見出し画像

なぜ結婚できない高学歴男子が増えてしまったのか?

社会不適合インテリたちのトー横ツイッターでは、学歴や頭の良さ、IQやセンター試験の点数がよく話題に上がり、頭脳明晰であることの重要性が語られている。MARCHなんて入学できて当たり前。東大京大早稲田慶応……早々たる一流大学の卒業生たちが集まり日夜学歴バトルに勤しんでいる。

そもそも明らかに人より頭が良い人、高学歴な人とはどのラインより上の人たちなのだろうか?

ツイッターに浸かりすぎると感覚が麻痺してしまうが、2019年の段階での大学進学率は56%であり、その中で難関大学に合格できる人となるとさらに割合は少なくなる。誰もが名前を知る東大や京大、早慶マーチ、関関同立などに進学できるのは同学年の中の上位10%ちょっとに過ぎない。MARCH以上の学歴の男性は上位10%の高学歴男子なのだ。MARCH男子には俺は高学歴だ!と胸を張って欲しい。

Talentize:半分近い若者は4年生大学以外の進路を選ぶ
偏差値40から早慶へ:名の知れた大学に入学できるのは大学進学者の中でもほんの一握り

人に誇れる学歴を持たず、早慶のキャンパスが一体どこにあるのかすら未だに知らない、センター試験の点数なんてもう思い出せない、そんな筆者が受験戦争を勝ち抜き、上位10%の大学に合格したツイッター高学歴男性たちを見て感じることがある。

それが『凄い学歴なのに結婚できずに悩んでる人、結構多いな……』ということである。

筆者は学歴厨ではないが男の学歴は高いに越したことはないと認識している。まわりにいる数少ない高学歴、関関同立などを卒業した友人たちはみな大手企業に就職し、しっかりと稼いで家族を養っている。男の人生にとって最も大切な安定した稼ぎを得るためには大手企業に入社することが最も有効であり、大手企業に入社するためには学歴が必要だ。高学歴であることは男の人生に非常に大きなメリットを与えてくれる。

筆者のイメージでは学歴のある男性は概ね人生のライフステージに躓くことなく進んでいく印象が強かった。立派な仕事に就き、大学から付き合っていた彼女と結婚し、社宅で若いうちから子供を作り、アラサーで家を買う。そんな王道の人生をほとんどの高学歴男子が歩んでいるものとばかり思っていた。しかしそのイメージが誤りであることをツイッターで知ることになった。

令和日本には高い学歴と立派な職歴を持ちながらも、女性に縁がないままアラサーアラフォーに突入して困っているインテリ非モテ男子が溢れていたのだ。

もちろん上手くいっていない高学歴男子の嘆きがツイッターなどで目立っているだけで、大半のインテリ男子は結婚して順調な人生を送っているのは事実だろう。統計を見ても稼ぐエリートサラリーマンほど既婚率が高くなっている。

しかし、筆者らロスジェネ世代の頃に比べると、異性関係で人生行き詰っている高学歴男性は日増しに増加しているのは紛れもない事実だ。

筆者の時代であれば高学歴をひっさげて大手企業にさえ就職できれば、あとはいくらでも周囲から結婚への道筋を引いて貰うことができた。よほどのコミュ障でなもない限り、高学歴男子は結婚することが出来のだ。

今の時代に産まれていれば絶対に独身だったろうな……と感じる男性でも、筆者の同年代であれば高学歴で大手勤めであればみな既婚者になっている。

なぜ平成まではインテリ非モテ男子たちは結婚できていたのであろうか?

そして令和のインテリ非モテ男子たちは一体どうすれば結婚できるのだろうか?

ここから先は

3,222字 / 5画像

¥ 250

サポート頂けるとnote更新の励みになります!いつもサポートしてくださっている皆様には大変感謝しています。頑張っていきますので、どうかよろしくお願いいたします!