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仕事も暮らしも、まるっと自分を振り返る

こんにちは、ちひろ@自由七科です。
先日、Polarisが運営するコワーキングスペース「co-ba CHOFU」で、「スキルと経験の棚卸しワークショップ」を開催。今回のワークショップは、調布まちゼミ内の企画として実施されました。

調布まちゼミとは?

調布まちゼミとは、お店の人が講師になってプロならではの専門的な知識や情報を教えてくれるという取り組み。たとえば、整骨院さんが猫背改善講座を開かれたり、ドーナツ屋さんでドーナツづくりを体験できる講座など内容はさまざま。2024年2月16日~3月15日の期間中、23個の企画が予定されています。

今回で4回目という調布まちゼミに、Polarisは初めて参加。co-ba CHOFUを通して、もっと地域の方との関わりたいと思い、ワークショップを企画しました。

この度のワークショップは、2月28日午前と3月12日夜の2回行うのですが、どちらも満席。ありがたいことです。先に満席になったのは、28日の方でした。

冒頭、市川望美さんよりインプット。
「正しいかどうかではなく、心地よいかで考える。自分の感覚に嘘はつけない。」

誰にでも積み重ねてきた経験がある

「スキルと経験の棚卸し」というキャリアを考えるワークショップを、平日午前にやる意味ってとても大きいと思うのです。

キャリアセミナーというと、一般的には夜や週末に開催されることが多いのではないでしょうか。つまり、ホワイトカラー的に働いている人の勤務時間外に開かれていることがほとんどだと思います。

でも、平日昼の方が動きやすい人もいます。

私たちが、このワークショップを行うときに出会うのは、「正社員として就職し、その後も企業に勤めて、キャリアを積んできました」という人ばかりではありません。

たとえば、非正規雇用を渡り歩いてきた人や、何かのタイミングで体調を崩してしまった人。出産やパートナーの転勤で離職した人、子育てがひと段落して再び働きたいという人など。研修会社やビジネススクールがやるセミナーとは異なる人たちが来ていると思います。

自分らしい仕事を模索しながら、いくらでも働けた20代、30代の出産前。私はこうした人たちのことをほとんど考えたことがありませんでした。ビジネススクールに通っていた時期もあったけど、その頃の私にとって「働く」とは、自分と同じように制約なくバリバリ働いている人だけの、狭い概念だったかもしれません。

その後、私は出産と夫の転勤で仕事を辞めることになりました。自分が持っていた「働く」の概念から、自分がはみ出すことになったのです。そして、子どものいる暮らしの中で、改めて「働く」意味について考えました。

「はたらく」とは誰にとっても生活の一部なのだ、ということを身体的に理解できたのは、つい最近な気がします。

そしてそれと同時に、すべての人に積み上げてきた経験やスキルがある。ということも、理解できるようになりました。たとえ、仕事をしていない時期でも、誰でも、何かしらの経験を重ねているのです。

このワークショップでは、仕事も暮らしも一緒に扱います。自分が獲得してきたスキルや強みに、ライフもワークも区別はないからです。

「私、意外といろんな経験をしてきてたんだなと思いました。」

ワークショップの参加者の感想が心に沁みました。

▼経験とスキルの棚卸しワークショップの内容については、こちらでご紹介しています。





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