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アラフォー女子、昨今のSNS事情①

スマホ世代と違って、様々な時代の変化とともに、いろんなツールを勉強してきたわたしたちの世代が、ここ最近使っているSNSなどのコミュニケーションツールを紹介します。が、その前に!時代の流れについて、簡単にレビューをさせてください。

時代の谷間世代のワタシたち、アラフォー。

そう。そもそもこのメインタイトルにSNS事情とつけることがおこがましいくらい、私1970年代(昭和40年代後半)は、時代の潮流の谷間を生き抜いてきました。女子大生ブームを横目に見ながら地味な女子高生時代を過ごし、やっと憧れのキラキラ女子大生になれたと思いきや、世間は女子高生ブームへ移行して、慌ててトレンドに乗っかったつもりの末期のソバージュにストパをかけたり。大学時代には今のような携帯やスマホなど個人で取るようなコミュニケーションツールがなかったので、ご実家へ連絡し、親御さんに「わたくし、◯◯大学の△△と申しますが、@夫さんはいらっしゃいますか?」と相手の親を通らなければ、友達や彼氏にリーチできないという苦労の時代でございました。待ち合わせなどは、今では考えられないようなさらなる苦労が。駅の黒板掲示板がどんなに役に立っていたか。そして、そう、JRのシンデレラエキスプレスのCMがその最たるものです。

こんなドキドキ、携帯があったら起こり得ないのです。今時なら、到着時間の30分前からLINEで「あ、ちと遅れる。ごめんねー」と一本連絡すれば済むところを、この時代の若者は、完全に遅刻確定の電車の中でやきもきしながら到着を待つ人もいれば、待っている側はJRや地下鉄の黒板掲示板にメッセージを残しながらその場を去ることしか連絡の取りようがなかったものですから、待ち合わせ、ってビッグイベントだったのです。この牧瀬里穂のように、走ってなんとか間に合うよう必死になるしかなかったのです。今振り返れば、そんな必死な感じも良かったのかもしれません。

情報ソースの全ては雑誌とトレンディドラマ!

当時のこだわり中高生時代のビューティグッズ・・・それはシャンプー&リンス!今考えるとなんて可愛らしいのでしょう!ティモテのCMで起用されていた長髪のブロンドヘアで「ティ・モ・テ!」と髪を揺らして真似ていたり(ご存知の方も多いかもしれませんが、このCMで流れている歌は商品名を連呼する大変シンプルなものでした)、サラサラになるか、香りはいいか、というとても微妙な違いをクンクン嗅ぎ別けて、楽しんでいる時代でした。情報のソースは全て雑誌のみ。雑誌が神様だったのです。発売日に本屋へ行ってモデルの着用している服や使っているものを総なめしたものでした。口紅なんて、だいぶあとあと。大学生になったらいきなり諸先輩がたが肌色が浮きまくるフューシャピンクを使っているわけですから、振り幅がとんでもなく大きかったのを覚えています。あすなろ白書というドラマがありましたが、そこでもほぼほぼヌーディメイクだったし、雑誌などでフィーチャーされるのはどちらかというとヘアスタイルの方が多かったかもしれません。

ポケベル全盛時代・ポーケーベールが、鳴らなくて♬

大学の諸先輩はまさに平野ノラ。ソバージュ、ボディコン、爪長ハイヒール。香水はクリスチャンディオールのプワゾン。プラダのチェーンバッグ。オヤジギャルという言葉が流行した時代でした。女子は特に電話を持つ必要がなかったのです。平野ノラが肩から下げているデカ電話は、男子の持ち物ですよ。自分が大学に入った途端にバブルが弾けてブランドでブイブイいっていた時代も下火になってきます。トレンディドラマも、ポケベルですれ違う男女のトピックを取り上げたりするほどのポケベル大ブームがやってきます。ポケットベルと言われる無線呼び出しです。病院のお医者さん呼び出しで使っていたイメージが強かったのですが、当時の高校生が自らのコミュニケーションとして始めたものです。例えば「0833」は「オヤスミ」「114106」は「アイシテル」と読むのがいわゆる「ポケベル打ち」。プッシュホンから数字を送ることしかできないので、暗号化してコミュニケーションを取っていました。休憩時間のたびに公衆電話に列ができるほど。ポケベルと公衆電話は常にペアだったんです。そして異様に早打ちが得意なやつとかも出てきたりして。今考えたら、あの暗号打ち込みで極めるなんて、なんて無駄だったんでしょうと思います笑。

その後新入社員として入社した後は2、3名でパソコンをシェアする時代。Eメールを使う人も私の周りにはあまりおらず、会社として当たり前になってきた時には、パスワードを声に読み上げないと入力できないおじさんとかたくさんいましたが、そんな時代を経て、一人PC一台時代がくるのでありました。

ポケベルが携帯メールに代わり、LINEが当たり前に。

その後ピッチと呼ばれるPHS携帯、通常の携帯を経て、スマホ時代を経験するわけですが、まあアラフォーとしてはそこまできただけでも多くのメカを経験してきているわけです。会社でも、固定電話1台を10人くらいで共有していたりしたわけですが、ここ最近は一人一台携帯を持たされる時代になりました。

コミュニケーションツールにおいて、個が確立するまでにだいぶ時間もかかりましたが、そのおかげでずいぶん便利になりました。

ただ、部分的にメンタリティはちょっとついていけていない自分がいたりします。例えばLINEも結構遅めのデビュー(周りに強いられて使わざるを得なくなったといった方が正しい)だったこともあって、親や会社の部長クラス同様、かなりの後発隊。会社の後輩などが「出勤30分遅れます(ぺこり)」とかイラストやアニメーションで業務報告されることに、若干戸惑いがあるのです。メンタリティは昭和だから笑。一時期、業務報告をLINE使用することについて議論もありましたが、今はすっかり社会でも認められるほどの存在になりましたよね。

固定電話→ポケベル→携帯でのSNS→スマホデビュー→LINE などのアプリと、やっとここまできたわけです。

大人になってからのSNSツール

やっと本題に近くなってきました・・・遠回りしてすみません。そういう背景にある前提で考えていただきたいのです。

私はフツーか、それ以下のフォロワー軍に入るのですが、最初に使ったのは他人のブログを拝見したのが初めてだったと思います。だから、自分のたわごとを発信するなんてことは、とてもまだシャイな気分が伴い、他人の日記を覗き込むようなドキドキ感を伴いながらも、ミクシィ、アメブロなどを見ていました。しかし、あまり長続きしませんでした。そこで放っていたところ、先にツイッターという存在を知り、登録をしました。しかし、いまいちつぶやきかたがわからず、こちらも放置。つぶやくってどういうこと?何を呟けばいいのか?イマイチ勝手がわからないのです。その後にフェイスブックという波が押し寄せ、そこにハマった人たちが自分の周りに多く存在し、瞬く間に広まっていきました。フェイスブックの方が写真と文章で近況がわかるので、自分との相性も良かったのですが、最近になってからは投稿する人もだいたい同じで、ネタのバリエーションが激減し、次第とつまらないコンテンツに成り下がっています。2018年5月現在、フェイスブックはほぼ見ないものとなってしまいました。

では現在はというと。。。。②に続きます。

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