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【人事の仕事】挫折から自分の道を見つけた話

おはようございます。
私は約6年前まで12年半、機械メーカーの人事で
働いていました。

今日は

人事で挫折を経験してから自分の道を見つけた

お話です。

当時の私は、以前の記事にも書いた通り、
縁故採用であるし、社会人としての経験も少なくて、ほんとに甘い考えのまま働いていたと思います。

唯一、自分のコミュニケーショ能力のおかげで、人事と言う職種でやっていけるな、と言う感じでした。

最初に任された給与計算も、社会保険手続きも、決算資料作成も、とにかくお金に関するところは苦手意識が強すぎて、失敗もするし、ほんとにしんどかったです。

数年経って、上司(女性)が私の特性を見極めて、新卒採用を担当させてくれました。(この上司の話はまたどこかでしたいです)

最初は上司に同行して、説明会の内容を横で聞き、学生の質問に答えるところから。そして、説明をやってみよう、と任されるようになります。

しかし全くうまくいきません。
人前で話すことは苦手ではないけど、どうもうまくいかない。

そんな時、海外に留学している学生(基本的に日本人)の採用をするため、アメリカへ行く話が出ました。私、先輩(女性、英語堪能)後輩(男性、物怖じしないタイプ)の3人のうち、2人を連れて行くということで、プレゼンを見てもらうことに。

ここで私の悪い癖が発動…自信がなくて最後までやり切ることができず、発表すらせずに諦めてしまいました。社会人として仕事なんだから最後までやりきるのが当たり前だったのですが。

当然先輩と後輩が行くことになり、私は日本でできる限りのサポートをしました。
悔しくて、泣きました。自分に対しての怒りの涙でした。

その後、私はプレゼンがうまくいかないのは、上司のコピーだから、ということに気づいて、自ら開発担当に話を聞き、プレゼン資料や内容を少しずつ変えていきました。
そうすることで、自分の知識も増え、学生にどう説明したらわかりやすく楽しく聞いてもらえるかも考えることができるようになりました。

そして、あの会社の説明会面白いよ、と言ってもらい、学生さんが集まってくれるようになりました。わたしの自信にもつながって、私が唯一自信を持ってできる仕事、となったのです。

自分が新卒採用担当しているのにアメリカへ行けなかった挫折が、今の自分に繋がった道を開いてくれたと思います。

挫折の話は他にもあるので、また次の機会に🤣


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