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お仕事の悩み②~挫折を糧に生きるPart.1~

写真のような風景(場所は、知っている方は知っているかもです!)に対して、ドキドキするかしないかが気になります。私はこれから何か物語が始まるのではないかとドキドキして、その先のストーリーを勝手に妄想するタイプです。コソ泥・かけおち・夜の一人の世界など、1枚の絵や写真で世界観をつくっては胸の内に楽しみます。


前回の記事の続きです。

https://note.com/popontasan/n/nd91d5e5b8969

失敗談その①:夢見る少年じゃいられない談

新入社員1年目、「どんな風に働くんだろう」というキラキラ感を持って入社しました。当時の自身が持つ像は「少しずつできる仕事が増えて、1年後には仕事に慣れて2年後くらいに一人前になる。」これが当時の考えです。

しかし、1か月研修した後の5月から現場に配属されました。そこでは、鬼のように目まぐるしく回る現場と「営業」を常に迫られる緊張感のある現場でした。そこでかかわった上司は大きく2人です。

上司Ⅰ:新規営業の鬼。商談お持ち帰り許さないマン。

上司Ⅱ:既存営業のメンター。基本放置・放任マン。


そして一番のギャップは以下の2点でした。

①上司Ⅱは現場に来て、研修をしてくれる→そんなことなし。新卒2か月でも全ての業務を丸投げ、責任も自分で取る

②新規営業開始は半年後あたり、既存営業を中心とした業務→そんなことなし。現場配属1か月後には新規営業担当。少しでもうまくいかないと上司Ⅰに鬼詰めにあう。その難を逃れるためにズルを模索する。

現場を回しながら営業を行うマルチタスクを求められ、すべてをちゃんとしようとすると毎日5時間くらい残業したり早出したり。。。さらには休日出勤をしたり、家で休んでいても現場から連絡が来ると対応したりです。

他の現場の同僚を聞いても、「ここまで挑戦できるのうらやましい」「すごく期待されている証だよ」とのこと。基幹業務の定着やマインドセットなしで、同僚のその励ましで頑張れるのも数か月でしが。10月後半にはメンタルを壊して出社拒否気味になりました。

数か月後に勤務地を変えて、マインドリセットと業務定着を図る期間を設定されました。

当時を考えると、「自分のキャリアプラン」と「現場が求める能力」のずれが常に大きかったため、理不尽を大きく感じてしまいました。そして何をどうして頑張っているのかも分からないマインドなので、成長よりも精神疲弊を感じることが大きかったです。

まとめると、夢見る少年であればあるほど、現実とのギャップを受け入れられなかったり理不尽を感じてメンタルを壊したりします。現在は新卒社員のメンターや中途社員の業務指導に関わっている立ち位置ですが、「正直なところ」「この会社のこれは夢見ないほうがいい、むしろこう夢見たほうがいい」などを伝えることで、夢を減らすことで少しでも理不尽を減らす方向性を作っています。もちろんいいこととは思いませんが笑

1回メンタルを壊して4年たってもなお「とある一定ラインを超えると1日以上働けなくなる」状態が出てきます。ありきたりですが、何もないのに涙が出てきたら、そのことを抱えずに会社の人と話すことをお勧めします。

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