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ぽんこついんず奮闘記 番外編2.01


数年前から、スピリチュアルだとか自己実現だとかが私達ぽんこついんずの間でブームが続いている。みなさんはSOSの法則をご存知だろうか?

S そう
O 思えば
S そうなる
 

By YouTube講演家 鴨頭嘉人chより

これは私たち双子は、そろそろサラリーマンを卒業するべきなのでは?

なんて甘い誘惑を後押ししてくれた言葉で。当時鴨チューバーを会社に1羽…失礼、、鴨だけに。会社に一人鴨頭嘉人さんのYOUTUBEを聴いてくれる人がいれば、本当に世界は変わる。という強い志のもと自己啓発に勤しんでいた時に入ってきた言葉だ。

そう思うか、思わないかで未来は変わる!
胡散臭いかもしれんが、我々双子はこの言葉の耳割りの良さを信じて歩むことにしたのだ。


あの日あの時あの場所で君に出会わなかったら・・


突然、やべぇこといいだしたなこいつらwwと思われたかも知れないが…我々双子は至って真面目なのだ。未来は思った通りになるんだよ。だから、今なにを考え、どんな行動をするかが未来に繋がる。なりたい自分をイメージしていることが大事なんだと。私達は2019年にこんな言葉に出会った。

そう、思えば、そうなる

By YouTube講演家 鴨頭嘉人chより

「好きな場所で好きなことだけして、沢山の人に人生ってチョロいんだぜって伝えられる双子になれました。ありがとうございます♪」

こんな風に双子でアファメーションしたり、Pinterestで理想の家やファッション等の画像を集めてはイメトレをしたりして高め合った。なんでも可能性で満ちあふれているんだ。この世の中は。

そんな衝動に駆られて我らは、見切り発車で当たり前の社会というレールを降りて、気が付けば2019年12月を境にフリーランスという名の「自由人」という肩書きを手に入れた。


始発の浅草橋にて「ぽんこついんず撮影」

そう、思えはそうなる。その為に環境を変えたかった。だからサラリーマンという肩書きを捨てた。でも、フリーランスで仕事をしたことが無かった私達は、ただの無職の人となんら変わらない数か月を過ごしてしまう。これではいかんと様々なインフルエンサーのやっていることを真似しようと初めて情報発信をスタートする事となる。「好きな事、得意な事」を発信することが簡単なんだっ。どこからともなくインプットした入れ知恵を頼りに、ファッションやSNSマーケなどを主軸に置きTwitterやYouTube、instagramで発信して行こうとやる気に燃えた。

そして、満を持して行動に出して見たものの反響はほとんどなかった。
(まったく0からアカウントを運営しているのだから、最初は厳しいのは当たり前ではある。)でも自分たちなら、あっという間にあれよあれよいう間にフォロワーを増やせる!と何故だか分からんが自信があっただけにショックが大きかったのである。

何故だ!!!!
あんなにも「SOSアファメーション」したのに。
実際は、効果なしだったのだ。

挫折するというシナリオを考えてもいなかった。。そう、思っていないのに。。。

いつしか、私達は喧嘩を繰り返し、すぐ決めて行動したい妹のワタシは「どうする、意見して、早く!!!!」
そしてしっかり考えてから表現したい姉は
「もう少し考えたいのっ!!!!」

このラリーの連続だった。正直上手くいっていない。。。スピリチュアル系や鴨頭さんなどのYouTubeを見ては、卑屈になる日々。


そんな時期に本や映像が我々の諦めそうな気持ちを救ってくれたのだ。

そう、まずは、本だ。

出会い①: 左利きのエレン


ある広告代理店を舞台に、クリエイターとアーティストの生き様を描くこのモノガタリは、「才能」や「天才」、「本能」みたいなワードで持つ者と持たざる者の悲しき落差を描きだす。なんでもかんでも卒なくこなしてきたことのない人間はなんとも切ない程に、主人公の普通さに共感してしまうのである。でも、希望も沢山ある作品だ。

『天才になれなかった全ての人へ』

左利きのエレンより引用

この作品のキャッチコピーである。華やかでクリエイターの一流がしのぎを削る現場だからこそ、天才か凡人が自分がどっち側の人間であるか見せつけられる。でも、凡人だからこその努力の仕方や、がむしゃらにまっすぐに仕事に向き合うことで、成果に貪欲になれる。そこで好きな一説があった。

