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地域取材をして感じた「事前にやっておくべきこと」

先日、「地域取材」を初めてさせていただきました。
掲載メディアが求めていることによって変わると思いますが、そもそも地域取材とは地域の魅力を伝えること
地域について「知らない」から、「知っている」「興味がある」「行ってみたい」と読者の気持ちが変われば、ライターとしてのひとつの成功ではないでしょうか。

ですが、これがなかなか難しい。お店や観光スポットを羅列した記事も地域の魅力を伝えるひとつの手法かと思いますが、今回は「人物インタビュー」でした。

インタビュイーからより地域の魅力を引き出すためには、地域の魅力を伝える記事にするためには、どうすればよかったのか。
反省しつつ、事前にやっとけばよかったなぁと思うことを紹介させていただきます。

①インタビュー前後で構成を練る

取材は「構成が8割」と多くの方が口をそろえます。
私の場合、インタビュー前は構成を考え、インタビュー後はとりあえず書き起こしして文章にしました。
初心者の私の技量では、書いている途中から文章のつながりがおかしくなったんです。
インタビューは生もの。
どうしても、想定していた内容とずれてしまったり、聞きたい話が聞けなかったりします。
プロになればその場で構成を考え直せるようですが、初心者の私には到底できません。いずれは臨機応変に対応しなければいけませんが、取材した内容で、書く前に構成を組みなおすことが必要だと学びました。

②誰に向けての記事なのか

どの記事に関しても通用する事かと思いますが、取材では軸がぶれやすくなると感じました。
インタビューしているうちに、インタビューイーが素敵すぎて、人物への質問に偏りすぎてしまいました。地域の魅力を伝えなければいけないのに、その方の魅力に引き込まれてしまう。「初めまして」だと、どうしてもインタビューイーについて色々聞きたくなってしまいます。
今、自分は何を誰に伝えたいのかをしっかり頭に入れ、読者になりきって取材をするべきだったと思います。

③その場で感じたことをメモしておく

地域の魅力を伝えるには自分自身がその地に行って、実際に空気に触れるとより魅力が伝わるのではないかと考えています。
その際に、感じたことをメモしておくべきだと思いました。
特に「三人称形式」の場合、書き手の想いを強く伝えなければ、読者に伝わりません。

私はその時感じたことをメモしておらず、書き始めてから感情を思い出す、という無駄な作業をしてしまいました。
見たもの、触れたもの、感じたものを細かくメモしておくといいなと思いました。

以上、私が地域取材を行って感じたやっておけばよかったことの3つでした。まだまだ学び中ですが、取材を通して様々な方のお話しを聞けるのはとても楽しいです。ライターとして、成長できるように頑張っていきたいと思います。

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