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子どもとの時間も自分の時間も収入も欲しい

こんにちは。
ポンコツ母さんは元保育士です。

11月に入りましたね〜。
今年もあと2ヶ月。
…ですが、まだ日中は25℃を超えるところも
あるみたいですよ。
体調に気を付けてくださいね!


今日も音声での配信もしています。
両手は塞がっているけど、
耳は空いてるよって方は、
ぜひ利用してくださいね。

今日は、日々忙しくしている、たくさんの
親御さんを見て感じていることについて、
お話したいと思います。


何年前頃からでしょうか。

“働きたい女性がとても増えた!”

みたいな事を多く聞くように思いますが、
どうでしょうか。

私は、それは間違いではないと思いますが、
本当は、それだけでなく、
少し違った思いも持ってみえる方も多くいる
のではないかなと思っています。

それは、
『お子さんとの時間ももっと持ちたい』

ということです。どうでしょうか。

お子さんとの時間が削られてしまうほどの
働き方を求めているのでしょうか。

これは比べることでは無いと思いますし、
働く理由も様々だと思うのですが、

私は、実際は、

『お子さんとの時間も、
 自分の時間も、
 収入も欲しい』

が多くの方の本音で、でも、実際は、
家のローンがあったり、物価の高騰だったりで、
少しでも収入を増やしたくて、だから、

『お金のために、お子さんとの時間や
 自分の時間を削らないといけないほど
 働かないといけない』

という状態に仕方なくなっているという人が
多いんじゃないかと感じています。


もちろん、例えば、正社員であったり、
役割を得て、フルで働いて活躍したいという人も
いるかとは思います。
人それぞれなので、そういった考えがあるのは
当然ですし、それも良いことだと思います。


でも例えば、

お子さんが欲しいと望んで、
お子さんとの生活を想像して楽しみにして、
その後、実際に授かって出産をされても、

現実は、
“出産後じっくりと関わる時間を持てない”

という事、多いんじゃないでしょうか。

産休や育休期間は関わることができても、
その後、仕事復帰してから、
“子どもとの時間が取れていないなあ”
と感じている方、多いんじゃないでしょうか。

働くことに時間を割かなければ、
大切な子どもたちを育てていけないから仕方ない

うーーーん💦

世の中の大きな流れというか、
家計を守りながら、子育てをしていくというのは、
このような形が多数かと思います。

でも、あなたが、

もし、
少し、仕事の時間をセーブしても収入があって、
お子さんとの時間も持つことができる方法が
あるとしたら、
その形を望みませんか?

お子さんと24時間、向き合いっぱなしというのは、
今度は、あなた自身をおざなりにしてしまう
可能性があるので、
そういった形はオススメしませんし、
できる限り、避けて欲しいです。

