ぽんぽこ

都内勤務の25歳会社員。主にエッセイを投稿してます。時々短編小説も書きます。雨が嫌いで…

ぽんぽこ

都内勤務の25歳会社員。主にエッセイを投稿してます。時々短編小説も書きます。雨が嫌いです。とにかく嫌いです。世界平和に必要なのは愛だと思ってます。嘘です。

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  • ぽんぽこ日記

    暮らしのこと、日々のこと、仕事のこと。25歳のリアルと葛藤と時にどうでもいいことを書いてます。

  • ご自由に書かせていただきます

    心の中のこと。頭の中のこと。ただただ文字にしたい感じをなぐり書いているだけなので落ちも何もないエッセイです。ぐちゃぐちゃの心と頭をリセットするために書きます。

  • 短編小説

最近の記事

会社を休んだ話③

会社を休んで今日で3日目。 休んだ初日は案外気持ちが落ち着いていて、外出もできた。 明日から出社する予定である3日目の今日も、不安な気持ちは少ない。 1番キツかったのは2日目。 とにかく不安で会社を辞めることしか考えられなかった。 辞めることしか考えられないくせに、辞めることがもの凄く怖くってこの先どうして生きて行こうかという気持ちに支配された結果、1日中ずっと家に引きこもっていた。 夕方に部長と電話することで現状を伝えることができたので、肩の荷を下ろすことができた。 おか

    • 続・会社を休んだ話

      昨日に引き続いて今日も仕事を休んだ。 今は日当たりの良い寝室に椅子を持ち込んで腰掛けながらこれを書いている。 昨日よりも体調はよく、心の状態もよい気がした。 嗚咽もなかった。 が、今日も会社に行けなかった。 完全に行くのが怖くなってしまった。 書いている今も勝手に涙が出てきた。 やっぱりダメなのかもしれない。 僕は昔から手を抜くのが苦手なくせにやり切ることも苦手なのでなんでも中途半端に全力投球してしまう。 昨晩Twitterに弱音を書き込むと、友人からLINEが来た。 「

      • 会社を休んだ話

        今朝、嘔吐して会社を休んだ。 全身が出社することを拒んだのだ。 私は昨年の4月に今の会社に入社して勤続1年半。 上司は今年の4月よりメガバンクより出向で当社に入社した。 私の課は私と上司の二人で構成されていて、基本的なやり取りはイントラネット上のチャットで行っている。 席は少し離れているが視界に入るところに座っているが、基本的に会話はない。 上司が赴任した当初は穏やかな印象だった。 しかし4ヶ月経った今では印象が随分と変わっている。 特筆するほど「パワハラ」だと感じる言動

        • ご自由に書かせていただきます

          ここ最近(と言うより20代に入ってからずっと?)、頭の中がモヤモヤして心が落ち着かなくなる。自分で自分をコントロールできない時が多い。 自分でもその理由は分からない。 ただ漠然と不安で、強烈にこの瞬間(今)が怖くなる。 何も楽しいことが考えられず、気がついたら息が上がり何も手が付かなくなってしまう。 何かに怯えているがその何かがわからない。 ただただ怖い。ただ、怖いのだ。 この恐怖と戦うにはどうしたら良いのか僕にはわからない。 けれど、何かを書いているときは気持ちが休まって

        会社を休んだ話③

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        記事

          【エッセイ】からあげの話

          一昨日の夜、彼女が久しぶりにからあげをつくってくれた。 からあげを食べるとき、はたまた作っているときにいつも思うことがある。 「からあげと竜田揚げの違いは何か」 その度に調べるくせにいつも違いを忘れてしまう。 性懲りもなくスマホを取り出して調べると「下味をつけた食材に小麦粉や片栗粉などを薄くまぶして油で揚げたのがからあげで、竜田揚げは片栗粉のみで揚げるものを指すとされています。」とのこと。 喜ぶべきか嘆くべきか、便利すぎるこの世の中なのではGoogleに「からあげ 竜田揚げ

