採用担当をしている時のこと。
簡単にしか話せないので中身が薄くなりそうですが、そこはご了承ください。

とある大学でキャリアカウンセラーをされていた方から、1人の学生の紹介を受けました。

なかなか内定もらえないけど、優秀なので、
ということで、もちろん面接に来てもらうことに
しました。

一次面接は私、二次面接は開発の責任者と。
終始、そこまで積極的に話す学生ではなかったのですが、ものづくりは好きなんだな、と
わかる。

終盤、ようやく
「自分が作ったものを持ってきたんです」
とぼそっと彼は言いました。

「それやん！それそれ！
もっと早く言ってよー（笑）」

彼の一言で面接の空気は一変、
そのまま最終面接もクリアして採用となりました。

自分を表現することが苦手で、
なかなかうまくいかなかったけど、勇気を出して自分の好きなことを、思いを形にしたものを
出してくれました。

面接は一度きり、失敗したらどうしようと思うかもしれません。
けれど、せっかくの自分をPRする機会です。
ぜひ、コレ、という自分を見せることができたら、結果に結びつくかもしれないですね。