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【ポーランド駐在家族】ワルシャワ・ショパンを楽しむ旅

先日、ワルシャワを訪れました。
目的は、ピアノコンサートを聴くこと。
ポーランド在住の日本人学生さんたちが、今年元日に起きた能登半島沖地震に寄付するためにピアノ演奏を披露されました。
チケット代、この値段でいいのかな??というくらいに聞きごたえのある2時間。
せっかくポーランドに来たのだから、音楽鑑賞がしたいとずっと思っていたので、ひとつ念願叶った感じです。

ショパン音楽大学にて


コンサートを楽しんだ次の日は、そのままショパンミュージアムへ。
こちらに来てからというもの、行きたかったけど行けていなかった。。
ショパン音楽大学のすぐ裏手にあります。
いろんな楽器の音が聞こえてくる、大学の裏手の道を歩いて、入口到着。
確実に入れるように、チケットはオンラインで購入していました。
6人までのファミリーチケットで65ズロチ。11時から。
プリントアウトしていけば、チケットオフィスに行かなくともそのまま入ることができました。
夏の観光シーズンは予約しておかないと入れないこともあるようです。

わりとシンプルな入口
入ったところ

入ってまず、受付のおねえさんにチケットを見せ(めっちゃ美人なおねえさんだった)
そしたら、子どもたちに、クイズカードをくれました。
クイズに答えて持ってきてくれたら、'Prize'(賞品)があるよ!と。
これのおかげで、子どもたちが飽きずにミュージアムを楽しむことができたと思います。

末っ子にはちょいむず。。
でも本人なりに頑張って書いてました


私が個人的に感動したのは、幻想即興曲の直筆スコア。
この曲は、ショパンの死後に発表されたんですね~
ショパン本人は遺言で処分するように、と望んだらしいですが。
彼の友人により世に送り出された、とてもとても有名な曲の一つです。

若い頃は弾けました。もううまく手がまわらない。
ショパンのピアノ
美しい状態で残されてます
ショパンの旅行バッグ!

楽譜のみならず、ショパンが家族に書いた手紙や、使っていたものなどがきれいに展示されています。
また、ショパンの音楽があちらこちらで聴けるようになっているので、いようと思えば何時間でもいられると思います。

そして、毎週土曜日と日曜日に30分間のミニコンサートがあります。
12時~、15時~、17時~、の3回開催。
聴くためには、スタート1時間前に入場するチケットを購入する必要があります。(12時の回に入りたければ、11時入場指定のチケットが必要)

演奏するのは、音楽大学を卒業していたり、受賞歴のある若手のピアニスト。
演奏されるのは、もちろんショパンの曲なんですが、今回の曲目はどれも聞いたことがなかった。
ちょっと変わったリズム、聞きなれない感じがしたので、ショパンは短い生涯でこんな曲も作っていたんだなぁと。

ミニコンサート会場


ぜんぶショパンの彫像


小さなショップもあり、ショパングッズや楽譜を買うことができます。
かわいくキャラクター化されたショパンの絵本もありました。
うちは、、あんまり物欲がないので何も買いませんでした(笑)

日本語版もあり。


そして最後に、すべてのクイズの答えを書き終えた子どもたちが、受付のおねえさんのところへ持っていき、、
おねえさん、意外にも(?)きちんと3人の答えを見て、
「これはこういう答え方もアリね、これも正解」
とコメントしてくれたりして、長女はとても満足げ。
ご褒美はミュージアムオリジナルのストラップでしたよ♪

スタンプをぽん。
ユニークなショパンの顔(笑)


コンサートも合わせて、全部で3時間弱の滞在だったと思います。
夏にはワジェンキ公園で野外コンサートが開かれるので、ぜひまた行ってみたいです!

3月に入り、少しずつ日が長くなり、木の芽が芽吹いています。
やっとなが~い冬が終わり、あたたかくて良い季節がやってきます!
学校は来週からイースターブレイク突入!
ポーランドの人たちはどういうふうにイースターをお祝いするんだろう。

夏のワジェンキ公園
気持ちよさそう~


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