でも、
『子どもとの時間を持ちつつ、
 自分の時間もあって、
 収入もある』

って事が実現できたら、

毎日、穏やかに過ごすことができますよね。
お子さんにも余裕を持って接することが
できますよね。

逆に言うと、

時間が無い、
経済的余裕が無い、
人手が無い、

…全てに余裕が無い
    ↓
 イライラする
    ↓
 益々余裕が無い
    ↓
 子どもにイライラ

……悪循環

これが、
今の子育て世代の多くの状態だと思います。

これって、
子どもたちの成長にとっても、
親御さんの心身にとっても、
結構、大きな問題だと思いますが、

世の中、こんなものだからという、
世の中の流れに乗るしかない状態となっていたり、

例えば、
まだ結婚前であったり、出産前の方の場合、
あまり、こういった問題については、
深く考えたり、自分事とは捉えていないという
事が多いですよね。

もしかして、しっかりとこの先の状況を
知ってしまったら、
出産をする人が、益々減ってしまう可能性も
ありますよね。

それでも今はまだ、
『子どもが欲しい』
と望む人はいて、
中には不妊治療をする方もいます。

実際、私も不妊治療をしたので、お子さんを
望む方が多くいることも実感した経験があります。


でも、この先も今の世の中の流れに
乗っているだけだったり、
この問題に気付かずにいる。

世の中の対策としては、

働く女性が増えていくことに対して
→保育園を増やす
お子さんが病気の時にも働くことができるように
→病児保育を増やす

これも決して悪いことでは無いですが、
選択肢が少ないですよね。
なので、多くの人がこれを利用するしかない。

…こんな感じで、
お子さんとの時間を減らしてしまう方向の対策
ばかりがされていくことで
本当に良いのでしょうか。

これが一番求められている事なのでしょうか。


お子さんにとっても、家庭で過ごす時間が
もう少し欲しいんじゃないでしょうか。
(これは、保育園勤務の経験から感じていた
事です。詳しくは、また、別の機会にお話しますね。)

今の方向で、どんどんと進んでいった時、
あなたが求めていることは叶うのでしょうか。

幸福度は上がっていくのでしょうか。


もちろん、子育ては大変なので、
ひとりで抱え込むことが良いことでは無いことは、
私の配信の中でもお伝えしています。

それでも、全てにおいて『バランス』という
ものがあると思います。


ただ、この問題、

企業だけに、働く環境の改善をしてもらうことにも
限界があると思いますし、
だからと言って、個人の頑張りだけで解決するのも
難しかったり、
国全体が変わっていくなんて、益々、時間がかかる
ことだと思います。

とても難しい問題だと思います。

それでも、少しずつでも改善していかないと、
お子さんも、親となった人たちも、

“心が置いてけぼり”

となってしまうのではないでしょうか。


よく外国の家族が、
家族との時間を十分に確保して過ごしている
映像を見ます。
そして、それはとても幸せそうで、
ゆとりがあるように見えます。

外国との価値観の違いや、経済的な違い、
他にもたくさんの違いがあるので、
同じようにすることは簡単ではないと思いますが、

日本はなんだか、
せかせかして、イライラして、
余裕が無い人が多いように思います。

私は、まずは、子育て環境の改善のために、
この余裕の無い状況を、本当に改善していく
必要があると思っています。


子どもがいながらの働き方、
それに伴う収入、
そして、
収入があるからこその、余裕のある時間、
時間があるからこその、心に余裕のある子育て

という “良いサイクル” が生まれて欲しいと
思っています。


もちろん、働き方だけでなく、
子育てに関する考え方を変化させてみる
ということも “余裕を生む為” には必要ですが、
今は、収入の為に働いて、時間を削られて
しまっている方が多く感じるので、
今回は、
『働く』ということに焦点を当ててみました。


たくさんの問題は一度には解決できませんし、
新しい制度もすぐにはできません。

だとしたら、既にあるサービスや制度を
利用しながら、少しずつでも、
子育て環境を変えていく。


前にもお伝えしましたが、
『ベビーシッターさんにお願いした時の割引券』
については、
子育ての大変さと、経済的な問題の、どちらも
フォローしてもらえるので、
良い方法の1つだと思います。

でも実際は、あまり知られていなくて、
まだまだ利用者も少ないですよね。

毎日、
子育て、家事、仕事とやることだらけで、
“色々と調べる時間なんて、なかなか無いよ!”
と思うかもしれませんが、

私たち自身も、積極的に、
そういったサービスや制度を知るという姿勢で
いる事が、
子育て環境を変えていくには必要なことだと
思います。
できたら、なるべく早く気付くことも必要です。


今の段階では、
自分自身の『働き方』について考えることが、
問題点の改善のためには、一番の近道かも
しれませんが、
(この記事ではママのことを言っていますが、
もちろんパパでも同じです。)

これ以上のお話は、かなり長くなってしまうので、
今日はここで終わろうと思います。


今日はまず、

本当は
【子どもとの時間も、自分の時間も、
 収入も欲しい】


という事が、
子育てにおいても、生活においても、
幸福度を上げるために、
欲張りなんかじゃなく、当たり前の感覚で、

それを、叶えるためにできることが、
実はあるんじゃないかなと、
アンテナを立てて欲しいなと思います。

『そんな事があればやってるよ〜』
と思われたかもしれませんが、

今日は、まず、それを意識して欲しいな

というお話でした。


とっても長くなりましたが、
最後までお読みくださり、
ありがとうございました🍀


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