生徒さんにいつも言っていること。

「堂々と間違えてください！」

間違えても大丈夫ですから、
深く考えず話したり、読んでいただきたいのが
私の気持ちです。

もちろん、母国語ではないので、
少し迷う、考える時間は必要。

初級の生徒さんで、
すごく勉強熱心な方がいらっしゃいます。
特に「読むのに時間がかかってしまうこと」が悩みとのことで、
一緒に読む練習もしていますが、
本当に読めなくて時間がかかっているわけではないと感じたので
どこで迷われたかお聞きすると、

連音のことを考えてて、どう読めば良いか、
ずっと考えていたとのことでした。

確かに正しく読むことはすごく大事。

しかし、それよりもっと大事なのは、
間違えてもいいから、とりあえず声を出して読むこと。

まだ初級で、
連音のことで悩んで読めなくなってしまっては
レベルアップにもっともっと時間がかかってしまいます。

中級の方で、すごくスラスラ読める生徒さんが何人もいらっしゃいますが、
その方たちの特徴としては、

①わからなかったら、とりあえずこれかなーっていうのを
　声を出して言ってみる。
②細かいところはあまり気にしない（良い意味で）

語学の勉強をしていると、
今はわからなくても、
時間が経つにつれて
前はどう考えても理解できなかった文法やニュアンスなどが
自然とわかってくるタイミングが来ます。

公式を当てはめるみたいな方法で勉強をしたり、
宿題をたくさんすれば伸びるものではないと
私は思っています。

せっかく韓国語が好きで、勉強をされているのに、
まだ気にしなくてもいい細かい点などに気をとらわれてしまい、

「頑張っているはずなのに、全然伸びる感じがしない・・・」と
悩まれているのが勿体ないといつも思ってしまいます。

正しく読みたい！
正解を言いたい！

という気持ちはすごくわかります。
（自分も英語と中国語を勉強している立場でもあるので）

でも生徒さんにわかっていただきたいのは、
私とのレッスンは、
何も気にせず韓国語をたくさん使える、
一番安全な場所ということです。

悩まないでどんどん話すと、
そこから生徒さんの弱点や理解が足りないところが見つかったりもするので
お互いにとってもプラスになったりします。

なので、
どんどん間違えて、
どんどん自分のものにしていきましょう・・・！