「何かにならなきゃ…退屈で…生きていけねぇよ…」
………
「オレは諦めない…オレはオレが諦めるまで諦めない!!」

左利きのエレンのエレンよりby朝倉光一(コミック1巻6話)

まさに、私たち双子がフリーになって実現したかったこと。何かになりたい。自分たちが楽しいと思えることを出来ない人生なんて退屈で生きていけない。

何故だろう。漫画の世界というパラレルだからかも知れない。生身の人間の沢山のアドバイスよりもビタミンを貰った気がした…。それからは、喧嘩しながらも、何故かがむしゃらに自分たちの才能試しを始めた。まずは、Twitterだ。

大好きなファッションを軸に、お洒落さんにフォーカスしファッションや何かのヒントを発信出来たら。というアイディアで始めた【服バカ探偵 】は他の発信に比べていいねを多く獲得することが出来た。そして、楽しく発信していった。総集編はこのnoteでも連載している。

Vol.28にて奇跡的に嬉しい出来事に遭遇した。それがこのツイート。

“くはあ!ありがとうございます! あーびっくりした。 「知的で品があるのにどこか奔放」🤣🤣😅。お恥ずかしい…。 表現うまいなあ。 https://t.co/2BIDsjmy0V — sayumi gunji (@sgunji) June 3, 2”

@sgunji より引用

いやいや、びっくりしたのは我々双子だ。まさかのご本人がツイートを引用RTしてくれたのである。そしてこの言葉。

「表現うまいなぁ。」 
ファッション編集のプロからのお言葉。もう言葉にならない程うれしかった。ただ、泣きながら抱き合った…。

何者でもない我ら双子が少し成長したきっかけのエピソードだ。

そして、この出来事が、誰かの生き様が誰かの生きるヒントになる。
それを発信してみては?という新たなアイディアを生んだ。

そんな時に偶然出会ったのがこの本である。

出会った本②:コシノ洋装店ものがたり (講談社+α文庫)


2011年にNHKの連続テレビ小説にてドラマ放送された「カーネーション」でモデルとなった世界的なデザイナー”コシノ3姉妹”とお母さんとの家族の話が母:綾子の目線で描かれたエッセイ本である。女手1つで3人の姉妹を育て上げた母親は自身もファッションデザイナーだった。母であり職人でもあった彼女の生き様は先進的であり、母親とはこうあるべきという人々が勝手に決めたルールをいとも簡単に逸脱していて、爽快だった。

まさに「カッコイイかあちゃん」

そんな風に自由にチャレンジ精神を持ちながら前向きに生きる生き様を知った我々双子は、誰かの気づきのきっかけや背中を押すような発信をしてみたいと思った。

そこで生まれたのが、YouTubeで発信を始めた「服飾偉人伝」だ。

このコンテンツは日本のファッションデザイナーの生い立ちから転機、または考え方から、進路やキャリアに悩める人たちに人生を選択するヒントを発信している。コムデギャルソンの「川久保玲」、ヨウジヤマモト、イッセイミヤケ、ケンゾー。
ファッションという言葉が日本では浸透していなかった時代で、ファッションの聖地「パリコレクション」で名を轟かせた誇らしき日本のファッションデザイナー達。彼らを最初にフォーカスした。

コロナ過で家時間が増え、働き方や生活の変化が起き、世の中は混乱していた。また、日本のファッション業界を担う立場でもある日本のファッション専門学生たちが日本のファッションの礎を築いた彼らの功績を知らない。そんなニュースを繊研新聞で読んで衝撃を受けたのである。だからこそ、改めて様々な生き方や考え方をインプットし、自分の人生をアップデートしたいと考えるユーザーさんの心理に届いたのかも知れない。

特にこのsacaiの阿倍千登勢さんを追ったシリーズは現在1.9万回再生をされている。

その気づきから数か月。YouTubeやInstagramで動画編集や画像作成、テキストライティングをして行くうちに、これこそを仕事としてフリーで受注できれば好きなとこで好きなことだけしながら…。に近づくんでは?と新たな戦略が生まれた。そこで、ココナラや自宅で出来るウェブライティングの仕事に登録をするという流れになる。

とんとん拍子に依頼が来て、忙しくなるなぁ。。なんて楽観視していたが、待てど暮らせど受注は来ず、気づけばサラリーマン時代の貯金が底をつき始め、体を使う派遣労働をしながら、なんとか獲得できたウェブライターを続ける過酷な日々がスタートする事となる。