          【エッセイ】からあげの話

          【エッセイ】どなんどんなん

          20歳を超えた人間なら誰しも一度は体験するであろう絶望がある。 過度に酒を飲み過ぎた翌日に来るアレ。 そう、二日酔い。 酒を飲んでいる時間は、ただただ楽しい気分でジョッキを空にしていくのに、翌日になると自身の吐瀉物でトイレを不愉快な色に染めるあの体験をした者は「二度と、いや一生酒なんぞ飲んでたまるか」と己に誓ったことは少なくないだろう。 ともあれそんなことでいちいち己に誓いをたてているような人間は、大抵その日の夕方に缶ビールのプルタブを開けている。 「飲み過ぎは良くない」と学

          【エッセイ】どなんどんなん

          【エッセイ】思い出って大切、な話

          昨晩、東京アラートが発令されたんだとかされなかったんだとか。 とにかくここ最近は「緊急事態宣言」やらなんやらいろんな要請を受けている我々だが、要は「外出を避けて人と会うな」と言うのを手を替え品を替え呼びかけられているわけだ。 友人と気兼ねなく居酒屋でお酒を飲むことや、あてもなく買い物に出かけたりすることができなくなってはや2ヶ月くらい経った。 政府の自粛要請が解けた今でも、まだまだ手放しに楽しむことができない状況がまだまだ続いている。 そんな日々を毎日過ごしていると、ふとし

          【エッセイ】思い出って大切、な話

          【エッセイ】「誰かこの俺を止めてくれ」の話

          Romanticも食欲も止まらない。 せめて食欲だけでも止めて欲しい。 胸が腹が苦しくなる。(くーるしっくーなるー) 一時期97kgあった体重も、今年の一月から通い始めたジムのおかげもあってか、今では92kgまで落とすことができた。 が、残念ながら世界を揺るがすコロナウイルスのおかげで現在は休会中のわたくしの体は、あっと言う間に見るも無残な体型へと様変わりした。 元々見るに耐えない体型であったので、様変わりというか元に戻ったのだ。 私が太る原因の一つに、とめどない食欲があ

          【エッセイ】「誰かこの俺を止めてくれ」の話

          【エッセイ】5月の暑い日に蕎麦屋へ行った話

          緊急事態宣言がまだ解除されていなかった先週の日曜日。 もはや家にいることが当たり前になってきており、休日に電車に乗って外へどこかへ行こうという気持ちは一切起きないものの、やはり天気がいいからと外へ行く気持ちを抑えきれずにとりあえず散歩へ出かけることにした。 とりあえず荒川の河川敷を歩こうと家を出てみたものの、この日はめちゃくちゃに暑いせいで家を出てから3歩でもう帰りたい気持ちにかられる。 この時時刻は11時20分。 思えば朝食を食べていなかった私は、隣にいる彼女に「腹減った

          【エッセイ】5月の暑い日に蕎麦屋へ行った話

          【エッセイ】ボディソープがない夜の話

          ボディソープがなくなった。 何故だかいつも気づかぬうちになくなってしまうシャンプーにリンス、そしてボディソープ。 体を洗っている最中に、残り3プッシュくらいになっている容器の中のボディソープを見て「あっそろそろなくなるなぁ」と意識していても、ばしゃっと洗い流してざぶんと湯船に浸かったころには半分以上忘れており、湯船から上がってタオルで体を拭くころには完全に忘れており、ドライヤーで髪の毛を乾かす頃には忘れたことさえ忘れている。 そしてそんなことを大体3〜4日間程度続けて、「い

