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激痛で目が覚めた

朝4時。

胸の辺りが痛くて目が覚めた。

肋骨の真ん中の奥。

心臓か肺か、と思われた。

腕を伸ばしたりすると痛い。

痛みに耐えること1時間。

少し痛みが和らいで眠りに落ちた。

痛みに耐えながら執務をしていた朝10時。

オフィスでコーヒーを立てて、一口飲んだところで、また痛くなった。

こんどは、激痛。

机に突っ伏して痛みに耐えた。

胃だ。

胃潰瘍か。

医者へ行って胃カメラを飲みたいと思ったが、この田舎で胃カメラを装備している医院はなく、県庁所在地までゆかなければならなかったし、医者の紹介状がないと診てもらえない。

しばらく机の上に頭を置いて悶絶していたところ、次第に痛みは和らいだ。

逆流性食道炎の治療薬を飲んでいて調子が良く、ついつい、コーヒーをがぶ飲みしたり、フレッシュな紅茶を飲んだり、大食いしたり、そんなことが祟っただろう。

もうひとつの要因に思い当たった。

ブラウザ三国志というネットゲームに熱中していたのだ。

10年くらい前から、時折遊んでいるのだが、今回も、ここ一週間ばかり熱中していた。

このゲームは胃に来るのだ。

このゲームに熱中して、体調を崩してはやめ、回復すると熱中し、ということを繰り返してきた。

もうやめよう、と思いながら、つい熱中してしまう。

今回も体調を崩したので、もうやめよう、と思う。


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