学校に行きたくない!と、朝から急に泣かれた時の対応。
自閉症・ADHDの小3息子が、泣いて登校を嫌がったのは、入学して2回目。
その時の私の対応が、誰か困ってる方の参考になれば幸いです。
1.本当の理由を探る。
ある日の朝、突然また、「今日は持ち帰りの荷物が重いから、学校に行きたくない〜」と泣き始めました。
1回目のときは、「台風が怖いから、行きたくない。」発言から探っていったら…原因は、イジメでした。
きっと今回も、理由は「荷物が重たいから」ではないんだろうな…と瞬時に判断。
「学校で困ってることはない?」
「また叩いてくる子がいる?」
など、本心を聞き出していきます。
すると…
「怒って叩いてくる子がいて嫌だ…(泣)」
と、告白してくれました。
ここで、学校側に、「本人が、こう話しているので、お休みさせます」の一報を入れます。
(※この一報で、相手の子の名前も合わせてサクッと伝えておくのがオススメ!先生が、相手の子に話を聞いておいてくれるので、解決までが早いです。)
2.状況把握。
そこから、
・以前イジメてきた子なのか。
・クラスの子なのか。
・休み時間?授業中?
など、詳しい状況を、聞き出していきます。
説明が苦手な息子から情報を聞き出す際に、大事なこと。
「ひとつずつ」「細かく」
こちらが状況を理解できるパーツが揃うまで、根気強く、聞き出します。
今回の経緯は、『息子がお友達に何度も注意して、お友達が怒って叩いた』でした。
これで状況も分かったし、ふ〜、終わり〜…ではありません!
こんな絶好の学びの機会、逃しませんよ!!
3.ディスカッション
次に同じことを繰り返さないために、
・なぜ今回このような問題が生まれたのか。
・どのような行動が正解だったのか。
二人で話し合っていきます。
このように、今回は、どっちが正解?どのようにするのが正解だと思う?と、問題を解いていく感じで、話を進めていきました。
息子は、問題に対して、毎回すごく悩んでいました。そして、正解を聞いて、「へ〜そうなんだ〜!」と、初めて知った!みたいな反応。笑
今まで何度も、『注意は先生がするものだから、直接言わずに、先生に言おう』と通級で教わってきているのですが…息子とディスカッションしてみて、よく分かりました。
こんなふうに掘り下げないと、息子は、人との関わりについては根本的な理解が難しいんだなって。そして、教えてもらったときは覚えてるけど、お友達が間違ってる行動を見つけた瞬間、忘れて思わず言ってしまうんだろうなって。
きっと、これが、発達障害なんだろうなって、改めて感じました。
まとめ
息子は、通常級に通いながら、週に一度、通級に通う小学3年生です。誰も言わなければ発達障害だなんて気づかないレベルのグレーゾーン。
今は、学生だから、なにかトラブルがあっても、親や先生がサポートしてあげられる。この環境下で、今のうちにたくさん失敗を繰り返しながら、そこから最低限の世渡り術を学んでいってほしい。と、心から願って、今できることをコツコツと親子で歩んでいます。
まずは、子どもがSOS出したときに、全力でサポート!親は、子どもの絶対的な安全地帯でありたいですね(*^^*)♡
どなたかの参考になりましたら、幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m♡
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