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22年前の映画「アメリ」

先日、漫画の感想を投稿した「うちらはマブダチ」の作者さん、やまもとりえさんがアメリ公開に先駆けてコメントされたというポストを見た。

アメリはわたしにとっても思い出の映画。

あれから22年も経ったなんて…。

当時、流行っていたのと、キービジュアルがかわいかったので、気になっていた。

全く内容が想像つかないフランス映画に尻込みしていたわたしは、まずは書籍を買って読んでみた。

読んだあと、絶対映像で観たい!そう思った。

結婚後地方住みだったわたしは、その頃次の転勤先が気軽に東京には帰ってこれない場所に決まった。

娘(当時は1人)を連れてしばらく実家に帰らせてもらい地元の友人に会ったり、東京を満喫させてもらった。

わたしが観たのは、渋谷だけでなく他の映画館でも公開を始めた頃だった。

その日は、娘を実家に預けて中学時代の友人と2人で映画に行った。
友人はアメリに興味があったわけではなかったけれど、快く付き合ってくれた。

とにかくストーリーも素敵で、なにもかもがオシャレでかわいかった。

映画を観たあと、せっせとパンフレット、ポスター、グッズを買い込むわたしを友人は不思議そうに見ていたのを覚えている。

なのに…なのに…あんなに気に入って買ったパンフレット。

この投稿をするために、必死にパンフレットを探したのだが、見つからない!

かろうじてグッズで買った、紅茶缶はあった!
キャラメルティーの茶葉が入っていたもので、22年の歳月でほどよく錆びついている。
リアルブロカント。

しばらく経ってDVDも購入した。
その時付いていたフィルムなのか、映画館でもらったものなのか記憶が定かではないが、とても素敵。

遠くへ転勤した後、この時買ったポスターをトイレに飾った。こんなやつ☟

長女に描いてもらいました。


この土地で次女を産み、トイレトレーニングをする頃もアメリはトイレにいた(子供にはさぞ怖かったろう…すまん。)次の引越し先では怖いから外して欲しいと言われて、泣く泣く捨ててしまったのだ。激しく後悔!

今、大人になった彼女たちは好きなものがわたしと同じに調教…じゃなかった成長して、もったいないと言われた。
だって君たちが怖いって言うからー!!!

DVDを再生する機器がもはやリビングにはなく不便なので、Netflixでもう一度鑑賞してみた。

やっぱり22年後の今観ても、色彩、インテリア雑貨、ファッション、ストーリー展開もいちいちオシャレ。

最初はアメリの周囲にいる人みんなが怖い表情をしているけど、アメリがふりまくスパイスで少しづつ表情がやわらかくなっていく様子を観て欲しい。

そして意地悪な人へのイタズラリベンジが秀逸。

映画に出てくるドワーフ人形が、小学生のわたしは大好きだった。

図書館に行くと「ノーム」という名前で絵本が何冊かある。
子供の頃、何度も同じ本を借りていた。

もう一度観て感じたのは、アメリって一人っ子気質をギュッと詰め込んだような描写だったんだなと。

わたし一人っ子なので。

自分だけの楽しみ方があり、自分だけの世界に没入する。

映画を観たことある方は書籍も読んでみて欲しい。
本当に些細なことだけれど、書籍じゃないとわからない細かい描写が書いてあるので、是非。

全国順次公開とあるが、わたしの地域で見れるのだろうか…。

またパンフレットをゲットしたい!
今度こそ大切に保管します!グッズもなにか販売されるか気になる!

アンテナを張っておかねば!

※11月18日追記
どうやらわたし地域では近くでやってないし上演期間短いし、行けそうにない!(泣)

パンフレットも新しくなってるみたいだし、行けたみなさんが羨ましい!

これからのみなさん、楽しんできてー♪



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