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ビジネスマンの色

昨日、市の市民生活課の課長と補佐がやってきて、いろいろ話をした。

主に、窓口業務の話をした。

僕の話のポイントは、「かわいらしさ」だった。

「かわいらしさ」と言っても、標準語の「可愛らしさ」ではなく、田舎語の「かわいらしさ」だ。

数年前に大きなお金をかけて新築された今の「金権市庁舎」は、中にいる人が笑顔になれない。

動物園さながらのカウンターという檻の中で飼われている職員たち。

色彩は、濃いグレー。

未来のない色。

せめて色彩がピンクとオレンジだったら、多少はマシなのかもしれないが。

濃いグレーの色は、「La Petit Prince 2015」で描かれる、ビジネスマンサイドを象徴する色だ。

金権市長と取り巻きと、金権癒着土建業者と司法書士には、そんな感覚なんて、わかろうはずもない。

大きなお金をかけたものというものは、例外なく、人から笑顔を奪い去る。


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