なんで?空回りの日々が始まった。

本当はやりたいことに使いたいお金。だけど、やりたくないことを続けることによるストレスでなぜか無駄にお金を使ってしまう(頑張って働いたお金で買ったカップヌードルを予祝と称して打ち上げし、酔っ払ってお湯を入れ洗濯機の上に置いて寝てしまうほど狂っていたのだ・・。そして翌日に落ち込む)

そんなへこんでいた時期に支えてくれたのがこの作品だ。

出会った曲③:サンボマスター 「できっこないをやらなくちゃ」



これは、アイドルドラマと馬鹿にされる方も多い作品『チアガール』主題歌だ。当時人気絶頂期の広瀬すずが映画ではメイン。そしてドラマでは主演級が二人。元Eガールズの石井安奈とここ最近芸能人カップルとして注目も浴びている土屋太鳳の二人だ。土屋太鳳さんは、ぽんこついんずの妹も知るモダンダンス界ではキャリアとも言われる日本女子体育大学へと駒を進めた生粋のダンサー候補。(仮面シンガーSIAのカレンダーの日本版のPVでダンサーとして参加したのは今でもくそ悔しい)そんな彼女たちがチアという形でダンスに向き合うドラマである。舞台は鯖江。メガネが有名な地域。実際にチアで歴史を塗替えた高校を舞台にしているだけあり、ドラマも見応え充分だった。

でも、一番我々双子に刺さったのは主題歌だった。特にFNS歌謡祭で実際に演者がチアとしてバッグダンサーとして参加したステージは、まさに「諦めないでどんなことも~」のメッセージがストレートビームでグサッときた。
それは、スターダムに上がる土屋太鳳さんとまだまだ夢半ばのダンサーが共存するステージだったからだ。

カッコ悪くても。しょぼくても。自分のやりたいを諦めない。

そう、心に誓い、昔の自分なら顔を背けたくなる仕事を「時給遊び」という遊びに変えることでゲーム感覚で乗り越えた。そんな生活が数か月続いた頃である。

初めて私たちのチャネルを通じて相談メールがきたのである。

「あなたたちを見てなんか気になって…。」

そう仰っていただいたお客様は現在も夢の伴走をお手伝いする良いパートナーとなっている。(今はSNS投稿がバズったり100名単位でフォロワーが増え嬉しいお付き合いの最中)

取引きにつながった話はまたどこかで…。

ここまでの話にお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。
長く語らせていただきましたが、

つまり、、、、、、

結果的にSOSはあったんだということを伝えたかったんです。

「え。分かりにくっ…。」
そんな感想が返ってきそうですが…。

そうですよ…多分、すぐに映画化やドラマ化、漫画になるドラマチックな生き様ではないでしょう。でも。正直言って、ドラマや映画になるような話なんて、リアルで起こりえないでしょう????

でも、リアルで泥臭い生き方をしていても、時間なのかお金なのか、沢山の人を巻き込むのか…。その何かが「糸と糸を紡ぐ」ことで成果や結果に繋がるということを伝えたかったんです。

誰でもない。まだ、何者にもなれていない。そんな悲しく痛い双子がお送りするスピリチュアル講座として吸収していただければ幸いです。

もっといい方法はどこかにあるはず。この結果に近道を探せばきっと…。
でも。これでもいい。ちゃんと結果という道を少しずつ噛み締めて歩いている今。だから声を大にして言います!

『SOSありまーす!』

そう、まずは思う。それを少しでも行動し、自分色(自分事)にする。それがスタート。そう思う事と生き方の選択。

誰かにとってドラマを見ているみたいに刺激的な生き方じゃなくても気にしない。

私は人生の主役を演じることを選択して、この世に生まれてきているのだから。

だから、自分にはチャンスが来ない…。なんてネガティブに考える必要ないのだと。常に主導権は自分。チャンスを作るも待つも自分。

では。。いつかもっとBIGになってこの場所で会いたい…
そう思えばそうなるのだから…。

それではまた会う日まで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後までお読みいただいた方に、またハッタリキャンペーンのご案内です。

このぽんこついんずの激動の双子奮闘記が本になります。きっと。

だって、、、、、、


そう、
思ったら、
そうなるから…。

本当だからね。いつかきっと。
ありがとうございました。

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