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「#育休から育業へ」お題企画開始!東京都の「育業」応援プロジェクトに参画します

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こんにちは、「POLA サステナビリティ公式note」です。

みなさんは「育業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 最近ニュースなどで耳にしたり、新聞やWebの記事で目にした方も多いかもしれません。

「育業」とは、育児休業を取得しやすい社会の気運醸成のため、ほかにも、子育てには夫婦・周囲の人間・職場の理解・チームワークが重要との意味も込められています。今回は、この「育業」とは何なのか、をご紹介します。

育業のコンセプト

・育児は、「未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事」です。
・「業」には、「仕事」という意味のほか、「努力して成し遂げること」という意味があります。苦労も大きいが、その分、幸せも大きいのが育児であり、育児は正に育「業」です。
・業務にチームワークが重要であるように、育児には周囲の協力が不可欠で、育児休業には職場の理解が必要です。育児休業は、皆で協力し合う「育業」であると言えます。
・「育児のために仕事を休む」のではなく、「大事な仕事である育児に取り組む」と考えるマインドチェンジを進め、男女を問わず望む人誰もが「育業」できる社会を目指しましょう。
(東京都)

育児休業の現状とは

2022年4月から改正「育児・介護休業法」が段階的に施行され、有期雇用における育児休業の取得要件の緩和や産後パパ育休制度など、法制度の面での環境整備が進められています。

とはいえ、実際のところ育児休業取得率は男性13.97%・女性85.1%と、特に男性では1割強にとどまっているのが現状 です。また女性の取得率は8割以上といっても、取得率の算出は就業を継続する人が対象であり、第1子の出産を機に退職する女性は30.5%に上ります。

男性が育児休業を取りにくい背景

厚生労働省の調べでは次のような理由が挙げられています。

・収入を減らしたくなかったから
・職場が育児休業制度を取得しづらい雰囲気だったから、または会社や上
 司、職場の育児休業 取得への理解がなかったから
・自分にしかできない仕事や担当している仕事があったから
・会社で育児休業制度が整備されていなかったから
・男性自身に育児休業を取る意識がない
・社会全体の認識の欠如
・前例 (モデル) がない
・キャリア形成で不利になる懸念

などの声が挙がっており、社会や職場からの理解が得づらいことなども育児休業取得に躊躇する人、取得できない人が未だに多い要因となってます。

東京都では今年、男性の育児休業を推進する企業への助成金を大幅に拡充するとともに、夫婦交替などでの育児休業を後押しするため、補正予算により新たな助成金を創設するなど企業の取組への支援が始められました。

なぜ今、男性の育業が重要

少子高齢化に伴う人口減少下において、出産・育児による労働者の離職を防ぎ、希望に応じて男女ともに仕事と育児を両立で きる社会の実現が重要ですが、実際の育児休業取得率は、男女で大きな差が存在します。男性の育児休業取得率は、近年上昇しているものの未だ低い水準にとどまります。男性育業の推進は労働力を最大限維持していくための鍵となります。

ポーラの育児休業

男性の育児休業取得は社会的課題です。
ポーラでも2021年6月に 「男性育児休業100%宣言」に賛同しています。
又、2022年4月から改正「育児・介護休業法」では常時雇用する労働者が1,000人を超える事業主は、育児休業等の取得の状況を年1回公表するこ とが義務付けられました。
ポーラの育児休業取得状況は
2019年度 男性0人  0%  女性42人  100%  
2020年度 男性2人  20%  女性32人  100%
2021年度 男性8人  42%  女性42人  100%
2022年度 男性9人  57%  女性32人  100%
と男性取得率も上昇しており、取得率100%を目指しています。
又、男性育児休暇を実際に取得した社員に感想や思い、気付きを話してもらう動画を作成し、社内外に発信中です

実際の動画はこちら

育休から育業へ

今年4月東京都は、育児休業の「休む」というイメージの一新を図る愛称を募集し「育業」が6月に発表されました。これを契機に育業の理念をさらに広く浸透させ、誰もが育業しやすい社会を目指す取組を進めようとしており、その一環として「育業」のロゴマークを発表しました。
その他にも「育業ってナニ?」「制度がムズカシイ...」の声にインフルエンサー・専門家がまるごと回答!楽しく学べる動画もご覧いただけます。

動画一覧 | 東京都 こどもスマイルムーブメント (tokyo.lg.jp)

いかがでしたでしょうか。
なぜ今、世の中で、行政が、企業が、男性の育児休業取得の向上を目指しているか綴らせていただきました。ポーラは東京都の「育業」を支援することで男性の育児休業にはさらに労働力維持の最大化だけでなく、ひいては女性をエンパワーし多種多様な人々が相互に認め合い、公平、平等な社会を実現するDE&I(ダイバーシティ エクイティインクルージョン&)に大きく前進するこの活動と捉えており、東京都と共に歩んでまいりたいと思います。




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