見出し画像

【旅行記:小浜島】島のおじいガイドに教わる島の魅力

石垣島旅行。急遽初日の午後に空きができてしまったので、離島ターミナルで午後一参加できるツアーを模索したところ、小浜島の便がまさに今出港間近!!!予定になかった小浜島、NHKのちゅらさんの舞台にもなった、さとうきび畑が広がるのどかな島に行くことにしました。


チケット売り場で小浜島に行きたい旨をお伝えしつつ、島ではバス観光を希望。こんな直近で空いてるかは、、、と、電動自転車をすすめられたものの、乗ったことないし炎天下で無理と引かずに無理を言ってバス観光を手配してもらいました。
すぐに電話で確認して観光バスツアーを手配してくれた店員さん、まさに今出港しようとしてる船に掛け合ってくれたスタッフさん。心から感謝の気持ちでいっぱいです。
逆の立場だったら面倒くさいお客さんだろうなあと思いつつも、希望を叶えてあげようと動いてくれる島民の方々の優しさに触れた瞬間でした。


船の乗船と観光バスツアーはチケット制。
乗船時、観光ツアー参加時にチケットを渡します。なので、しーっかりと無くさないようにもっていないと大変です。


小浜島までは船で30分。
八重山諸島の海を滑るように走る船は、波があると縦揺れが💧でも、基本スムーズでキレイな海と島々を眺めてるとあっという間に到着しました。


小浜島に到着して下船すると、ホテルのお迎えやバス観光ツアーのお迎えの看板を持った方が待ってました。
ほとんどの方が、大きなスーツケースを持っていて、リゾナーレや星のやホテルの送迎車へ。
そして、私は観光バスツアーの看板を持っているおじいちゃんに声をかけると、優しくバス?に案内してくれました。
ターミナルにはお手洗いもあるので、これから1時間ちょいの観光ツアー前にお手洗いを済ませるとイイですよ。


なんと、他のお客さんはおらず、私一人のためにツアーを出してくれることに!!!
直前で予約を受けてくれて、ほんと感謝です。


まもなくバスは出発。
ターミナルからのどかな田園風景を進み、市街地へ。
途中牛さんを見かけたり、ドライバー兼ガイドのおじいちゃんがたくさん小浜島に着いてお話ししてくれました。


知っている方も多いのかもしれないのですが、ここ小浜島はNHKドラマ「ちゅらさん」の舞台になった場所。
さとうきび畑に囲まれた1本道が印象的だったかと思うのですが、、、実はその風景は今はなく💧
さとうきび畑は後継者不足、ブランド牛の餌となる飼料の栽培が盛んになったことで、多くが牧草地に変わったのだそうです。
さとうきび畑もあるけど、一面に広がっているとは言い難い景色でした。


さてさて少しいくと市街地に到着。
昔ながらのサンゴの石垣が残る古民家が多く残ってました。そして、ちゅらさんの舞台になった民家も健在。
たーだ、今は住んでる方がいるので車窓から見るのみです。今回は私一人だっこともあり、降りて民家の外を案内してくれました。で、記念撮影も(笑)



さらに進んでいくと小高い丘に。海が見えてきました!のどかな風景の先に見える海もキレイですよね。


下っていくと茂みの奥にビーチが!!!
真っ白い砂浜に青い海。誰もいなくって気持ちいい😄
このビーチ、お隣の西表島に一番近い場所。結構近そうなので泳いで辿り着けそうな感じもするけど、途中かなり深く流れの早いところもあるので危険なんだとか💧島の周りは遠浅だから行けると思っても絶対に行かないでくださいね。

小さな集落の港を回遊して展望台へ。
展望台といっても小高い丘なので、麓から階段を5分ほど登ればたどり着けます。
おじぃに「頑張って!待ってるから〜」と送れ出されて、いざ展望台へ!!!
木が生い茂っていて木陰なのは嬉しいものの、頂上まで続く階段はキツい💧普段運動してればなんてことないのかもだけど、、、

頂上の明かりを目指して、最後の力を振り絞って登り切ったら360度見渡す絶景が✨

まさに絶景!!!
緑豊かな小浜島の先には青い海。そしてその先には離島まで見渡せる。
キレイに晴れてる日だったので、遠くの島々まで見えました👀


あとは、ちらっとリゾートエリアを紹介してもらいつつ帰路へ。1時間ちょっと、長いようであっという間でした。

私一人のためにガイドをしてくださったおじぃさんガイド。温かい心遣いに感謝感謝です😊


お別れをした後は、石垣島行きの船が来るまでしばし港の周りを散歩したり、小さなショップで小浜島のお土産に目を通したり。
お手洗いがあって、待合室は比較的涼しいので、ゆったり椅子に座って過ごせました。


急遽、決めた旅ではあったものの、時間を有効活用できたし、担当している八重山諸島の一つ、小浜島を体験できたのはほんとよかったです♪
私のためにチケットの準備に小浜島観光バスツアーの手配をしてくださった、八重山観光フェリーさん、そして小浜島のおじぃさんに救われた半日でした。

この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?