おすすめ感触遊び

保育園で働いていると、子どもたちの活動を考えて計画を立てますよね。
私が夏になると必ず計画に入れたくなるのが、絵の具などのぐちゃぐちゃ遊びや感触遊びです。
大人の都合ですが、夏の方が汚れた際の着替えが楽なのです、、、。
それに、暑い時期にひんやりした物に触ったりして子どもたちもとてもうれしそうですしね!
私が実際に保育園で行ったことのある遊びを紹介します。
少しでも先生たちの参考になれば良いです♪


寒天遊び

夏になるとひんやりしたゼリーなど食べたくなりますよね?
寒天遊びは実際に冷たい観点に触れて遊べるので子どもたちも大喜び!
事前に寒天を作って置く手間はありますが、食紅を入れたりして出来上がりもとても透明感あるきれいなものができるので楽しいですよ。

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HoiClue
色が混ざっても綺麗なので、大人も一緒に楽しめそうですね。

何色か用意して、子どもたちが自由に触ったり混ぜたりして遊べるようにしておきます。
カップやれんげ、スプーンなどを出しておくと自然とお店やさんごっこに発展していくかもしれません。
ぜひ遊びながら出てきた子供達のアイディアを、次の活動に取り入れて見てください。


片栗粉遊び

片栗粉の感触は苦手な人も多いのではないでしょうか。
実は私も片栗粉のキュッキュッとした感じがあまり得意ではないのですが、水を入れるとトロトロ〜と不思議な感覚で、子どもたちはそれがとても楽しいようです。

握ると固まって、緩めると溶けていく不思議な片栗粉に夢中です。

私が園で行ったときは、水の入った容器と絵の具を用意しておき、子どもたちの声を聞きながら「もっとお水入れてー」「赤ちょうだい」と自分で選びながら実験をしているような感覚で楽しみました。
また、思う存分楽しんだ後に風船を持ってきてじょうごで片栗粉液を風船の中に入れて口を縛ると、なんとも不思議な触感の風船が出来上がりますよ。余韻を楽しむために触って遊ぶのにおすすめです。
私も片栗粉風船を作ったのですが、延長保育で幼児クラスのお友達が投げて遊んで中身が飛び出す事件がありましたので、くれぐれも投げて遊ばないようにしてください(笑)


小麦粉遊び、小麦粉粘土

保育士なら一度は試したこともあるのではないでしょうか。簡単に作れる小麦粉粘土遊びです。
しかし私が実際に行ったのは、“小麦粉遊び“
あらかじめ粘土を作っておくのではなく、子どもたちと一緒に小麦粉と水を混ぜて粘土になるかどうか実験をしました。

もちろんですがこんな綺麗な粘土はできませんでした、、、

もちろん先生たちはどれくらいの割合で粘土になるかは大体わかっているのですが、子どもたちは「もっとお水入れてー!」と片栗粉遊びと同様どんどんお水や絵の具を催促するので、あっという間に粘土の形はなくなり、最終的にドロドロの小麦粉が出来上がり、「カレーだよ!」と自分の混ぜたものを皿に入れて満足そうな子もいたり、
「粘土にならないねー」とどんどんお水を入れて実験を進める子もいたり、
あわよくばお水遊びをしようとしている子もいたりと(笑)
はたから見たら「あらあら、大失敗ねー」と思われる活動だったかもしれませんが、子どもたちが自分で考えて選んだり、熱中して遊ぶことが目標なので、
計画はあってないようなものなのです!楽しかったらOK!です♪

小麦粉に関しては、アレルギーのある子もいるのでそこは要注意です!


氷遊び

夏にもってこいの遊び、大人も嬉しい氷遊びです。
透明の氷を触って遊んでも良いし、色をつけて凍らせてからお絵描きを楽しむのも良いですね。

ドロップみたいで綺麗!

私は白い布を敷いてその上で子どもたちと氷を触ったりおままごとしたりして自由に遊び、涼しげに色のついた布を保育室に飾って「氷で遊んだ時のだねー」「綺麗だねー」と余韻を楽しんだりしました。
氷でお絵描きも楽しそうですが、氷の感触を楽しみたい子もいるのであまり結果にこだわらない活動にしました。
何回か氷で遊んでから、やりたい子は場所を変えて氷のお絵かきをするなど、それぞれのやりたいことに合わせて対応できると良いですね。

どの活動でもあまり結果や出来上がりにこだわらないようにしたいと思っています。(出来上がりや活動が明確に決まっていると保育者があれこれ口を出して誘導してしまうことがあるので)

毎年夏の気温は高くなり、お外遊びも制限される日が多くなっていると思います。
そんな日には室内やテラスを使って感触遊びを思い切り楽しんでみるのはいかがでしょうか?
大人も一緒になってぐちゃぐちゃ遊びを楽しみましょう!

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