          【エッセイ】ボディソープがない夜の話

          【エッセイ】日日是煩悩

           自粛期間があまりにも暇なおかげで、久しぶりに筆をとることにした。 正確には筆ではなく、パソコンを開いているわけだけれども、まぁそんなことはどうでもいい。筆を握るのかキーボードを弾くかの違いなだけである。  緊急事態宣言が発令されてから、はや1ヶ月半が経過した。 耳にタコができるくらいの「自粛!」「自粛!」「自粛!」に、「外出する者は全て悪人じゃい!」という社会の雰囲気にも慣れてきたが、家に篭りっぱなしの生活は我慢の限界に近づいてきた。 と言っても、「旅行大好き!」なわけで

          【エッセイ】日日是煩悩

          (短編小説)『名もない2人の関係は』

          「今日買い物行ったらなぁ。納豆がなぁ。売り切れててんなぁ。なんかなぁ。テレビでやっとったらしいわ、感染予防に良いんやて」 録画したアメトークを見ながら、冷蔵庫に残り1パックとなっていた納豆をまぜながら彼女がそう言った。 今世界で蔓延しているという新型のウイルスのせいでここ数週間職場以外の場所に出かけていない。 感染者数が増えていく報道にも疲れてきたので、夜ご飯を食べる時は録画したバラエティ番組を見ることにしている。 生まれも育ちも東京なのに、どうでもいいことをぼやく時だけ彼女

          (短編小説)『名もない2人の関係は』

          【エッセイ】「マハール会でカレーを食べるまで」の話

          「今日から君の名前はマハールやで」 このなんともフニャッとしたニックネームを付けられた理由を説明するためには2019年の12月初旬に遡る。 総務課に所属している私は、取引先に配る年賀用のカレンダー制作を担当している。 カレンダーの各月のページには世界遺産の写真を使用しており、写真の下にはその世界遺産の説明が書かれている。 自社の海外グループ企業を紹介するのが目的だ。 私が入社する5年ほど前からこの世界遺産シリーズは続いているようで、その間減らすことはあれどグループ企業が

          【エッセイ】「マハール会でカレーを食べるまで」の話

          拝啓、そちらの景色はどうですか

          拝啓 そちらの景色はいかがですか? どんな風景が見えますか? 綺麗なお花畑が広がっていますか?海は凪ぎ打ってますでしょうか? 神様は居ましたか?はたまた鬼ですか? 今はどんな気分でしょう? 清々しいですか?それとも後悔していますか? いろいろ聞いても返事は頂けませんよね。 そうですよね。 仕方ないですよね。 あなた様が今日そちらへ行ってしまったことを私は仕事中にサボっていじっていたTwitterで知りました。 あなた様の意を決した行為は数多の人から写真に撮られ、拡散されてお

          拝啓、そちらの景色はどうですか

          【誓い】よし!新年はこれだ!-目標2020-

          食って寝ての正月3が日が過ぎ去ってはや2日。 いい加減ダラダラ過ごすのにも飽きてきた。 何故堕落するのか。 それはつまり正月の過ごし方に明確な目標がないからであると私は思う。 そして愚かな私は懲りることなくたてるのだ、新年の誓いを。 そう、目的を掲げるのだ。 今年は簡潔に以下5つの目標を掲げたいと思う。 ①noteの週1回以上の更新 昨年はinstagramにほぼ毎日エッセイを書いていたが、今年はnoteの更新に注力したいと思う。 『仕事』『生活』『日々感じたこと』『エッセ

          【誓い】よし!新年はこれだ!-目標2020-

          『「硬め濃いめ多めで」些細な幸せの話』

          あけましておめでとうございます。 読者諸君におかれましては益々の御多幸と御健勝をお祈りいたします。 本年もまた、どうぞ私めとお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。 と、まぁかしこまってはじめてみたもののそもそも私のアカウントに決まった読者なんか居らないため、誰に向けての挨拶なのか私自身もよくわかっていない。 とは言え礼儀を重んじるのは私の性分であるが故、年明けの投稿には「あけましておめでとうございます」と言ってしまう。 重ねてにはなりますがそんな私をどうぞ、今年もよろし

          『「硬め濃いめ多めで」些細な幸せの話』