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Xデザイン学校 アドバンスコース Final

最終発表に向けたあれこれ

10ヶ月に渡るXデザイン学校での学びは
昨日の発表会で一区切りとなりました

noteは最初と最後だけ書こうと最初に決めましたので
これが2回目ですが最後の投稿になります

最終発表の資料は動画にしましたが
動画はもろもろ大人の事情で非公開としますので
せめて昨日話した内容の原稿をほぼそのままご紹介します

3連休ど真ん中ですね
今日ここにいるのは
めちゃくちゃ勤勉か
めちゃくちゃ暇人か
はたまた2億光年先の星から瞬間移動してきたエモい宇宙人か
まぁそんなところだと思いますが

それはさておき

ここにいるみなさんで
富士山に登ったことある方はいらっしゃいますか?
今日はそんな話になります

何を言ってんの?と言う話と思いますが

どう言うことかと言いますと
ちょうど1年前
デザイン学ぶぜぃとシャキってた訳なんですが
実際学び始めてみると
このデザインを極める、使いこなすなんてのは
生まれたばかりのぴよぴよハイハイベイビーが
富士山の頂上目指すようなくらい果てしないと
そう感じたわけです

なので、今日は、この何も知らない無能な私が
10年かけて富士山てっぺん目指す物語の
ほんのプロローグの話をしたいと思います

誰の役に立つんだろうと言われると
それは知らんと
まぁ、あえて言うなら
この無知無知ぴよぴよベイビーの一挙手一投足は
ミシュラン星5の肉じゃがより
2万倍美味しい肉じゃがを作れる
うまみ調味料にもなるかもねと
そのくらいでしょうか

ここにいるみなさんにとっては、とても退屈な
10分になるんじゃないかと思いますので
いますぐ寝ることを私は強くお勧めいたします

そういえば、自己紹介をしていませんでした
XXと言います
先日和田あき子に
「おたくは何をされてる方なの?」
と言われたくらい
今は何者でもないような輩でして
日常的に雑な言葉を使い
誰も口を聞いてくれなくなっているような
そんな人間であります

それはそうと本題です
こういう新たな学びをする時
どうやってゴール目指すのか?
と言うのを考えること皆さんもありますよね

私の中では
忘れちゃならん2つのルールってのがありまして
それが、現在位置と正解の教科書

この2つ、どちらも見誤った瞬間から
奈落の底まで落ちて
残りの人生半魚人として過ごすことを余儀なくされると
そういうものです

1つ目の現在位置
私の現在位置はどこだろうかと
富士山のてっぺんを目指すのだとすると
麓か?一合目か?
まだ自宅から出てないと言うところだろうと
そんな風に考えてたんですが
いやいや待て待て、果たして本当にそうなんか?と

で、3回回ってワンと言った後に
自分の持ってる全ての能力を振り返ってみると
実はブラジル、リオのカーニバルで
パヤパヤしてるところだな
と言うことがわかりましたと

結論、富士山どころか
日本?
くらいまだちゃんと富士山を意識したことさえないと
と言うのが現在位置でした

2つ目の正解の教科書
これは
異論反論オブジェクション飛び交うところですが
私は、実体験も含め
物事には正解は必ずあると考えてまして
そこは私の中では
物理の問題を解くのと基本変わらないと

問題はこの正解あるなし議論ではなくて
あるとしたらどれだ、と言う
闇の中に突っ込んで
自分でこれだという光を集めることが
できるかどうかで全ては決まると

これ間違ったら下手すると奈落
間違わなければ得るもの1つ1つは
仮に少なかったとしても
脳内のアンラーンは必要ないように進められると
言うめちゃめちゃ大事にしているところです

さてこの2つ、どうやってやるかというと
私の場合よくやるのが
アウトプットスタート・インプットリンク
と自分では呼んでるものです

言葉の通りです
まずは何か生み出すと
生み出せば、そいつに反応するアレがアレすると
まぁそんな話です

打席に立って三振するのが大事
実験して爆発して顔真っ黒になるのが大事
幽体離脱して相手の体に乗り移り
相手を通して脳内チェックや行動観察するのが大事と
まぁそんなところです

少し真面目に言うと
バチバチ三現主義と言うことになるわけです

ではこの1年で
何をアウトプットしていたんかというと
Youtubeで遊んでました、です

理由はいくつかあるのですが
今すぐできる
0円でできる
遊びでできる
これがベースです

私の場合
デオキシリボ核酸に刻まれる血肉になる時は
仕事ではなく遊び心ある時です
言うことで、こいつを実験道具に使うことにしました

やったことは
ここの皆さんにお話しするようなレベルの内容ではなく
アホが真剣にアホなことをやっているだけでしたと

大事にしたかったのは
ここに反応するアレ
つまり私自身に直接向けられたユーザーの声ってやつですと

例えば、どんな反応があったかというと
言葉遣いに対するコメントをもらったりしましたね
どうやら私は
思います、と言う言葉がその頃多くて
少し聞きづらいという話でした

