偉大なるタウリン
気合いの入るの一日には栄養ドリンクを飲んでいる。
プレゼンのまえにグイッと、ゴルフのまえにサクッと、寝不足のときにゴクンッと、好きな子とデートのまえに……は飲まないか……。
ぶっちゃけ、効果を感じたことは一度もない。朝の一瞬だけ気合いが入る。スイッチが入る。その程度だ。
オロナミンCは飲まない。オロナミンCを飲むときはなんとなく昼だ。リフレッシュしたいときだ。だから朝は飲まない。朝に飲むのはタウリンだ。
そもそもタウリンってなんだ。
調べてみると肝臓の働きをよくするらしい。他にも疲労促進や血行をよくする効果もあるのだとか。
でも、そんなことに興味はない。「タウリン」って単語だけしか興味がない。効果があるかないかなんてどうでもいい。「タウリン」ってことばだけが重要なのだ。
タウリン1000ミリグラム配合。
これだけで十分なのだ。エビデンスなんて関係ない。効くとか効かないとかどうでもいい。ここ一番のとき、徹夜になるときにタウリンが必要なのだ。
1000ミリグラム。つまり1ミリリットル。小さじ一杯が5ミリリットルらしい。つまり小さじの5分の1。たったそれしか入っていない。
普通に考えれば、そんな数滴で効果があるとは思えない。
でもそんなのは関係ない。「タウリン」ってことばが気持ちに喝を入れてくれる。
タウリンが「よし、今日はやるぞ」と奮い立たせてくれる。ビタミンでもミネラルでもカフェインでもない。
タウリンだ。
なんどでもいう。オロナミンCではダメなのだ。ちょっと弱い。デカビタでもダメ。モンスター、レッドブルならギリかも。でも、気合いとはちょっと違うような。どちらかというと飲み物だ。コーヒーに近い。
タウリンは飲み物ではない。気合いだ。
リポビタンDスーパーは、タウリン2000ミリグラムだ。
1000ミリグラムに何滴か足しただけだ。カラダにどれだけ変化があるのだろうか。1000から2000になることで、どれくらいの力がみなぎってくるのだろうか。崖から落ちそうになったとき、とんでもない力が発揮されるのだろうか。
どうでもいい。そんなことは関係ない。スーパーが大事なのだ。タウリンが倍になっているところが大事なのだ。ケインコスギがどうなろうとどうでもいいのだ。
偉大だ。タウリンは偉大だ。
つまりなにがいいたいかって?最近ちょと疲れている。ちょとだけ。そういうときは栄養ドリンク。以上。終わり。
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