ポリエチルベンゼン

主にニコニコ動画で同名でゆっくり実況プレイを投稿しております。

ポリエチルベンゼン

主にニコニコ動画で同名でゆっくり実況プレイを投稿しております。

最近の記事

地獄・イズ・グッド

情報 同じ時間で百倍上手な絵を描く人がいる 情報 半分の時間で百倍観られる動画を作る人がいる 情報 寝ている間に百倍稼ぐ人がいる 情報 情報 そんなに力はない 横殴りに流されて 情報 情報 情報 がさがさ ぼろぼろになったものが待つ地獄に 嵌りこんでゆく 情報 情報 情報 情報 這い上がろうともがいても 情報 情報 足元は崩れ上から被り 結局下にずり落ちてゆく 情報 情報 深くなるほど 焦燥は止まらない 情報 情報 情報 情報 来た

    • ポケモンパール:そういえば昔やってたゲームについて

       あなたがこれを読んでいるということは、自分は既にゲームを起動して遊んでいるということなのだろう。  みたいな書き出しを一回やってみたかった。こてこての枕詞。開口一番にあまりにも手垢にまみれた表現で格好をつけすぎて気恥ずかしくなってしまう。気恥ずかしさといえば、「回顧」や「郷愁」によって消費者心理を惹起する手法に見事にはまり込んだ際にも感じたので、既にわが身には二重にのしかかってきている。マイナスにマイナスをかけて、プラスになったと思い込もう。  ポケットモンスター:パー

      • 丸丸丸丸丸

         ざらざら、ざらざら。ルーズリーフの4行分を使って、丸が描かれていく。一列出来たらもう一列。最後の行まで整列したら、次は四つの縁に囲まれた空間に中心を取り、また丸を描き続ける。  精神的に荒れたとき、妙に落ち着かなくなったとき、あるいは何か簡単な作業を手が欲しているとき。徐に鉛筆を取り出し、紙に延々と丸を描く。最近では、作業と作業の合間であるとか、寝る前のリラックスであるとか、そうした時間に丸を生み続けるようになった。鉛筆の先が紙にこすれる音を聞いていると次第に落ち着いてく

        • 自分をもう一度信じる、ということ

           いつから、自分を信じ切れなくなったのだろうか。  大多数の人間は、生きていれば必ず何らかの壁にぶつかる。勉強が難しいとか、仕事がうまく行かないとか。振り返れば、100%思い通りに達成できた物事以上に、それほどの成果が挙げられなかったもの、失敗したもののほうがうずたかく積みあがっている。その不安定な山が自分のところに倒れきやしないかと怯え、目を背ける。  しかし、もしも前方には既に道がなく、その瓦礫の向こうにしか将来が続いていないとしたらどうか。目を背けて立ち去っていては

        地獄・イズ・グッド

          あまりにも致命的な小手先

           キーボードの上を歩くハエを容赦なく叩き潰した。容赦の対象はハエというよりも、適当にキーを押したことで何が起こるかわからないパソコンだった。幸いにも大変なことは起こらず、事なきを得る。  そういえば、昔ハエをつぶしたという事実だけをネタにして、短いゆっくり実況プレイの動画を投稿したことがあった。"The Plan"という、一匹のハエを動かして「ゴール」にたどり着くだけのゲーム。動画の内容だけでゲームプレイが九分九厘完結しているもの。そこに、編集をしたのと同じ日に潰したハエと

          あまりにも致命的な小手先

          VOICEROID実況開始に関する私的経験

           2014年8月から5年弱の間、ゆっくり実況を続けてきた身としては、ここ数年でより一層の興隆を見せるVOICEROIDに対してこれまでかなり遠ざかった見方を(より強く言えば忌避感を)呈していたと思います。  理由は必ずしも一つに定まることはありませんが、最大のものを挙げるならば、この音声ソフトに対するイメージ及び視聴者の反応に柔軟性がないかもしれない、と考えていたからでしょう。つまり、パッケージの段階で既に一定のキャラクター性が明示され、既に動画投稿からコメントまで、多様な

          VOICEROID実況開始に関する私的経験

          Vtuberだった記憶はちょっと残してみた

           急に心変わりをしたので、とりあえず1本だけ活動の記憶を残しておくことにした。  なぜ今になってこんなことをしたのだろう。多分以下のツイートが刺激になったのかもしれないが、本当は深層心理において当時の妙な満足感を再構築したいという欲求があったのかもしれない。 参考になるかもしれないと思ったので「バーチャルさんはみている」を2話から見ています。彼彼女らは「常に動かねばならない」という謎の強迫感のために動き続けており、そのために却って無動間が強調されているのではないか、という

          Vtuberだった記憶はちょっと残してみた

          Vtuber、やってみたけど辞めてみた

           前回投稿からかなりの期間が空いてしまったが、その間にちょっとしたことがあった。  2018年5月14日から約5ヶ月にわたり、自分でもVtuber活動をやってみたのである。テーマは19世紀フランス、名前は「セラフィタ」。見た目は猫だ。動画の構成は、アバターの「中に入る」ことはせず、画面の前で動いているその猫に向かって飼い主である人物が話しかける、というものだった。尤も、動画そのものよりも、ツイッターでの活動が注目されていたと感じている。(ただし完全にツイ消ししてしまったので

          Vtuber、やってみたけど辞めてみた

          月ノ美兎こそ最初の月ノ美兎ファンである

           2018年5月6日。Vtuber月ノ美兎が、「質問箱からの卒業」というタイトルで生放送を行った。ガスマスクをつけて「質問」の書かれたはがきを読み、お焚き上げをする。そのコンセプトも印象深かったが、この生放送の中で、筆者が思わず呆然としたシーンがあった。  開始後10分37秒。「ボイスチェンジャーを使って『Moon!!』のコールをしてください」という質問に応え、彼女は自身のキャラクターソングに全力でコールを行った。ネタとして荒れ狂う低評価の嵐は、委員長に思わず「放送Ban」

          月ノ美兎こそ最初の月ノ美兎ファンである

          Vtuber:バーチャルの祭典

           バーチャルYoutuber、Vtuberとは何か。その言葉の定義を巡っては、これまで多くの議論がなされていた。筆者も、2018年の最初の5か月間を彩るネット上の一大流行となったこのジャンルに魅力を感じ、同時に大きな疑問を持って眺めてきた。  Vtuberと呼ばれる対象を1人1人見てみると、それぞれがかなり異なる活動を続けてきているのがわかる。例えば「キズナアイ」や「電脳少女シロ」は、従来のYoutuberの形式を引き継いだ企画やゲーム実況を主として行っている。その一方で「

          Vtuber:バーチャルの祭典