体が弱った時に気づけること
一昨日夜からの発熱で昨日病院に行ったところインフルエンザB型の診断を受けた。去年予防接種も受けていたのに...5ヶ月も経ったら効き目なくなるのかな...となんだか悔しい気持ちである。
密かに毎日投稿を目指していたのだが昨日は高熱でそれどころではなかった。やっとの思いで病院へ行って、診断を受けてからすぐにドラッグストアへ。体調不良の時はOS-1と、熱さまシートと、バナナを買えば無敵だと思っている。
買い物が終わって、車に戻ると、心細さで涙が出てきてしまった。
こめかみのちょっと上の、かつ顔の前面よりの場所がズキズキ痛くて、頭もぼーっとするし、発熱で喉が異常に乾く。
今は看病してくれる恋人もいないし、一人暮らしだから、体調を崩すとすぐに、祖母のことを思い出す。
両親は共働きだったので、地元で学校に行っていた時体調を崩すと祖母が看病してくれた。立場が逆だろ、と思うかもしれないが、祖母は体が丈夫だった(それか体調崩したところを人に見せなかったのかも)。
腰も曲がって自分よりもどんどん小さくなっていくおばあちゃんが、私のためにリンゴをすりおろしたり、卵焼きを焼いてくれる姿を思い出すと、感謝の気持ちと懐かしさでまた涙が出てきてしまう。
ドラッグストアでご高齢の方を見かけて、
"一人暮らしのお年寄りは、体調崩した時どうしてるんだろう""近くに面倒見てくれる人いるんだろうか"
なんてことを考えた。
20代半ばの私がこれだけしんどいと思うのだから、お年寄りが感じる心細さは私の想像を超えているものに感じた。
この心細さは、自分が同じ状況にいないとなかなか気づけないものだと思う。
私は他人の気持ちに鈍感な方だから、体調を崩した、怪我をした、という話を聞いても、その時その人が必要なことを想像したり、気持ちを慮ったりすることがなかなかできない。
普段の生活では、自分の調子が悪かった時や、その時支えてくれた人のことをつい忘れてしまう。
ドラッグストアでの気づきと、忘れていた感謝の気持ちを思い出し、今までの自分を省みた。
これからは、他人の苦しみや痛みに寄り添える人でありたいし、誰かが助けを必要とする状況にいたら、すっと手を差し伸べられる人間になりたい。
とりあえず直近ですべきことは復帰後に、私がおやすみ中埋め合わせをしてくれてた同僚の方に感謝の気持ちを伝えることだな...
こういう気づきを、これからの自分の生き方にいかしていけるのなら、体調を崩して苦しんだ時間も無駄ではない、と信じたい。
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