実際聞き返すと
「確かに、そうだ、あいつやるやんけ」
と有難い気持ちにも なったので
偽名でFB友達申請したろうと
そんな感情にもなりました

それ以外にも
反応がいいもの悪いものを分析していくと
視覚としての色の話
聴覚としての声の話
なんとなくパターンが見えてくるわけです

そこまできたらワンクール終わりにします
実験なんで、ワンクール大体1ヶ月くらいで
きっちりやめます

ここからインプットリンクしていくわけです

この道中で
デオキシリボ核酸を震わせたこいつは
○○知識的には、○○と言うことなんだなと
先駆者達がクソ苦労してまとめたものを
リンクさせていくと

ここで、Xデザインで学んだことも
リンクしていったりするわけです
例えばアウトプットスタートなんかも、そもそもそうで、
私の中では
アクションリサーチを知ったとき
ほうほう似てるねと
アクションスタートからのPDCAやってくと

普段やってる仕事、今やってる遊び
新しく学んだことから、リンクさせていくと

このリンクを探すのを自分でやる
これがめちゃくちゃ大事でして

このリンクは人にやってもらうと
簡単に切れちゃうんですよね
それこそ
熟成シャトーブリアンくらい簡単に口溶けしちゃう
アキレス腱になっちまいますよと

で、ここからは
私のデオキシリボ核酸が
仕事で顔を出してきたんじゃないか
と言う実体験の話なのですが

普段はサービス開発チームで
プロダクトマネジメントとか
プロジェクトマネジメントを
やってたりするわけですが

ある時Webアプリに
とある書類をダウンロードできるボタンをつける
みたいな良くある話がありましたと

で、このボタン
押せる時と押せない時が日によってあるよって話で
押せない時にボタン押させて
エラーメッセージ出すのは
ユーザーにとってどうかと思うので
押せないときは見せないようにしたいんだよね
ってな話で
あーだこーだ、てんやわんや、ビンゴボンゴ
始まっていたので

"We are the アホ" かまして

自称UXデザイナーとMeetしましょっか?
ってイキってチャットしたら
1/1000秒で反応されまして
「あれ〜、引くに引けねぇ」
と言うことで、ノープランで
昼飯食いなら15分くらいスライドパチパチして

Meetして
こうだよね、そうだよね、こうだよね、うんうん
と、そんな感じで
結論出てクロージングまでしましたと
という出来事がありましたと

で、この時は何も考えてなかったんですが
ふと振り返ると、
あれ、これって、俺無意識でやってねぇか?

はじめてのおつかい見て
感動で涙ボロボロ流してる2歳児くらい
「いやいや、何でお前が涙ボロボロなんだよ」

っていうツッコミをしたくなるくらい
1年前から比べると可笑しな状況になっていると
こんな感覚になったんです

これ、もしかしたら
血肉になる智識昇華のサイクル
回り始めちゃってるんじゃないか?みたいな
そんな気がしたので

いよいよ
ブラジルから日本にやって来ることにしまして
四畳半のアパートを借り始めましたよと

これで、この物語のプロローグは終わりです

せっかくなんで第1章を少しだけ予告すると
Apple Vison Pro買って富士山登ったろう
って話です

もし続きをみたいと思うクソ暇な稀有な人がいたら
また1年後この場所でお会いしましょう

以上です

ポップなアルケミスト

楽しめるよう脚色をしているところは当然ありますが
それにしても研究発表の場にしては、相当ふざけてますよね w

なぜ他のみんなが真面目な研究成果を発表する場で
こんなふざけた発表をしたのか、と言うと色々あるのですが

  • 聴衆が欲しいであろう情報が自分の成果の中にはなかったこと

  • 発表時間が最後の方かつ15時過ぎの眠くなる時間帯であったこと

  • 発表の場なので緊張や堅苦しさのある雰囲気になる気がしたこと

  • 次回受講検討中の聴衆がいたらワクワクを持って欲しかったこと

  • 場のデザインは私の得意分野でもあったこと

  • 先週コロナ罹患して10分継続して話すのが困難であったこと

などの理由で、「真面目にふざけよう」
と言うテーマで行くことに発表前々日に決めました
私が今出来ることを非真面目にと

そこから資料作成、動画制作を24時間くらいでやった感じです
当日発表する動画が完成したのは、実は発表30分前でした w
前日完成してたのですが、直前にテロップの誤字に気づいて
休憩時間10分間で修正・再作成して間に合わせるという感じでした

