紫原もこ(moko2020)

関西在住のアラサー女性。体調とメンタル面の不調により、5年間勤めた会社を退職。 拒食症…

紫原もこ(moko2020)

関西在住のアラサー女性。体調とメンタル面の不調により、5年間勤めた会社を退職。 拒食症の診断を受けており、現在はWEBライターとしての活動。 【興味・関心のあるジャンル】 映画(洋画)/ミュージカル/美術館/文具/神社仏閣 ファッション/コスメ/漢方/SDGs

マガジン

  • 芸術に関するnote

    美術館や芸術関連でお気に入りの記事をまとめさせていただきました

  • 文具にまつわるnote

    文具関係で「スキ」させて頂いた記事をまとめております。

  • 「書くこと」に関するnote

  • 私とアートの出会い

    美術館の展示レポなどを中心にまとめていく予定

  • 文具とわたしのあれこれ

    買った文具や訪れた文具屋さん、そのほか文具に対して感じたことを記事にして、ここにまとめていきたいと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

2021年、心の旅

「2021年は、私にとって淡々としながらも転換点だったといえるのではないか」 1年の振り返り、という年末らしい試みのうちに、私の中でそんな考えが浮かびました。 最大の理由は、ライティングを始めたこと。 もともと書くことが好きで、学生時代には二次創作小説の投稿なんかもしていた私。 社会人になってからは、ジャンルに対する熱量の低下や日々の忙しなさを言い訳に、創作からは遠ざかっていました。 それでも言葉を紡ぐことまでは捨てられずに、折に触れて短文を綴ってはTwitterに放り投

    • 米津玄師さんの「さよーなら、またいつか」が、ある意味私の中で原点回帰というか…改めてこのひとの世界観が好きだと感じて、こちらとしては「また会えたよ」というお気持ちです

      • モネの展覧会を見に行って、自分の見ている景色がモネの筆によって絵という形によって出力されたような、はたまたかつてモネが捉えた光と風景を現在の私が追体験しているような、方向性の異なる感覚を味わったのだけれど、この言語化がとてもむずかしい

        • 【イザボー観劇感想文】私を私たらしめるもの

          ※以下本文には、ネタバレ要素が含まれます。ご注意ください。 2024年2月10日、オリックス劇場にて『イザボー』マチネを観劇してきました。 イザボー役の望海さんを私が初めて舞台で観たのは、宝塚歌劇団に所属されていた頃。 望海さんは、花組の『エリザベート』でルキーニを演じられていました。ルキーニは狂言回しのような役割で、エリザベートやトートに劣らぬ存在感を放つ存在。強烈で、鮮烈で、魅了される。「そんなルキーニを演じているのは誰だ!?」と当時衝撃を受けたことを覚えています。

        • 固定された記事
        • 米津玄師さんの「さよーなら、またいつか」が、ある意味私の中で原点回帰というか…改めてこのひとの世界観が好きだと感じて、こちらとしては「また会えたよ」というお気持ちです

        • モネの展覧会を見に行って、自分の見ている景色がモネの筆によって絵という形によって出力されたような、はたまたかつてモネが捉えた光と風景を現在の私が追体験しているような、方向性の異なる感覚を味わったのだけれど、この言語化がとてもむずかしい

        • 【イザボー観劇感想文】私を私たらしめるもの

        マガジン

        • 芸術に関するnote
          62本
        • 文具にまつわるnote
          29本
        • 「書くこと」に関するnote
          12本
        • 私とアートの出会い
          1本
        • 文具とわたしのあれこれ
          4本

        記事

          宝塚歌劇団星組の「RRR」をライブ配信にて鑑賞。礼さん、歌とダンスほんとにうますぎん?暁さんのラーマ、まじ兄貴。そして個人的に一番ツボだったのが、極美ジャック。ジャックお前いいやつだよジャック。もうね、ナートゥをね…あの盛り上がりを存じ上げてしまったよね…たまらん楽しかった!

          宝塚歌劇団星組の「RRR」をライブ配信にて鑑賞。礼さん、歌とダンスほんとにうますぎん?暁さんのラーマ、まじ兄貴。そして個人的に一番ツボだったのが、極美ジャック。ジャックお前いいやつだよジャック。もうね、ナートゥをね…あの盛り上がりを存じ上げてしまったよね…たまらん楽しかった!

          気が付いたら1月が終わってしまうー!個人的には師走よりも師走感のある1か月でした…その割に成果は「?」ですが…。脳内に浮かんだ文章をそのままごそっと移築したいお気持ち。

          気が付いたら1月が終わってしまうー!個人的には師走よりも師走感のある1か月でした…その割に成果は「?」ですが…。脳内に浮かんだ文章をそのままごそっと移築したいお気持ち。

          1年の振り返りや来年の目標やら、書きたいこと考えたいことはあれど、形に残すのが間に合わなさそうなあたり、2023年もわたしの計画性のなさは健在でした…。来年は辰年にあやかって、ちょっとでも地面からジャンプしていきたい。

          1年の振り返りや来年の目標やら、書きたいこと考えたいことはあれど、形に残すのが間に合わなさそうなあたり、2023年もわたしの計画性のなさは健在でした…。来年は辰年にあやかって、ちょっとでも地面からジャンプしていきたい。

