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ディズニー創立100周年・映画「ウォルト・ディズニーの約束」を観て

最後の映画はこちら。

2013年公開。
実は今回あらためてメリーポピンズシリーズを観るまで、この作品を知りませんでした。

2013年頃わたしは何をしていたんだろう?と思い返してみたら、長女の受験とか個人的にいろいろ大変だった時期だった。

笹食ってる…じゃなかった、映画観てる場合じゃねぇ…状態でした。

メリーポピンズ制作に20年もかかっていたこと。
こんなドラマが裏側にあったことなど、つゆ知らず。
今回観れてとても良かったです。

子供のころあれだけ映画を観ていたのに、原作を読んだ記憶がないんです。

内容が同じだと最初から思い込み手に取らなかったか、少し読んでみたけど、思っていたのとは違って途中で離脱したのか…。

この監督の解説がすごくわかりやすかったです。☟

わたしは1997年に新婚旅行でアメリカ西海岸ツアーに行ったのですが、人生最初で最後の海外旅行だと思って選んだツアーです。

LAで、あのHOLLYWOODサインを見て、バスの中からなぜかハリウッドセレブの豪邸を見て(ほぼ外壁)、サンタモニカの海岸を散歩。

映画の中で完成披露会をするチャイニーズシアターにも行ってましたが、誰の手型の写真も撮ってなかったアホです。(ビデオには残ってた。)

映画の中でパメラ・トラバースが泊まるビバリーヒルズホテルに泊まりました。
記念にカードキーをもらえたけれど、ホテル名が入ってないので、微妙です。☟

このあとはユニバーサルスタジオへ行き(後から調べたら、こことはいろいろあったのですね。)☟ディズニーランド

上の写真は、映画の中でウォルトが直々にパメラを迎えるシーンの場所ですね。

ディズニーランドホテルにも泊まりました。
久しぶりに見たら、意図せずディナーにちゃんとミッキーカラー着てた。☟

映画を観ながら、当時を振り返ることになろうとは思わなかったです。

実は熱烈なディズニーファンというわけではないので、この旅行と映画がリンクしたのは、本当に偶然でした。

余談ですが、この旅行で行った場所、ユニバーサルスタジオ、hard rockカフェ、今はないヴィーナスフォートが、この後すぐに日本にできて、損した気分になったのを思い出しました。

映画の話しに戻りましょう。

娘たちが楽しそうに読む本を映画にすると約束する父ウォルトの努力。

小さい頃の父の思い出を元に書いたメリーポピンズを映像化することに葛藤するパメラ・トラバース。

自分の過去と対峙しながら、作り上げる作品は、きっと周りが思っている以上に辛かったのではないかと思いました。

ウォルトのポジティブな表現で映画は完成し、完成披露直前に新作を描き始めているパメラのシーンでは、それ以前とは打って変わって、ピンクのワンピースを着ているシーンがあります。

次にチャイニーズシアターで完成披露上演を見て号泣するパメラのシーンもあるのですが、この2つのシーンでパメラの父親への心のわだかまりが浄化されたんだったらいいな…と思う最後でした。


原題が「SavingMr.Banks」ですからね。



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