトシンの濃度が高いと育児に積極的にかかわろうとし、積極的に乳幼児と触れ合うことがオキシトシン分泌を促すことがわかっています。つまり、親性と呼ばれる子どもを慈しむ心は、育児をすることで備わっていくのです。」
参照:生まれつき親性(母性・父性)は備わっているの?

科学的にも立証されているんですね。
母親だから親としての自覚があるかという訳ではなく、授乳中に分泌されたり、触れ合っている時間が長いとオキシトシンが分泌され、積極的に育児に関わろうという意識が芽生えるようで。

つまり、父親も授乳こそできずともたくさん触れ合えばそれだけ愛情が育まれ、もっともっと育児に参加したいと思うようになるということ!


親って、いきなりなれる訳ではないんですね。
少しづつなっていくものなんですね・・・。

毎日毎日抱っこして、沐浴させて、胸の中で寝かせて、話しかけて、「授乳以外ならなんでもできるぞ!」と思えるぐらい育児に没頭できました。

その2:妻の負担を減らせる

これも、そりゃそうだろ!という感じだと思います。
でも、これも声を大にして言いたい。

「思ったよりもはるかに産後ダメージでけぇぞー!」

よく聞くのが交通事故のたとえ。
産後の女性は全治2ヶ月の交通事故を同じぐらい体のダメージを負っているとのこと。

ここは年齢や個人差で大きく変わってくると思いますが、我が家はホルモンのバランスで出産前から手首が腱鞘炎になり抱っこできなかったり、1〜2週間は全く家から出られなかったり、しばらくはまともに歩けないなどかなりのダメージを負っていました。

最初は授乳して抱っこしてくれるだけで感謝。
それ以外のことは全てやります精神で取り組みました。

普通に考えるとこんな状態じゃ日常生活もままならないよなと、むしろ育休とってなかったらどうなってたんだとゾッとしました・・・。

産後うつや育児ノイローゼなど、本当に身近なところで起こっているので他人事じゃなく、妻の負担を軽減させながらしっかりと夫婦二人で最初から育児に取り組めるのが良かったです。

その3:結果的に手取りが増えた

ここは会社にもよりますが、当時勤めていた会社では育休3ヶ月間まで100%給料が出る仕組みでした。

これは給与明細を見て初めて知ったんですが、実は育休期間中は年金や健康保険料の支払いが免除されます!
なんかやたら振込みが多いな〜と思ったら、いつも支払っていた〇〇万の控
除分がまるまる手取りに。


もちろん、どこの会社でも同じことが言える訳ではありませんが、誰でも利用できる仕組みとして雇用保険から給付される育児休業給付金があります。

こちらは休業前の給料の67%を支給なので、手取りが増えるとまではいきませんが、通常でも額面の約80%の手取りだと考えると、ほぼ変わらず給料をもらいながら最大180日間も育休が取れちゃいます。

実はみなさんの会社も何ヶ月までは100%保証している、なんてこともあるかも知れないので、ぜひ就業規則を見てみてください。

その4:段取り力が身についた

僕は普段から家事や料理もある程度していましたが、容量の良い妻と違ってまぁまぁ時間をかけて料理したり(しかもコンロ汚す)、必要ない場所に時間をかけて掃除するなど、段取り力が弱点でした。

それが子どもが生まれ、妻は全治2ヶ月状態となると必然的に段取りをせざるを得ない状況になります。

買い物

料理

洗濯

子どもの寝かしつけ

料理

掃除

子どもと遊ぶ

翌日の準備

就寝

というルーティンを毎日こなすにつれ、どうやったら効率的に買い物ができるか、家事料理をこなえるか、がどんどん最適化されていきます。


余談ですが、妊娠中に妻は体重制限があったため好きな物やカロリーが高い物を控えていてそれがとてもストレスだったようで、特に食にこだわりがあった妻にとって大きなストレスになっていたよう。

そこで、できるだけ美味しい料理を食べさせたい!と思い、最初の頃はほとんどの空き時間を料理とレシピサーチに使っていましたw


育休から復帰したあとも、以前は毎日残業していましたが、子どもと遊びたいあまり定時ピッタリに仕事を終了させていました。

もちろん仕事の量は変わらず、手を抜いた訳でもなく、仕事の取捨選択や優先順位のつけ方がはっきりとして、仕事のクオリティとスピードも上がりました(ここはもともとそれを意識している方も多いと思うので、特に自分はという感じですが)。


その5:同僚や友達に本気でおすすめできる

今思えば、自分も1年ぐらい取れば良かったな〜と思うぐらいで、3ヶ月間は本当にあっという間でした。

でも、自分が育休をとったからこそ、どれだけそれが素晴らしいものがったかということを伝えられるし、同僚や後輩が育休を取るとなったら本気で応援したいと思えるように。

いや、むしろ全然知らないそこのあなたやあそこの誰かにも言いたい。
「パパこそ取れ、育休!」

もちろん職業柄難しい人や、家族と相談して仕事に打ち込むという人も多いと思うので、決して育休とった男性が偉いとは思いません。


大事なのはちゃんと家族と相談し、お互いが納得できる状態でそれぞれが無理ない形で育児ができる状態なのではないのかなーと思います。

それはそれで難しいんですけどね・・・(我が家もまだまだですw)


育休を取らなくても親を頼る、兄弟を頼る、保育園や託児所など、今はいろんな選択肢があるのでまずは情報収集からはじめることをおすすめします!

妊娠中にまだ時間があると思っていると、気がつけば予定日直近になって、しかも予定日よりも10日も早く生まれて「あれやってない!」「これもやってない!」状態になるのでご注意を。※我が家です


最後まで読んでいただきありがとうございました!
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