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少しずつ自分の殻を破っていきたい

ステーキを食べにいった。

この店はリーズナブルなわりにとても美味しく、たまーに贅沢気分を味わいたくてくることがある。ほんとにたまーにしか来ないので、期間限定のモノではなくいつもと同じものを頼もうと思っていた。

いや、まて。本当にそれでいいのか?

最近なんだか無駄に向上心のあるためか、とても迷う。

これでいつも通り、健康ビーフハンバーグ&ステーキセットを頼んだら、お前は一生そのままだぞ。それでは「ステーキを食べにいった。いつも通り美味しかった」という「歯磨きをしました。口の中がスッキリしました」みたいな日常に溶け込んだ感想しかでてこない。同じ思考、変わらない行動、発達しない知識。今の自分の殻を破るにはいつもと違うことをする必要があるのではないか。

よし。決めた。牛でも豚でもない。ラムのもも肉にしよう。ラムは焼肉屋で食べたことがあるがもも肉は食べたことがない。未知の世界を味わおうではないか。覚悟を決めたつもりだが、ちょっと尾を引きながらラムのもも肉を注文した。


食べてみるとこれが美味しいのなんのって。味覚音痴のぼくでもわかるほど、牛とはちがってあっさりしている。ラムってこんなに美味しいんだ。食にたいして興味のないぼくでも感動した。

これが初体験か。いつしか行動がパターン化していて面白みのない日々を過ごしていた。でもこうしたちょっとしたことでも変化させることで新しい自分が誕生する。そう、今日でぼくは、ラム肉を話すことできるようになったのだ。


この体験が自分の血となり肉となっていく。

大きなことはしなくていい。少しずつ、いつもと違う体験が自分の殻が破っていく。そんな小さな積み重ねを重ねていきたい。以上。終わり。


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