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結婚制度のオワコン化

https://news.yahoo.co.jp/articles/74cfe2d646382fc181357b435710f2ac314d728e


記事を見て色々と思うトコがあったので投稿。


ザクッとした内容ですが、黒島結菜さんが妊娠を公表し、相手の宮沢氷魚さんとは現時点では籍を入れず事実婚状態という記事でした。

この記事に対しyahooのコメント欄には賛否両論あり、どちらの意見にも共感はできるのですが、個人的には黒島さんと宮沢さんの選択を肯定的に捉えています。
理由としては、結婚制度がオワコン化しているという私の持論と一致しているなぁと感じたからです。


記事のコメント欄を見ていると、否定的なコメントを読んでみると大体3パターンあって


①籍を入れないと社会制度の恩恵を得られない。

②将来、何かあった時に子供が可哀想。

③籍を入れないと男が責任を取らなくなる。


他にも様々なコメントがありましたが、今回は私が気になった3パターンに対して話してみたいと思います。



籍を入れないと社会制度の恩恵を得られない?


まず①についてですが、この件に関しては大きな問題ではないのかなぁと。←オイw

何だかお叱りを受けそうですが、これは時代と共に制度って変化するモノじゃね?と、私が普段から考えているのが影響しているのかもしれません。
むしろ既存の結婚制度が現在の価値観と噛み合っていないのに、現状のまま維持させていることに違和感があります。

私の予想ですが、今後は日本でも事実婚やパートナー制度、同性婚等、既存の結婚の枠組みに囚われない新しい家族のカタチが生まれてくると思います。
そうなると必然的に結婚制度を変えて行く必要があるので、あとは時間の問題なのかなぁと。


将来何かあった時に子どもが可哀想?


次に②に関してですが、確かに結婚しないことに対する負の側面を、子どもが望んでいないのに被る場合はあると思います。

周りの両親は結婚しているのに自分の両親は結婚していない。
そのことに対して子どもが疑問を持った時に、結婚しない理由をしっかり説明できないと、子どもは違和感を持ったまま成長してしまうかもしれません。

あとは結婚してないカップルの子どもということで、謂れのないイジメを受けるリスクも想定されます。
みんな一緒を好む日本社会では、事実婚の子どもという存在は、まだまだマイノリティ的な価値観として扱われていると思います。

この現状を十分に理解した上で選択しないと後々後悔するのかなぁと、余計なお世話ながらも感じてしまいます。

先にも述べたように、将来的には日本でも多様な家族のカタチが受け入れられると、私は考えています。

ですが、現時点では結婚制度のあり方に疑問を投げたけたりして、多様な家族のカタチを受け入れる土台作りが必要なのかなぁと感じています。

そういう意味では、今回のように芸能人が既存の結婚制度に拘らない選択をされると話題にもなるし、良い傾向なのかもしれません。


籍を入れないと男が責任を取らなくなる?


最後に③に関してですが、この問題は事実婚やパートナー制度の話になると真っ先に出る意見だと思います。

私自身、この意見に関して有効な解決策を知っている訳ではないので、そもそも論や理想論になってしまうことを前提に話を進めていきます。


まず男性は、入籍することで責任感を持つという側面は少なからずあると思います。
特に育児においては、女性が妊娠や出産を通して母親だと自覚を持ちやすいのに対し、男性にはそれらの経験がない為、父親になる実感を得られにくく、それが男女のすれ違いになっている部分はあるのかなぁと。

ですが、だからといって入籍しないと男性はパートナーや子どもを捨ててしまうのかと言われると、決してそうではないと思います。
なんというか、この極論は真面目に子育てをしている世のお父さんに対して失礼ですw

おそらく現在結婚していて妻や子どもを大切にしている男性は、例え入籍しなかったとしてもパートナーや子どもを大切にしていると思います。

身も蓋も無い話になっちゃいますが、そもそも育児に興味のない男性は、入籍の有無を問わず育児に参加しないのではと思います。
実際、産後直ぐに離婚する夫婦って珍しくありません。

育児に非協力的な夫に対し、父親なんだから協力してほしい。だけど全然してくれない。
それなのに私には身綺麗にしろ、家事をしろと要求ばがり。私だけワンオペだ!!
女性側からしても、こういった夫に対する期待と裏切りが錯綜する環境は大きな負担になるのではないかなぁと思います。
場合によっては、それなら最初から女手一つで育てる方がマシだと思う方もいるかもしれません。


ここからはあくまで私の理想論ですが、政府の子育て政策は親を支援対象にするのでは無く、子ども自身を支援対象にするのが理想だと考えています。

誤解が生まれそうなので言葉にするのが難しいですが、子どもを将来の資産と考え、未来への投資として、国が責任を持って子どもの生活や教育を保障する。そういう社会になれば良いなぁと思っています。

現在の日本では男女が結婚して産まれた子どもに対する育児政策が前提となっています。
ですが、これだけ多様な価値観が生まれた状況において既存の結婚制度は既に破綻しているといって差し支えないでしょう。

今後は事実婚、片親、同性婚、その他の様々な形態の養育者に育てられていたとしても関係なく、国が子どもに対して生活や教育の機会を保障するような制度(財源とか移民問題とか様々な問題があるので一筋縄にはいかないと思いますが…)を作る必要があるのかなぁと個人的には思っています。

他にもAI社会に対応した、新しい形の地域コミュニティがあると育児がもっとやり易くなるのかなぁと思いますが、話すと長くなるので機会があればまた記事にしたいと思います。


ふ〜
なんだか話が飛躍し過ぎた感は否めないですが、もし最後まで読んで下さった方がおられれば、素直に嬉しいですw

皆様の役に立つかは分かりませんが、頭の整理も兼ねて、今後も定期的に時事ネタは記事にしていこうと思います。



今回もありがとうございました〜


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