          チェリオの自販機とわたし

          携帯電話を持っているのがほとんど当たり前になり、その代わり電話ボックスをあまり見かけなくなった。 そうやって、いつのまにやら消えゆきそうなものがたくさんあるなかで、自販機はなんだかんだ生き残っているほうなんじゃないかと思う。 なんなら最近じゃあ、飲み物やお菓子にとどまらず、パンや餃子、惣菜すら自販機で買えるんだから驚きだ。 わたしはというと、自販機には、もっぱらお茶や水がほしいときにお世話になっている。特に100円のやつ。 この現代社会、どこにだってたいていコンビニがある

          チェリオの自販機とわたし

          思い出はいつもきれい、なわけではないので

          あるバンドの名前を目にするたびに、そのバンドが好きだといっていたひとのことを思いだす。 気紛れなお誘い。不意打ちの「誕生日おめでとう」メッセージ。お気に入りの置時計が、とある画家の絵に由来するものだと気づいてくれたことも。 わたしは彼を好きだったけれど、彼はそうではなかった。彼には恋人がいた。ただ、自分に好意を寄せている存在は、欲求を満たす遊び相手としてちょうどよかったんだろう。 きっと歯牙にもかけられず、使い捨てられたわたしのあこがれ。 彼から与えられたのは、すべて計算づく

          思い出はいつもきれい、なわけではないので

          この文章が好き、というより、このひとの綴る言葉が好き、というほうがしっくりくる。

          この文章が好き、というより、このひとの綴る言葉が好き、というほうがしっくりくる。

          【推し短歌】推しという名の観劇趣味に寄せる短歌

          「しんぞうが どくどく脈打つ その時間 芯から生きてる 客席のわたし」 観劇の2、3時間って、基本的にアドレナリンどばーっと溢れ出している状態で。 とにかく何かしら考えて感じて、五感はフルスロットル。 第一幕でテンションが上がりすぎた結果、幕間は座席で沈み込んでいたり。 カーテンコールで拍手しすぎて手が痛くなってくるんだけれども、感動を伝えるにはこれしかないって必死になったり。 「あー!生きてるな!今めっちゃくちゃ生かされてんな、わたし!」って心の底から感じるんです。湧き上

          【推し短歌】推しという名の観劇趣味に寄せる短歌

          『ウエスト・サイド・ストーリー』来日公演で高まるブロードウェイへの憧れ

          去る8月6日、大阪のオリックス劇場で行われた『ウエスト・サイド・ストーリー』の来日公演を観劇しました。 『ウエスト・サイド・ストーリー』のミュージカルが観たい!2023年夏、『ウエスト・サイド・ストーリー』のワールド・ツアー版が来日するうえに、なんと最後に大阪に巡回すると知ったわたし。 「こんな機会はまたとない…!」と、全編英語のミュージカルに対する不安も若干感じつつ、勢いで申し込みました。 (勢いが余り過ぎて、よもや1人観劇デビューをすることになろうとは…) 『ウエスト

          『ウエスト・サイド・ストーリー』来日公演で高まるブロードウェイへの憧れ

          『エリザベート1878』のエリザベートに会いたい

          ※文章中に『エリザベート1878』のネタバレを含みます。 ご注意ください。 ハプスブルク帝国に滅びの気配が近づくなかで、とりわけドラマチックに描かれてきた、皇后エリザベート。 彼女については、ミュージカル『エリザベート』で馴染みがある方も多いんじゃないかな、と思う。 かく言う私もその一人。 いかんせん世界史が苦手だったこともあり、『エリザベート』を観ていなければ、存在さえろくに認識していなかったかもしれない。 ミュージカル『エリザベート』では、具現化された「死(トート)

          『エリザベート1878』のエリザベートに会いたい

          星組『1789-バスティーユの恋人たち-』大千秋楽をライブ配信で見たんですよという話

          宝塚が大好きだし、ライブ配信良すぎるよね問題 2023年8月27日、東京宝塚劇場で星組による『1789-バスティーユの恋人たち-』が大千秋楽を迎えた。 とんでもないチケット争奪戦に参戦する間もなく敗れたわたしは、迷った末、「ライブ配信を見る」ことにした。 どんだけ大げさやねん、と思われるかもしれないが、 正直「ライブ配信ってどんだけよ?」と疑問や不安の方が大きかったのだ。 それに、なんやかんやこれまで、推しの花組以外は劇場で観た経験のない私。 ご厚意で貸してもらった

          星組『1789-バスティーユの恋人たち-』大千秋楽をライブ配信で見たんですよという話

          『映画カンショウ』 気まぐれ散文①

          点滅するライトが私を突き刺す。何度も何度も、穴だらけになってしまえとあざ笑う。 まるで針のむしろだ。 画面の向こうで男女が蠢く。愛の囁きから口づけに至るまでの流れにはときめくどころか既視感しかなく、いったいぜんたい人類は、どうしてこうもテンプレートが好きなんだろう? こりゃあもう遺伝子にインプットされているに違いない、と私は映画館の暗闇でひとり思う。 胎内よりも無機質で、スクリーンに明るい夢と美しい愛を探す空間。 床に散らばるポップコーンのかすは、欲望の残滓のようだ。 私は

          『映画カンショウ』 気まぐれ散文①

          私は言葉を「紡ぐ」ひとが好きで、その言葉を文字にしてくれるから文具が好きなのだと、ふと思い至った夏の午後。

          私は言葉を「紡ぐ」ひとが好きで、その言葉を文字にしてくれるから文具が好きなのだと、ふと思い至った夏の午後。