ネットで仕事を受ける

ぽん太さんは、クラウドソーシングサイトのひとつ「ココナラ」で小さな仕事を受けている。

お客様から依頼を受ける。仕様を確認し、作業を進め、中間で何度か確認をとり、作業を進め、仕上げて、納品する。

すると、イメージと違うから作り直してくれ、と来る。

当初の仕様だとか、中間確認はいったい何だったのか。

お客様は、ぽん太さんからの確認の要求に対して、内容を確認しないでオッケーを出す。

そして、毎度おなじみ「ちゃぶ台返し」を食らう。

ネットだと、契約書だの、仕様確認書だの、中間レビュー確認書だのを交わさないので、リスクは大きいことはわかっているつもりである。

最近では、受注に慎重になるあまり、「石橋を叩いて壊す」ことが多くて、なかなか受注に至らない。

次に大きな問題は、コレである。

みんな安く受けすぎーーーーーー!!!

感覚的に五千円は欲しいよね、という感じでも、希望価格五百円とかで応札が入る。

信じられないが、これが現実。

ココナラは、「個人の得意を売り買い」するマーケットとしてスタートした。このコンセプトはとてもよかった。なんとなれば、売主も買主も良心的だったからだ。

それが、昨年の改悪で一気におかしくなってしまった。

「プロ認定」とかってのを始めて、素人個人のマーケットではなく、クラウドワークスやランサーズのような、プロのマーケットになってしまった。しかも、先に書いたように、ブラックなマーケットになってしまった。

なかなか世の中はうまくゆかないものなのだ。



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