ガキの頃から変わらず
夏休みの宿題を当日朝までやってるタイプです

動画というツールを選択したのは
仮に目が見えない人は声を聴けばよく
仮に耳が聞こえない人はテロップをそのまま見ればよく
と、せっかく10分使うなら
少しでも無駄ではない10分にしたかったからです

1秒という時間そのものは
すべての生きるものに平等で貴重ですからね

これもXデザインの中で知ったことがうっすら記憶にあったからです
ユニバーサルデザインやインクルーシブデザインですね
本来の言葉の意図・目的とは大きく離れていますが
無意識でそういうことが普通に出てくるようになっているのは
これも1年前との違いだと感じています

余談ですが、今回の動画制作はこんなステップで作ってます

  1. ざっくり話すテーマをiPhoneメモ帳に数行程度で書く

  2. 自由に話し始め、ボイスレコーダーで記録する

  3. ボイスレコーダーで文字起こしと要約をする
    使ってるレコーダーは PLAUD NOTE というやつです
    クラファンで買いました
    要約はストーリーラインの矛盾チェック等で活用します

  4. 文字起こし間違いを少し直しつつ10分以内にする
    文字起こし精度は結構高い印象ですが、私の場合
    おふざけワードが多いので普通の人より修正量は多いかも

  5. 話しの内容に合う画像を用意する
    フリーやAdobe Stock等を使います

  6. Google Slideで動画に使うベース資料作る
    ここは仕事で慣れまくってるのと、仕事資料のような情報正確性や
    デザインルールなどがありませんので、秒で終わる感じでした

  7. Final Cut Proで動画に仕上げる
    以前は10分動画で数日かかってましたが、今は頑張れば数時間です
    音声データを別で最初に取ってから画像合わせるようにしたので
    声データ→画像データ入れて合わせる→テロップ→音楽という流れです
    クオリティ上げる場合は効果音と場面切替プチ動画なども入れますが
    今回は時間ないのと非公開資料ということでここは割愛

  8. 成果物品質=動画チェック
    複数PCや音声環境(イヤホン・PC・モニターそれぞれのスピーカー)
    による見え方や聞こえ方の違いを確認し問題なければ終わり

皆さんも興味あったらやってみるといいですよ
プロ目指すわけでもなく、素人のある程度レベルまででよければ
難しいことは本当に何もないです
1年前に何もできなかったこの私が
独学で普通にできるようになったのが何よりの証明です
今はYoutubeやUdemyで十分できるようになりますからね

時代と共に使うツールは刻々と変わりますが
伝えたいことがある、セルフプロデュースしたいという方なら
動画という選択肢をサクッと自分で使いこなせるように
しておくのは、少なくとも今なら損なさそうです

10ヶ月の学び

10ヶ月での学び、私には色々とありました
例えば、デザインスキルを整理していた方の研究結果を参考に
実際の仕事現場で求めるスキルの議論を人事部門としてみたり

Apple Vision Proを楽しみにしているとおり
空間デザインに興味があったのですが、まさにこれをテーマに
している方がいて、めちゃくちゃ興味深いと感じていたり

座学・講義の中でも最後の講義にあったデザイン評価の話は
実際の仕事でちょうど個人的テーマとして考え中だったことで
そこで整理していた結果と照合する良きツールになったりと
その他にもそれぞれの立場、環境の中でやれることをやっている

ビジネススクールで宿題に追われながら過ごす日々とは
また別の感覚の時間になっていたと感じています

この先のテーマ

継続してデザイン学校通うか否かは、自分の方向性・考え方と
学校の求めることが一致するかでこの後決めますが
(発表目指した研究は本来好きではない、
 生き残るための智識獲得として研究自体は好きだが)
デザインの学びや個人的テーマ研究はこれからも継続はします
考えているテーマは3つあります

1つ目は動画でも言った通りApple Vision Pro、つまり
空間コンピュータの世界を体験も含めて深く入っていくこと
このプロダクトに込められたサイドストーリーや技術要素
この空間で自分はどんなクリエイティブなことが出来るか
こういうことをシンプルにやっていきたいという話

2つ目は金になるかもしれないと思っている研究の話
なので、これは個人的にしかやらないでしょう
金になるかもしれない知識(智識)は、簡単に世には
出さないのが良いと考えてたりしますので
ワードだけ言うと
パーツとインタラクションによるデザイン
と言うところでしょうか
まぁ本当に金になるかどうかなんてわかりませんけどね w

3つ目はほぼデザインと関係ない話ですが
ボディメイクの話
要するに、だらしない身体を今年はなんとかするので
せっかくなら、それを無理矢理デザインと結びつけて
何か適当にまとめられないかと言う話です
(本音はこれ1本に集中したいくらい)

2つ目以外は、ほぼジャストアイデアで
なんら具体的に計画は立ててない話なので
数ヶ月したらまた変わるんだろうと思いますが
それはそれで良しとします

では、またいつかどこかで

以上です

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