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母日記

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子供を産んで、年齢を重ねて。たとえば、朝ドラを欠かさず観るとか、子供の好きなメニューを繰り返し出して飽きさせるとか、テレビ観てるのに掃除機かけるとか、いつのまにかあの頃には理解で… もっと読む
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記事一覧

「暗さ」の魔力に魅了されてしまった息子、救えるの?

薬物依存になった息子と父の愛の物語。 映画「ビューティフルボーイ」のキャッチコピーです。こう聞いて想像したのは、仕事にかまけて愛を注がなかった息子が薬物依存になって、その反省を持って父親が息子に向き合い、更生を通じて二人の絆が深まる、みたいな。 実際この父親は息子が小さい頃に離婚して、再婚して腹違いの子供を2人もうけて、売れっ子の脚本家として多忙な日々を送っていた。あながち私の想像は間違えではなかったのかもしれないけど、「愛を注がなかった」というわけでは決してなかった。

夫婦がともに最高の裏方になるために。

テレビでも映画でも、ドキュメンタリーが好きなんです。 今回みたのはこちら。恵比寿ガーデンシネマで絶賛公開中の「RGB 最強の85才」です。 85才にして現役、職業・最高裁判所判事。私たちが知っているアメリカからは考えられないくらい性差別が満映していた時代に、弁護士として数多くの差別に苦しむ人々の言葉を代弁し社会を変えてきた彼女。史上2人目となるアメリカ最高裁判事に指名されてからも、アメリカの法のもとに、あらゆる差別に対し「NO!」を突きつけてきた。 85歳になった今でも

ドラえもん のび太の月面探査記を観て、母、胸熱。

今年のドラえもんは何だか懐かしい気持ちで胸熱に。そうそう、映画のドラえもんはこうじゃなきゃ!ってシーンの連続。悪役が超怖いのとか、ひらりマントの活躍とか、スネ夫がひねり出す勇気とか、ジャイアンの母性とか、ツボ押されまくり。 子供の頃、ドラえもんの映画はすべてビデオにダビングされていたので(ダビング、久しぶりに言いました)、テレビの前で兄弟と固まって何度も何度も観ていて。そういう記憶が私の中に染み込んでいるからか、「映画版ドラえもんとは、かくあるべき!」な名シーンが出てくる度

三男が生まれてから、次男は爪を噛み始めた。

弟が生まれてから、爪を噛むようになってしまった次男。2年間、何をしたって治りませんでした。でも先日、突然「ママ、爪切って?」とのこと。あなたの爪はどうせないでしょ?と見ると、なんと爪が生えている!2年ぶりに白い部分がある!「わー!!爪がある!!」と嬉しくて嬉しくて、なんだかとっても安心して涙ぐんでしまいました。 そんな私を見て、次男は不思議そうにしていたので、「爪噛まなかったんだね!」と褒めると、「僕、爪噛んだことなんてないよ?」とのこと。そういえば、噛まないで!といくら怒